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(短編集)
ビタミンF
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ビタミンFの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.99pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全148件 21~40 2/8ページ
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初めて読んだのは20代の頃。最近また読んだけど、40代となった今、当時とは面白さが違いました。本当にリアルに書いていて、引き込まれます。 | ||||
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団塊の世代の 親父みたいで。 読んでて情け納屋だよ!!!!!!! もうこの人の 小説は読まない。 | ||||
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いじめを題材とした短編が何本かあり、いじめられた経験のある私はフラッシュバックが起こり、最後まで読めませんでした。 解決のない話で、しんどかった。 | ||||
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短編小説がいくつか入った作品で、筆者得意の中年世代が中心の話です。一つ中学生の子供の話がありますが、イジメが題材になっていたりして苦しかった。でも、これが現実ですね。 | ||||
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書店で「泣ける短編…云々」というポップに目が止まり手に取り、パラッと捲ると最初の頁に出てくる、仮面ライダー云々…のくだりに惹かれて購入。主人公は自分と同じ仮面ライダーを観て育った世代らしい。 新幹線の中で最初の一編を読んだ。 結末が何だか物足りなかったのが正直な感想で、それ以降その次の話はまだ読んでないし、読みたいと思わせてくれなかった。 父親である立場の人は、自分の家庭と重ねてどこか共感を得るのかもしれないが、独り身の自分にはイマイチ面白いと思えなかった。少数派の感想です、悪しからず。 | ||||
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途中までは、個人的に主人公含めた家族のキャラクターや言動がややピュア過ぎて、感情移入が難しかった。が、最後の2篇は、35〜40歳になった夫が抱える家庭の悩みをあまりにもリアルに捉えつつ、それを構成する家族の心の動きの描写にえぐられた。 | ||||
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小説の修行のために勧められて読んでみましたが、文章が非常に平易で読みやすく勉強になりました。 日常会話では絶対に使わないような不自然な言い回しの、小説特有の会話文を使う小説家が多い中、本当にこんな会話がありそうと思えるような自然でリアルな会話文だったのが非常に印象的で、真似したいと思いました。 内容については、アッと驚く意外な結末や心に染み入る感慨、読んだら先が気になって止まらなくなるような引き込まれ感もなく、これで直木賞を取れるのか、そうか、これでいいのか、というある種の驚きがありました。 きっとこの小説のコンセプトは「ごくありふれた四十男のどこにでもありそうな悩み事を、小説のようなスッキリした結末もつけずに淡々とリアルに描く」というもので、そのコンセプトが秀逸で意外性のあるものだったので、多くの人が引き込まれたのだと思います。 ただ、この淡々とした内容をグイグイ読ませるのは、派手で分かりやすい活劇を読ませるのよりもむしろ大変なことで、それこそが重松さんの構成力と文章力の凄さなのかもしれません。 | ||||
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入る入らない事はないです。 | ||||
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30代後半から40歳、子持ちの男性を描いた短編集。 さまざまな親子関係が出てきます。どれもなさそうで、ありそうな。 アラフォー男性以外でも思うところがありそうなお話たちです。 家族とはどうあるべきか考えさせられる。でも重すぎず、さらりと読める。 著者の作品ははじめて読みましたが、ほかの作品も読んでみたいと思いました。 | ||||
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7つのストーリーからなる短編小説。 子どものいじめ、薄れゆく妻への愛情、年老いた両親との関係性など、どの家庭にも起こりうる問題に向き合う、新米中年おやじが主人公です。 体力も衰えていく中で仕事もちゃんとこなして、家庭も支えないといけない、40歳の父親ハードすぎます。笑 そんな悪戦苦闘するおやじ達の姿から、父親のあり方、家族とは何かについて考えさせられました。 やっぱり変にカッコつけずに、ありのままの自分を見せることって大事ですね。 自分は将来、どんなおやじになるんだろう。いい父親になれるのかな、なんて考えてしまいます。 世の中のお父さんが読んだらきっと泣いちゃう作品です。 | ||||
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重松清さんの直木賞受賞作品です。とにかく読みましょう!!読んだら分かります。優しい気持ちになると同時に切なさもも感じます。人間どうあるべきかを見つめなおすいい機会になると思います。 | ||||
