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暴力の教義



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【この小説が収録されている参考書籍】
暴力の教義 (新潮文庫)

暴力の教義の評価: 3.60/5点 レビュー 5件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.60pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(4pt)

秋の夜長を楽しみました。

面白くはあるのですが、少々、長すぎるのでは?と感じました。でも、古い本をありがとうございました。
暴力の教義 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:暴力の教義 (新潮文庫)より
4102182314
No.2:
(4pt)

どこを切っても溢れ出す暴力の詩情。

その凝縮を感じるにもかかわらずやや物足りなくもあるのは、短いせいか、親子の情のベタさか。
暴力の教義 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:暴力の教義 (新潮文庫)より
4102182314
No.1:
(4pt)

己の存在を賭けた、父子の戦いには心が揺すられる。

1910年、メキシコ革命前夜、逮捕された犯罪常習者ローボーンと若き捜査官ルルドが国境危険地帯をたどる話である。
ここで、話のキーポイントを敢えて言ってしまえば、犯罪常習者ローボーンと捜査官ルルドは父子で幼い頃に別れていることである・・・ルルドはローボーンが父親であることを知ってはいるが、ローボーンはルルドが息子であることを知らないのだ。
いったい何時ローボーンがルルドを息子であることを知るのか、そのとき二人の運命はどうなるのだろうか・・・著者の記述は読む者の感情を沸き立てる。しかし、傑作「神は銃弾」、「音もなく少女は」などで知られる”暴力の詩人“テランの作品としてはサブ・プロットの記述が中途半端で甘く、過去の名作に比べると、やや読み応えに欠ける結末かな・・・。
とはいえ、激動の時代の絶望的な状況のなかで、それぞれ己の存在を賭けた父子の戦いには心を揺すぶられる。
暴力の教義 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:暴力の教義 (新潮文庫)より
4102182314

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