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64(ロクヨン)
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64(ロクヨン)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全416件 61~80 4/21ページ
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横山秀夫作品は全23だと思いますが、その中でも最長編だと思います。次作にも期待です。 | ||||
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速くて、とてもきれいでした。包装もきれいでした。 申し分ありません。 | ||||
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速くて、とてもきれいでした。包装もきれいでした。 申し分ありません。 | ||||
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上巻は臨場感があり、引き込まれましたが、下巻に入るあたりから、イライラしてきました。 組織、仕事にがんじがらめの中年男の内省、心理描写にイライラ~。 男社会ってバカじゃね? こんな内省するなら、ふだんから示してみせろ!と。 小説だから内省が描けるのですが、実際にこんな男の繊細な心理はなかなか知り得ないので、現実とのギャップになぜかイライラしました(笑) 男臭くて、男が嫌いになりそうです(笑) | ||||
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先日海外の賞を取りそう(残念ながら受賞ならず)とかってニュースを見てやっぱ読んでみるかと購入してみた。 横山秀夫さんに関しては以前「半落ち」を買った事があったのだが世間の評価ほど好きになれず、その後ドラマ化された他の作品なども見てみたが可も無く不可も無しという印象で、三作品くらいで偏った評価をしてしまい硬いテーマゆえ推理小説としてはそれほど面白くないみたいなレッテルを貼ってしまっていた。 そんな具合だったのでこの本も実は買うところまで行っても実は推理小説の面白さという点ではさほど期待はしておらず、海外で何がウケたのかくらいの興味しかなかった訳だが、これはいい意味で裏切られた。 ホント面白かったです。 まず誘拐事件の犯人、これが全く読めなかったんでここでまず感心してしまった。まあこの作品の一番の山場とは思うが。 それから狂言の方の犯人の執念が結実した点だが、ここが低い評価を付ける人の引っ掛かった所なようでそれはとてもよく解るのだが、あんな目に遭ってしまった人に残された人生を想像するにこれはあり得るかも知れないと思わせるモノが自分には感じられた。やはり人間何かしら生き甲斐というか糧と言うかそういう物が無ければ生きていけないだろう。で、このケースの場合没頭出来る何かがあるとすればアレしか無いのではと思えるのだ。実に途方もなくて非現実的な話ではあると思うが、物語を読んでる時はあまりそれを感じなかった。 あとはラストに関しても賛否が分かれているところかと思うのだが、色々な形(死別以外)で人を失くした人が読んだら…という事を読みながら考えていたのだけど、もしそういう人が居たならその人にとっては一番励みになるような結末だと思った。だから私はこれで悪くないと思う。 また前半部が退屈という意見もまあそう感じる向きも少なくないだろうとは思うが、マスコミにも警察にもどちらかと言えば懐疑的である人間からすると実に考えさせられる描写が多く単なる娯楽作の枠に収まらない重厚さ、横山秀夫の作風に今更ながら唸らされる思いだった。 NHKでドラマ化した際、大評判だったのを覚えている。冒頭にも書いたように作者自体に興味が無かったので当然スルーしていたのだが読後の今は当然見てみたいと思っている。 | ||||
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警察小説が好きで、横山秀夫さんの作品もよく読んできましたが、 間違いなくこれが最高傑作だと思います。 横山さんの出身地である群馬県警がモチーフのD県警が舞台。 報道発表を担当する「広報官」という職につく幹部警察官・三上が、 警察の立場と、より広い情報の開示を求めるメディア側との板挟みになる、 というストーリーが一つの軸。 もう一つの、そしてより大きな軸が、かつてD県で起きた未解決の幼女誘拐事件。 天皇崩御によりわずか1週間で幕を閉じた昭和64年に起きたことから 「ロクヨン」との符号で呼ばれるこの事件をめぐり、 いままで隠されてきた警察内部の汚点も明らかになります。 