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(短編集)
ビタミンF
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ビタミンFの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.99pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全148件 1~20 1/8ページ
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疾走は心に響く作品だったので、期待して読んだのですが…同じ人の作品とは思えない仕上がり。ホテルから17年後に当時の手紙が届くサービスなんて現実味が無いし、そんな嘘くさいエピソード満載で感情移入できなかった。 | ||||
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何せ古い本なので、ハードカバーの単行本(新品)があったので良かったです。古い商品なので若干焼けがありましたが問題はありません。重たいハードカバーの本だからこそ最後まで読むぞって気になりました。 | ||||
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私自身、Amazonのレビューを見て購読。いくつかのそれぞれのストーリーが展開され、各々ビタミンの様に身体に染み渡る内容になっている。ただひと昔前の作品ということと、ギャルの言葉遣いがいささかわざとらしく、個人的にそれが妙に引っ掛かってしまった。泣きはしなかったかな。 | ||||
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別の読者が「全く泣けない」という最低の評価をしているが、私は逆に、この著者特有の安っぽいお涙頂戴のない好著であると感じた。 短編故に、それが出る間もなかったのかもしれない。 | ||||
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いい作品です。何度も読みたい。 | ||||
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『ビタミンf』は、重松清の名短編集。 中に収められている『せっちゃん』、心揺さぶられます。 | ||||
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いろんな家族があり、夫婦間のことや、親子間のことをさまざまなストーリーで描かれていて、あっという間に読んでしまいました。 | ||||
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相当に売れてゐるベストセラー作家の直木賞作品であります。帯に「涙腺100%崩壊!」とあるものの、私にはそれ程の感銘とは行かず過ぎてしまひました。丁寧な行き届いた文章はあったと思ひます。それでも、大団円はなく一歩か二歩の前進で心が少し落ち着いて集結の形を示すのです。 うまく余韻を感じる形でまとめて置かうといふ作為(?)を私は何となく感じてしまひました。話が出来過ぎてゐます。例へば、苛められてゐる「セッちゃん」の話では、架空の「セッちゃん」の話に一区切りついてタイミングよく流し雛の存在が現れて川に流されます。よくなって行くのだらう今後への余韻でエンド。ストーリーはいいにしても、その娘さんは生徒会長になりながら苛めとして運動会の創作ダンスの所で振り付けの変更を一人だけ教へられないまま本番当日になるだらうか?ちょっと考へにくい違和感があります。 又、「かさぶたまぶた」では優等生の娘は難関私立中学の合格後のタイミングでの事件です。聾学校との交流会で躓き、隘路に陥って自画像が描けなかったのが土壇場ギリギリ卒業直前の一日で何とか落ち着いて行く。恰好のいい物語かな。さらけ出してはゐるが、傷は浅く終る。残酷とまでは言へない仮構世界のやうな現実展開。冷静といふかクールといふか、悲しみを深く共有してない不覚な人生のやうな氣がしました。 本篇作品に流れてゐるものは、高度成長の遠景、上京の身の上、ニュータウン住まひ、三十代から四十代の家族と夫婦、仮面ライダーやサザンオールスターズといふ流行りものの記憶、どれも作者に近い属性にあるものイメージ風景の数々。これらに近しい同世代の人々への地道なメッセージと言ふ事か。私は筆者とは二歳違ひの同世代。かなり分かるのであるが、私とは違ふ普通に家族を持った人の振り返り小説なのかな。苦悩、苛立ちは分からないでもなく状況を分かってくれてちょっと前向きに頑張ってみようといふオロナミンCのやうな清涼飲料水かも知れない。もっと筆者の別の作品を読んでみたい氣分てあります。 | ||||
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特に大きな出来事が起こるわけで はないので、自分と重ね合わせることが容易でした。週末は久しぶりに妻と話し合ってみようかな。 | ||||
