中継刑事 捜査五係申し送りファイル
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「正義の味方をするほど給料は貰ってない」そう言いながらも不器用に信念を貫こうとする主人公。 今までの作品同様緻密に書き込まれた描写はどこまでもリアルで、「こういう店は実際にあるかもしれない」「こういう人物は探せばいるよな」 と思わせる。 特に警察組織の描写は警察官が書いてるんじゃないかと疑いたくなる位リアルだ。 ネタバレになるので内容については詳しく書かないが、今作にはTwitterやAKBのヒット曲など手の届く範囲にあるキーワードが自然に散りばめられている。 2013年の今、実際に起きても不思議じゃない小さな事件からリアリティを失わず物語は一気に加速していく。 主人公の荻生は強くてかっこいいヒーローではない。意地悪な言い方をすれば冴えなくて地味でくたびれた中年だ。 でも刑事にとって本当に必要なのは逮捕術でも推理力でもましてや射撃の腕でもない。そう思えるのが今作の一番の魅力だと思う。 今作を読み終えたら今作で活躍した人物が登場している「ニューナンブ」「街角の犬」「えれじい」の愛崎署三部作も是非。 | ||||
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