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海賊とよばれた男
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海賊とよばれた男の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.26pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1156件 841~860 43/58ページ
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どんな権力に対しても曲がったことは許さない。出光興産の創業者の自伝的小説である。 戦後の焼け野原。全く仕事が無くなった状況においても誰ひとり首にすることがなかった。仕事が無いからといって、家族は首になどしない。その創業者の想いに応えるべく、全社員が一丸となって困難に立ち向かっていく。 困難に襲われ、なんとか乗り越える。ー(A) 困難に襲われ、なんとか乗り越える。ー(B) 困難に…を繰り返す。 もちろん、ただただ繰り返すのではなく、困難(B)を乗り越えることが出来たのは困難(A)に対峙した社員の働きが素晴らしかったからだという風に展開していくのだが…。 上下巻はいささか冗長。もっとコンパクトにまとめてあれば☆5つでしょうか。 しかしながら、得られる哲学は素晴らしい。 人の幸せを願い、その為ならば利益すら放棄する。会社が持つもっとも大切な財産は人である。 当たり前であるこの事を再認識させられる良書でした。 会社が存続する目的は人々の幸せの為であり、利益はそのサービスを継続する為の条件に過ぎない。 | ||||
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久しぶりに読み応えのある本でした!感動です!一気に読みました! | ||||
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大変良かった、さすが本屋大賞を受賞された本です、 少しでも、国岡さんの様な生き方ができるようにしたい。 | ||||
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久しぶりに読み応えのある本でした!一気に読みました!感動巨編です | ||||
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歴史小説でもあり、日本式の経営学を学べる書でもあり、読後の満足度が高い1冊でした。 出光にこんな歴史があったとは知らず、驚きました。 また、かつての戦争の背景にあった、各国の駆け引きや、石油業界の常識なども勉強になりました。 資源をさほど持たない今後の日本について考える上でも、参考になる本だと思います。 | ||||
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話題の本屋大賞受賞作 半ばミーハー気分で買いましたが、「まぁーわるくはないかな?」といった感想を得ました。 この作品の売りはとにかく「熱い」一面を強調していることのように感じました 戦後の不況期、敗戦の虚脱感と明日への絶望感に負けることなく仕事に打ち込む従業員 GHQ統治下においても影響力を保ち続けている派閥・官僚組織 国益を第一にその派閥体制と奮闘し続ける主人公 この三者が入り乱れる物語は事実熱さを感じさせるものに仕上がっていると思う しかし、そこ以外には何も感じられなかったのもまた事実 NHKの戦後ドキュメンタリーを一度でも拝見したことのある人ならばご存知だと思うが、(現代においても)裏舞台は表舞台よりも複雑なのが人であったり、社会だと思う 大戦後の社会をどうするかで既に連合国側では米ソの陣取り合戦は始まっていたとも言われているし その中で日本を非軍事化しつつも、完全に骨抜きにはしたくない(という思惑がアメリカにはあったと言われている) 従業員にしても一人の人間である以上、その中ではもっと複雑な心理が展開されてもいいはずに思えてしまう そういう要素はこの作品では一切描かれておらず、とにかく体制と戦い困難な事業を成し遂げて行く姿が描かれているのみである 就職活動をしたことのある人ならば、一度は企業紹介のVTR(営業課の社員が「顧客のために」をスローガンに仕事をして行く姿)であったり、企業パンフレットを目にしたことがあると思う この作品はいい意味でも悪い意味でもあのノリに近いものがあると思う。徹底した熱意アピールの文と呼べる ただ、それ以上のものは何もない 料理で言えば最初から最後までずっと味の濃いものばかりが続くコースに近い 最初は面白くとも、上巻の四分の一を過ぎた辺りから展開が読める、またそもそも文体に飽きる などか原因で面白みが急激になくなって行くのを感じた 皆さんが読むとして、自分がその場にいたら 「まぁー中古でならいいんじゃない?名作ではないと思うけど...」と感想を述べている姿がイメージできるので、中間の三つ星評価をさせてもらった | ||||