ストーリーは「記者クラブとの衝突」から「ロクヨン謎解き」へと進んでいくのですが、 全体を通して貫かれているのが「対立」の構図です。 主人公・三上の役職は、警察小説の主人公としては少し珍しい「広報官」。 この「広報官」という立場は、公正な警察をアピールするという立場から 現場の警察官が明らかにしたがらない捜査情報を、メディア側に提供する役目をもっています。 この「矛盾した立場」にあるともいえる三上の目を通して、 「警察とメディア」の対立、「事件捜査を担当する刑事部と、バックオフィスを担う総務部との対立」、 「地方組織であるD県警と、中央組織である警察庁の対立」など 様々な対立構造を複雑に絡ませ、重厚な物語に仕上げています。 私は映画版も見ましたが、内容が重厚なので、やや駆け足で全体像を描いている感じがしました。 小説版は、警察機構の説明にも時間を割いているので、事件の背景も理解しやすいと思います。 満足間違いなしの作品。じっくり、どっぷりと読み切ることをおすすめいたします。 | ||||
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本書を読み終わって、まず、これまでネタバレを見ていなかったことに感謝した。それほど終盤の展開は意外でスリルがあった。 肝心な件が全く進展しなかったことには、たしかに不満が残らなくもない。しかし、雨宮さんと刑事達の14年間の思いを知っただけでも、読んだ価値があったと思える作品だった。 | ||||
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久しぶりに横山氏の作品を読みましたが、読みごたえという意味で他とは一線を画す上手さですね。最後の大団円とそこにたどり着くまでの伏線の構成にはうなる他ありません。解決するものもあれば解決しないものもあって、完全にハッピーエンドでないところもいい。いろいろな人が、いろいろなものを抱えつつ、一瞬、この事件で交差した。そしてまたバラバラになって、日常の自分の課題に向き合っていく。そういう一瞬の積み重ねでできている人生の中で、自分自身を見つけていく登場人物たち。だからこそどこにでもいそうな人たちに思えるし、自分自身にも投影して考えられる。とびっきりのエンターテイメントであるとともに、自分を振り返る刺激としても面白い本でした。 | ||||
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ものすごく期待させる!このあと何が起きるんだろうとワクワクしながらページをめくれます。 | ||||
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最後は忙しかったかなあと思います。伏線の回収が。良かったーとは思えない感じです。 | ||||
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読みはじめて感じたことは、重い。 とにかく重いし難しいし長いし、いつ話が進むんだとブツブツ言いながら読んでました(笑) 私は普段小説を読まない、読んでも恋愛小説だし、漫画や映画の方が好きです。ミステリーやサスペンスで唯一読んだと言えるのは、東野圭吾のマスカレードホテルくらいです。こんな重い小説があるのかと。正直くどい、と挫けそうになりました。 ところが少しずつ話が進みだすと、それまでの重くくどかった文章たちが甦り、登場人物の表情や息遣いが聞こえてくるかのようにリアルに感じてきます。 くどいなんていってごめんなさい。 凄すぎます。 ぼんやりとしか見えなかった輪郭が浮き彫りになってくるにつれて、物語のスピードが増し、自分の鼓動が激しくなり、早く、早くとページをめくる指が落ち着かなくなる。 最後の一文を読み終えると、物凄い達成感と爽快感と、終わってしまった喪失感で胸がいっぱいになりました。その晩は夢にも見ました。(笑) 警務と刑事、マスコミと警察、親と子、それぞれの正義や悪が入り交じり、それぞれの叫びが頭のなかいっぱいに響いてきました。本当に凄い小説です。私の表現力がもっとあれば、と思うのですが、みなさんのレビューで充分ですね(笑) とにかく読んでほしい。小説ってこんなに充実した時が過ごせるのだと、改めて本の素晴らしさを気付かせてくれた一冊です。横山秀夫さんに感謝します。 今日本屋で、影の季節を買ってきました。きっとまた、私をわくわくさせてくれるのだと思います。 | ||||
