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(短編集)
ビタミンF
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ビタミンFの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.99pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全17件 1~17 1/1ページ
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疾走は心に響く作品だったので、期待して読んだのですが…同じ人の作品とは思えない仕上がり。ホテルから17年後に当時の手紙が届くサービスなんて現実味が無いし、そんな嘘くさいエピソード満載で感情移入できなかった。 | ||||
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本屋でアラフォー男性が泣ける本とポップがあったので 買ってみたが、どの物語も自分よがりの勝手な男たちが出てきて泣けるどころか胸クソ悪かった。 この方の本はもう二度と買わない。 最後の1編だけは考えさせる部分もあったのでかろうじて星2。 | ||||
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こう言うのを、お金の無駄遣いと言うのだろうなというくらい、はっきりいってつまらない!どこも泣けない! それどころかこの本はそもそも何が言いたいのかさえ伝わらない!何も響くものがない! はっきりいってお金の無駄遣いでしかない!全くおすすめではない!! これで良く直木賞取ったな!と言う感じ! 最低!読む価値無し! | ||||
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いじめを題材とした短編が何本かあり、いじめられた経験のある私はフラッシュバックが起こり、最後まで読めませんでした。 解決のない話で、しんどかった。 | ||||
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書店で「泣ける短編…云々」というポップに目が止まり手に取り、パラッと捲ると最初の頁に出てくる、仮面ライダー云々…のくだりに惹かれて購入。主人公は自分と同じ仮面ライダーを観て育った世代らしい。 新幹線の中で最初の一編を読んだ。 結末が何だか物足りなかったのが正直な感想で、それ以降その次の話はまだ読んでないし、読みたいと思わせてくれなかった。 父親である立場の人は、自分の家庭と重ねてどこか共感を得るのかもしれないが、独り身の自分にはイマイチ面白いと思えなかった。少数派の感想です、悪しからず。 | ||||
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どんな子供も心の底では親のことを想っている。 親と子供は仲良くするのが正しい姿である キッカケも原因も理由もなく、この2つは描かれる。 この本の世界観では、それが疑問の余地のない前提になっているということだ。 僕は心の底から親を嫌っている子供もいると思うし、必ずしも親と子供は仲良くしているのがあるべき姿だとは思わない。 また重松清が子供の代弁者のように出てきた時、とうの子供だったぼくは 新聞で連載されていた「ナイフ」と、読書感想文の課題図書だったこの本を読んで、彼の描く子供が、自分や自分の周りの実際の子供とは全く違うと、彼は子供のことをまったく理解できていないと感じた。 以上2つの理由から、この本に書かれていることはただのウソだと考える。 もしこのウソを読むことに何か意味があるとしたら、それは現実からの逃避くらいだろう。 しかし、本書は批判されるべきだ。 人を愛しきれない苦しみ、心に抱えた憎しみなど、表に出すことが許されない感情を持ち、苦しんでいる人間が多くいる世の中で、その苦しみを助長するような本書は最もタチの悪いタイプの偽善だから。 | ||||
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短編集。何だか日本のテレビドラマにありそうな設定だらけでした。 けれど、そこは小説。何だかんだで「読まないよりは良かった」と 思わせてくれるような箇所、表現、描写があるにはあります。 でも、やっぱり積極的に読むべきと人に薦められるような深さがないかな。 | ||||
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社会人になりたてで、未婚ということもあり、私にはあまり共感できませんでした。 父親目線で感傷的な内容が多く、明るい方へスポットをあてた作風にしてもいいんじゃないの?と思いました。 途中から性的な描写も織り交ぜられ、「そうか、そうか。」ってなりました。 | ||||
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面白い場面はいくつかあったが『今どきの中高生』を書きたかったのだろうがいまいち分かっていないようなところがある。 | ||||