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石油とは、戦略物資である。平成の今だって同じ。戦争のころはもっと切実な事実だったろう。3.11で原発の危険さがクローズアップされた今こそ、エネルギーを見直すよい時期だ。 太陽光、地熱とか言ってみても、けっきょく主力は石油、LNG、シェールと化石燃料が主力。 日本はジャパンプレミアムと呼ばれる、高額な石油価格、ガス価格を支払い続けている。 つまり外国資本の利益になるように、輸出専用高額な代金を支払い続けていて、電力やガスの料金を通じて国益がしぼりとられているんだ。 そんな危険を大東亜戦争前から予知し、資源メジャーと外国政府、そして日本の政府や官僚のうち外国の代理人たる者たち、外国資本に占領され続けている外国系日本の石油会社と、火花を飛ばすような競りあいをしながら、日本の旗をはためかせる民族企業として、国民への貢献を目指してきたのが、文中では国岡商店(出光興産)である。 読みすすむにつれ、安易な道は隷属への道につながっていることがよくわかる。 経済・商業の分野で知略・謀略の渦巻く国際資源、その代表が石油だ。 私たちはこの資源戦争から逃れることはできず、どの立場で参加するか、しかない。 日章丸が、各国の謀略を切り抜けて、民族国家イランに初到着、そして積荷満載で帰国するまでの、各員の活躍に胸がおどり涙する。徳山製油所の新設でも同じだ。 日本の誇り、産業人の誇り、勇気と智謀と決断を、ここまで読ませる小説は稀なもの。 今の日本にこそ、必要。勇気に着火せしめる一冊。 本屋大賞というのも納得。 読むべし、涙すべし、そして勇気を胸にすすむべし。 | ||||
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とにかく、出光左三という男の骨太さが印象的だった。 だが、20世紀という時代、世界がどれほど石油に 右往左往していたのかが、よくわかったところが、 なんとも有難かった。 それとともに、行政、政治も、 結局は、誰かの利益のために動いているのだ、 ということが見えて、これも面白かった。 同時期に、読んだ 『気骨 経営者土光敏夫の闘い』といい、 『天佑なり 高橋是清・百年前の日本国債』といい、 目的の射程の長い「ぶれない男」は魅力的だ。 | ||||
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最近、経済小説を読んでいなかったのでおもしろかった。小説をとおして当時の世相文化などがわかり、歴史の勉強にもなりました。 | ||||
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私にとっては久しぶりに読む経済小説です。それゆえ、面白味を感じました。 | ||||
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時代拝啓、そして出光興産の出で立ちなど読む価値はあると思います。 | ||||
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読み応えのある小説でした。ノンフィクションでありながら、冒険小説、ミステリー小説のような面白さと、随所に感動の涙を誘う聞きしに勝る好読み物です。 | ||||
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読み応えのある小説でした。ノンフィクションでありながら、冒険小説、ミステリー小説のような面白さと、随所に感動の涙を誘う聞きしに勝る好読み物です。 | ||||
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史実をもとに書かれた作品が好きで購入、日本の歴史を再確認で来ました。ただ、やはり戦争は・・・・・しちゃいかん!! | ||||
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資本主義的生産システムから距離をおいた社長さんで特別(特殊)な愛すべき御仁である。 | ||||
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人に歴史あり!!! 日本人の魂!!! 永遠に語りつぐ読み続けるべき本 作者に 読者にすべてにありがとう!!! | ||||
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人の歴史物語でスピードのある展開の面白さはありました。いまいちと思ったのは、鐵造の人物像をもっときめ細かく書いて欲しかったと思いました。それと、出光の素晴らしい文字の 表記がなかったことが寂しかったです。私は、12歳の時あの文字に出会って感動しました。 | ||||
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戦後68年今ある日本は出光左三さんのお陰 日本にこの人がいたからこそ!!! | ||||
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とにかく読みやすくて、とにかく面白かったです。ひさびさのヒット小説! ヒットメーカーって、すごいです。 | ||||
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題名からすると、諸外国と時空間でのせめぎ合いのストーリーかなと思っていましたが、中身は全く違いました。 戦前・前後から真に日本の独立を考え、人間尊重という経営をされてきた、先人のすさまじいまでの生き方を見せつけられました。 『赤字だからリストラ』という風潮が当たり前の日本において、すごい方でした。 グローバル経済と言われながら、世界の動きから現状を理解・予測し、自社の経営の進む方向を決ている企業経営者はどれほど居るのだろうか? 世界の中の日本 使い古された言葉ですが、その考え方が少し理解できる書籍でもありました。 | ||||
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