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傑作です。いわゆる警察小説に含まれますが、組織論や働き方についてより多くの示唆を与えると思います。 前半2/3は巨大組織の人事やマスコミの報道規制問題、家庭内での軋轢などに主人公がひたすら翻弄され、摩耗していく様子がひたすら描かれます。ただこのような苦しいシーンが400ページも続くのに読ませる作者の力量はさすがです。 残り1/3は怒涛の展開。ここまでの話が序章に過ぎなかったことが分かります。、登場人物たちの鬱憤も一気に吐き出され、読んでいて気持ちがいいです。主人公が自分の仕事の本文に気づく描写が好きです。 | ||||
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映画紹介が気になり、読んでみました。 中だるみも少々あり、眠くなることもありましたが、 6~7割に差し掛かってからは猛烈な勢いで引き込まれました。 ところが、、 読み終えた瞬間、え?映画のように上下に分かれているの? と、調べましたが、文庫だけ上下に分かれているだけで 単行本は完結のようです。 絶句・・・ あとは読者のご想像にお任せします。なんですね。。。 え、あの人はどうなったの?結局犯人はどうなったの?とか、 全てが曖昧です。ひどい・・・ アメリカ映画のように次作へひっぱる予定でしょうか。 実話を元にしているとのこと、ここまでが限界だったのでしょうか。 やりっぱなし感が悲しいです。続編があることを期待しています。 | ||||
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警察組織の人間模様の機微が詳細に描かれていて とても勉強になった。 ただ、登場人物の心象風景の描写がややピントずれしているところがあり、 展開も遅く、もっとコンパクトにまとめられたのではないかと思った。 最後は予想を裏切る結末で、十分に迫力があったが、 本作のもう一つの幹である失踪したあゆみの結末に大いに不満を持った。 | ||||
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警察組織の人間模様の機微が詳細に描かれていて とても勉強になった。 ただ、登場人物の心象風景の描写がややピントずれしているところがあり、 展開も遅く、もっとコンパクトにまとめられたのではないかと思った。 最後は予想を裏切る結末で、十分に迫力があったが、 本作のもう一つの幹である失踪したあゆみの結末に大いに不満を持った。 | ||||
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おもしろかった。家庭内の問題、望んでいない部署での仕事の葛藤にあいながらも、問題を解決していくのに拍手をおくりたくなりました。 | ||||
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読み終えてここのレビューを見ました。 おおよそ高い点をつけている方々のおっしゃるとおりで、警察小説ですね。 政治とかメンツとか体裁とか、上とか下とか、中央と地方だとか、そこに縛られる男たちの物語、って感じですね。 サラリーマンで10年やってきた今の私にはよくわかりますが、学生とかのほほんと働けてる?人たちにはあまりわからない感触かもしれないですね。自分のシマやカイシャを守るというところが入ってこないと思う。 | ||||
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緻密な描写、特に登場人物の心理描写や細かな背景設定に辟易して 途中かなり中弛みしましたが、最後は圧巻でした。そのつまらない 伏線部分がすべてつながるのです。 後半の「ホシは『サトウ』を名乗り、現金二千万円を要求しています」 から物語りが急激に動き出し、スピード感あるままラストを迎えます。 予想だにしない展開の中、オタクレベルの細かい伏線が最後1つに つながったとき、見事な脱力感につつまれました。 偉大な作品を読み終えた後の、不思議な脱力感でした。 凄い本でした。この後映画を見ることにします。 主人公の三上は佐藤浩市にぴったりです。 ちなみにNHKのドラマの方はいまいちでした。 | ||||
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映画も見ましたが、なかなか面白かったですね。映画のほうが最後のモヤモヤがフットンダ感じですね。 この作者の作品は初めて読みましたが、なかなか面白く、くせになりそうです。 | ||||
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映画化されたとのことで読みました。 面白い!一気読みでした。 個人的には、映画を観る前に読むのがオススメです。 | ||||
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