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第124回(平成12年度下半期) 直木賞受賞。 内容(「BOOK」データベースより)以下、 炭水化物やタンパク質やカルシウムのような小説があるのなら、ひとの心にビタミンのようにはたらく小説があったっていい。 そんな思いを込めて、七つの短いストーリーを紡いでいった。 Family、Father、Friend、Fight、Fragile、Fortune…〈F〉で始まるさまざまな言葉を、個々の作品のキーワードとして埋め込んでいったつもりだ。 そのうえで、けっきょくはFiction、乱暴に意訳するなら「お話」の、その力をぼく(著者)は信じていた。 全編とも『小説新潮』に掲載。 ・ゲンコツ(2000年5月号) ・はずれくじ(2000年3月号) ・パンドラ(2000年2月号) ・セッちゃん(1999年3月号、「身代わり雛」を改題) ・なぎさホテルにて(2000年6月号) ・かさぶたまぶた(2000年4月号) ・母帰る(2000年7月号) 個人的に印象に残ったのは、セッちゃん、かなー。 親に隠そうとする懸命さが痛々しい。 過去にドラマ化もされてるそうで、セッちゃんから始まり母帰るで終わる章仕立て。 2002年度文化庁芸術祭参加作品、らしかった。そうなんだー。 終わり方も悪くなく、親が読むとかなり共感できそうな話です。 ある意味、怖いよセっちゃん(苦笑)。 | ||||
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どんな子供も心の底では親のことを想っている。 親と子供は仲良くするのが正しい姿である キッカケも原因も理由もなく、この2つは描かれる。 この本の世界観では、それが疑問の余地のない前提になっているということだ。 僕は心の底から親を嫌っている子供もいると思うし、必ずしも親と子供は仲良くしているのがあるべき姿だとは思わない。 また重松清が子供の代弁者のように出てきた時、とうの子供だったぼくは 新聞で連載されていた「ナイフ」と、読書感想文の課題図書だったこの本を読んで、彼の描く子供が、自分や自分の周りの実際の子供とは全く違うと、彼は子供のことをまったく理解できていないと感じた。 以上2つの理由から、この本に書かれていることはただのウソだと考える。 もしこのウソを読むことに何か意味があるとしたら、それは現実からの逃避くらいだろう。 しかし、本書は批判されるべきだ。 人を愛しきれない苦しみ、心に抱えた憎しみなど、表に出すことが許されない感情を持ち、苦しんでいる人間が多くいる世の中で、その苦しみを助長するような本書は最もタチの悪いタイプの偽善だから。 | ||||
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短編集。何だか日本のテレビドラマにありそうな設定だらけでした。 けれど、そこは小説。何だかんだで「読まないよりは良かった」と 思わせてくれるような箇所、表現、描写があるにはあります。 でも、やっぱり積極的に読むべきと人に薦められるような深さがないかな。 | ||||
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ずっと気になっていた一冊。やっと読めました。重松さんらしい一冊だと思いました。この方の本は今のところハズレなし。 アラフォーのお父さんが読んだら共感する部分も多いのでは?私は子供がいないので最後の、年老いた親の話が一番好きかも。 でも他の、子供が絡んだお話も面白かったです。重松さんが教員免許を持っているの、納得。どの話も未来ある風に終わっているのが良いです。 | ||||
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子供達は小学生~中学生 不良・いじめ・恋愛・優等生・親の離婚、子供なりにいろいろな問題を抱え始める年頃 両親もそろそろ歳をとってきた 妻との関係も「男と女」ではなくなっている オヤジ達も立ち止まって今の自分を考える年頃。 | ||||
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思わず目を背けたくなる辛さ、しかし同時に暖かさも感じられる家庭の現実。自分が主人公達の年齢である40歳前後になる時にもう一度読みたい。 | ||||
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社会人になりたてで、未婚ということもあり、私にはあまり共感できませんでした。 父親目線で感傷的な内容が多く、明るい方へスポットをあてた作風にしてもいいんじゃないの?と思いました。 途中から性的な描写も織り交ぜられ、「そうか、そうか。」ってなりました。 | ||||
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一緒に子育てしてきたはずなのに、ある日自分と夫では子どもに対する考え方がこうも違っていたのかと気づいた時に読むと共感できることがたくさんあります。そして必ず小さな希望があることに気がつきます。 | ||||
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面白い場面はいくつかあったが『今どきの中高生』を書きたかったのだろうがいまいち分かっていないようなところがある。 | ||||
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