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『セッちゃん』は途中でわかってしまって以降が失速気味なものの 印象に残った話で良かったと思う。 ただ残りの話に性がどうのこうのと描写があったり、 それが変に生々しかったりして気分が悪くなった。 私は村上春樹とか村上龍の性描写でもさほど気にならずに読み進めたが 重松清のは何か受け付かなかった。 この小説を読んで何が残ったのかと挙げるなら この本を読んでから小説を選ぶ時にすごく慎重になった。 少なくとも重松清の本をまた読むならば、重松清独特の性描写がないと確認が出来た上で読むだろう。 生々しい性の表現にこそ芸術性を感じるとか、こういう生々しい性まで書いてこそ文学、という感性のない人、 読書の時間をさわやかであったり、ゆったりと過ごしたいと思っている人には向かないような気がします。 | ||||
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面白くなかったとは言わないが、押しなべて「おやじの自己中毒で周囲を振り回してる」印象が強い。 いい歳の大人が「もしもあの時あっちを選べば」的後悔や郷愁みたいな事には共感できないタチで、いい大人ってのは、それを自分で消化するモノだと思っているので。 「セッちゃん」の加奈子の描写だけは感じいりました。中学生のプライドをかけた精一杯の虚勢が伝わってきました。 | ||||
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偶々、直木賞の本でも読んで大人文学の仲間入りでもするかと 手にとったこの本でしたが、結果はだから何?って感じでした。 ステレオタイプの登場人物たちのどっきりしないドキドキしない つまらない話が綴られているという印象でした。 これ以来、自然と○○賞物は避けてしまいます。 ただ子育てに悩み、疲れたお父さんにはお勧めでしょうかね。 | ||||
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30代後半の男性を主人公に据えた短編集。「自分の人生はこんなものなのか」と思い悩んで妻に辛く当たる夫や、息子との距離の取り方がわからず、「もっと強い息子が良かった」と考える父親などが出てくる。 少なくとも、30代中盤〜後半の僕の友人たちは、こんなにつまらない人物ではない。30代後半の男性にありそうな要素をかき集めて、結局、どこにもいないうすっぺらな人物を作り上げてしまった印象だ。こういうのを、ステレオタイプというのだろう。 なぜこの作品が直木賞を獲ったのか謎である。 | ||||
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ごく普通の人の、ありがちな風景を切り取った日常・・・ そんな感じの短編集でした。 それほど、ドキドキ感もなく 何かに感動する・・・・といった作品ではありませんでした。 一つ一つが、自分人も共感するような部分は、沢山ありましたが。 | ||||
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これまた・・・焚書したいくらい嫌いな本でした ビタミンになるどころか、悪い酒に酔ったよな気分。 飲んでいて、たまーにいくら飲んでも酔えなくて、反対に暗く気分が沈むことあるんですが、 そんな感じ。 なんていうんでしょうか。 ご都合主義? 7つの短編なんですが、それぞれに、「ちょっとした問題」か゜起きて、 40歳近くの主人公たちが、それなりに前向きに対応したら、 なんとなくうまい方向に流れが変わりましたみたいな。 世の中そんなに甘くねえよ。 というか、こいつらの悩み自体が、恵まれた小市民の、ほんのちょっとした事件でさー 小説としては、うまいのでしょうけど。 どうも私には「東京タワー」と同じくらい合わないストーリーでした。 | ||||
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望んで手に入れた結婚生活も,三十路半ばを過ぎると,ほころびが出てくるもの。妻との関係,子供の学校の問題,実家に残した両親,などなど。そんな中年男たちの日常生活に少しの勇気を与えるように作者が調合したビタミンが,この短編集。 取り返しのつかない現実を見せ付け,それをひっくり返すスーパーマンなんていないよ!と宣告されつつも,主人公は少しだけ前を向いて歩き出す,という典型的な重松節。身につまされる内容が多いっす。そういう年頃ですから・・・。 これが著者の直木賞受賞作。とは言え,個人的にはココロにグイっと切り込むものが少なかった感じがします。ただこれは読む順番の問題で,これが初めての重松作品であれば十分著者の世界を堪能できると思います。 | ||||
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重松清は同年代の作家であるが、奥田英朗ほどの共感と感銘が無かった。『ゲンコツ』・『せっちゃん』など確かに面白く、感銘も受けたが、どこか何かが嘘臭く感じられ、腹に快く落ちてくれない。同世代のおじさんたちがちょっとスマート過ぎて、リアリティを持たないのだ。 | ||||
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