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いい年のおっさん。 今の自分に必要だったものが物語の中にあった。 たまたまの出会いに感謝。 | ||||
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子どもの教育に悩む父親たちの短編集。 30代や40代で思春期に差し掛かる子どもがいる人にはおそらく共通の、誰もが抱く悩みで他人ごとの気がしなかった。 それぞれのエピソードは短く読みやすいが、多少解決するだけで根本的な解決にはなっていないのでスッキリはしない。 それでもなんとなく、悩める世の大人たちには読む価値があるような、そんな作品だった。 | ||||
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本屋でアラフォー男性が泣ける本とポップがあったので 買ってみたが、どの物語も自分よがりの勝手な男たちが出てきて泣けるどころか胸クソ悪かった。 この方の本はもう二度と買わない。 最後の1編だけは考えさせる部分もあったのでかろうじて星2。 | ||||
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主人公たちと同年代で、なつかしく読みました。 各々の物語の結末も自然で、共感しました。 たぶん、この本を読むのは2度目ですが、何度読んでも、じーんわりときます。 | ||||
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40、50代 誰でも通りすぎる地点 何か考えさせられますね。 | ||||
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30代後半お疲れ気味の男性が主役の7編からかる短編集。 父親であり、夫であり、息子である彼らは、迷いの真っ只中。この年代を経験済みの自分としては、切なくもあり、共感するところ大である。 自慢の娘がいじめの標的になって「セッちゃん」、夫婦の危機の中の家族旅行「なぎさホテルにて」、母に捨てられた老齢の父の思い「母帰る」など。 「なぎさホテルにて」では、さしたる理由もなく妻を疎ましく思い始めた夫は、17年前の学生時代、恋人と泊まった思い出のホテルで、”もしも”を考えてしまう。こういう、女性に理解できない男のいじましさは、良〜く分かる。【直木賞】 | ||||
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ジェンダーレスの時代に「男性は・・・。」と言ってはいけないのでしょうが、どの37歳のお父さんもジメジメした思考の持ち主で、こんな風に思うのかな?という気持ちが先立って、物語を楽しめませんでした。 感傷的すぎて個人的には好みません。 ただ、「かさぶたまぶた」は読んでいてこちらがイライラしてくる父親像があり、終盤まさに家族がそう感じていたというシーンとなりました。感じていたイライラは正しかったのだと、妙に納得しました。そういう意味では表現が上手く、皆さんに評価される理由なのかなと思います。 | ||||
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どこにでも起こりそうで、ありそうな、家族の物語を、何気なく読み手の心を揺さぶる、直木賞作品。 | ||||
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一冊に短編がいくつか入った作品だったがイマイチだった。 | ||||
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こう言うのを、お金の無駄遣いと言うのだろうなというくらい、はっきりいってつまらない!どこも泣けない! それどころかこの本はそもそも何が言いたいのかさえ伝わらない!何も響くものがない! はっきりいってお金の無駄遣いでしかない!全くおすすめではない!! これで良く直木賞取ったな!と言う感じ! 最低!読む価値無し! | ||||
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評判が良い作品なので読んでみた。 収められている7篇のいずれもが都会に住む平凡な会社員の家庭を描いている(最後の1篇はちょっと違って会社員の実家が舞台になっている)。そのような家族の自分たちも気が付いていない弱いところや綻びをキュッキュッと突いている。あくまでもキュッと突くだけで致命傷は負わせない。平凡な会社員の家庭は崩壊することはなく、明日からも一見これまでと同じように続いて行く。 文章は平易で、物語は時間を追って進み、一ひねりした構成もない。テレビのホームドラマのようだ。 好みの問題を言えば、健全過ぎて少し物足りなかった。素材はとても良いと思うのだが、もう少しの詩と微量の毒を加えて、隠し味をなにか工夫して味に深みを出せばもっと良い味の小説になると思った。 要するに現在のわたしはビタミンFを服用する必要がなかった、ということなのかもしれない。 | ||||
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