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狼の血
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狼の血の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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ストレスを抱えたサラリーマンが銃を手にしたら…という物語。 細かなエピソードを丁寧に繋いでいき、ラストシーンで主人公山本甲介が一気に語る台詞の破壊力が読者の心に突き刺さる。 誰でも楽しめるが、やはりこの物語は爆発しそうなストレスを抱えた人の為にあると思う。 狼の血というタイトルも深い。 主人公が銃のお陰で狼になった話ならよくあるが、銃をきっかけに自分が狼だと気付いてしまった話はこの作品だけだろう。その差がストーリーを静かに残酷に傾かせる。 徹底的に主人公の内面が書かれているからこそ感じられるこの暗さと激しさは小説だからこそ表現出来たと思う。 気になったら是非読んで欲しい。 読み終わって作品の良さがわかった貴方にもきっと狼の血が流れている。 | ||||
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一丁の拳銃を手に入れた男の物語。 鳴海章の作品は二冊ばかり読んだことがあったけど、花村萬月になりたいのになりきれない、というイメージだった。 この作品では花村萬月にはまだまだなれないけれど、結構いい線までいっている、という感じだ。 花村萬月『鬱』、大藪春彦初期短編が好きな人にそっと薦めたい作品。 | ||||
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712ページもあるがけっこう面白かった。最初のイタ電のつかみが良かった。最初の半分ぐらいは★4。人を殺しだす後の半分は★3。ゴキブリの足を蕎麦に入れる店員とかありえんだろ。主人公が喧嘩弱すぎ。いいとこもけっこうあるので意外と面白い。ただ女が読んでも面白くないと思う。 | ||||
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ブックカバーの概要から興味を持ち購入。 かなりの長編な為、期待大であったが、冒頭からストーリー展開から、かけ離れた ような描写があまりにも多く、要点が定まりきれていないのに行き当たりばったり で取って付けたのごとく必要の無い文章を長々と書いてあるので、まるで読む気に なれず、要点だけ飛ばして読んだ所720頁もある小説であるにも係らず、一時間 掛からずで読み終えてしまった。 ストーリーを書いているときに実在しない場面を作者が想像したときに本来どうでも いいような事柄をクローズアップさせすぎなのな感あり。 残念だが、作者の他作品に今後手をだすつもりはない。 | ||||
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にはなる。前半は冗長。濡れ場シーンはセンスがなく、無いほうが良い。 駄目社員のはずの主人公がモテ過ぎる違和感を与えてまで書く意図がわからない。 後半からはそれなりに面白かった。ストーリー自体は予定調和で最後の 捻りの無さも残念だった。 が、駄目社員が拳銃を持ち自由になっていく様はある種の羨ましさを感じた。 「やったら楽しいだろうが、実行できないこと」を擬似的に楽しむような感触 は悪くないがそれならもっと暴走した方が良かった気がする | ||||
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