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ハゲタカ
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【この小説が収録されている参考書籍】
ハゲタカの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全155件 101~120 6/8ページ
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主人公・鷲津のビジネス展開(読み、根回し)に脱帽です。 作中の彼の言葉を借りれば「これはアメリカンスタンダードなんて話じゃないですよ。船場の商いでも、これくらいのことはします。ただ、我々は、経済成長という幻想の中で、頭を使うことを忘れたために、商いの基本を失っただけです」(下巻64ページ) 小説としても大変おもしろく、秀作だと思います。 | ||||
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NHKでドラマをやっていたのを番組表で見て気になって読んでみた。 軽いテイストの本か,故なきハゲタカ批判の本かと勝手に思い込んでいたが,実は骨太な企業再生,日本再生に燃えて,それを実現するために奔走する人たちの本である。 また,ハゲタカとイヌワシの違いも知らなかった自分が恥ずかしくなった。 どこまでが実話かは評価できないが,当時起こった事象が有機的に繋がっているため結構真実味があり,現実もあたらずとも遠からずではないかと想像する。企業名も推測可能な名前になっているのがおかしい。 ハゲタカというと死肉をむさぼるというイメージがあるが,実は事業再生,産業再生ビジネスの本質はそうではない。 本業が健全であるにもかかわらず同族による乱脈経営で窮地に陥っている例も多い。そのような中,不採算事業を切り捨て,債務を切り離し,経営者の一新を図り,新たに資金を入れて設備の更新を図って事業を再生するビジネスの実際的な有効性は,本書を読んで初めて理解できたと言っていい。 一方,最後まで企業にしがみつき,それをしゃぶりつくそうという同族の「欲」という業の深さも余すところなく語られる。 再生ファンド,M&A,DIP等のファイナンスはさまざまな本で手順が語られるのを自分なりに読んできたが,これをこのような切り口から法律や各種の制度を理解しながら,鮮やかに物語として語っていく著者の筆力はただものではない。株式や債権をどの程度持っていると何ができるのかという辺りのノウハウはハゲタカしか持っていないだろう。 あと,興味深かったのは,産業再生の現場は,権謀術数渦巻く戦いの場であるということである。人脈,情報を駆使したもののみが勝者になれる厳しい世界である。ただ,このようなダイナミックな世界に若い人はあこがれるのではないだろうか(成功報酬で報われるわけであるし。これに比べると普通の大企業は退屈でしょうがないものであろう)。 | ||||
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会話部分が多く、描写も凝っていないので、 比較的読みやすい経済小説だといえるでしょう。 読んでいて感じたのは、 1.ストーリーの構成バランスが悪い…。 2.名称の付け方が萎える…。 という点です。 個人的には、 「なぜ、ここにページ数を使うんだろ…」 「なんで、ここを省略するんだ!?」 と思う部分が多々あり、バランスの悪さが特に気になりました。 とはいえ、 全体でみると十分楽しめるデキだったので評価は星4つとさせていただきました。 | ||||
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私は最初にNHKのドラマを見て、テーマが面白く、原作を 手にとりました。 ドラマとは違うストーリー・価値観があり、別のものとして 面白く楽しめます。 経済小説なのですが、純粋なフィクションとして楽しめます し、肩肘張らずに読めます。 ストーリーテラーとしての作者の腕前は確かなものと、偉そ うではありますが感服しています。 ご一読をお勧めします。 但し、実際のファンドや会社(多くは問題会社なのですが、 多かれ少なかれ、どの会社にも内在する問題意識です)とは 当然違うものなのだ、ということを踏まえて、楽しんでほし いと思います。 | ||||
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スリリングな展開と、まさにハゲタカのようなテンポの速さで、あっという間に読み終えてしまいました。 最初は「上」だけ購入しましたが、すぐに「下」も購入しました。 著者の”記者”としての経験からか、失われた10年とはこういう世界だったのか、とその世界に入り込んだように感じられます。 ただ、主人公鷲津のあまりにも人の心を読んだ行動に、最後は違和感のほうが大きくなった気も。 経済小説として、電車の通勤時に気軽に読むことができました。 | ||||
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○読み始めたきっかけ 以前、NHKのドラマ放映を見ました。全部は見れなかったのですが、久しぶりに 「面白い!」と思い、次回が気になる内容でした。他のレビュアーの方も指摘して いる様に、ドラマの方が原作に比べると重いテイストに仕上がっています。 ○心に残る言葉 p.401 弱肉強食の国際金融の世界で生き抜く最大の武器は、情報収集力です。 一つの情報は、時に数億ドルのカネを凌駕するほどの力を持っています。 →これからは、「おカネ」や「資産」が優位性を持った時代ではなく、「情報」 や「付加価値」が重要だと思った。おカネやモノは、必要に応じてレンタル・アウ トソーシングできる。しかし、重要な情報・付加価値だけは自分で探さなければな らない。検索サイトのグーグルにしても、そのような情報を付加価値をつけて提供 しているに過ぎない。 自分も何か他者とは違う「情報」をもっていなければ価値がない。 p.457 アメリカの金融機関の良くないところの一つは、自社の名は世界中どこで も尊敬と畏敬の念で崇められると勘違いしていることだ。(中略)。目的がビジネ スの成功にあるなら、敷居を低くして、客を集めやすい環境に気を配ることが必要 じゃないか。 →なかなか欧米の小売業(ウォールマート、カルフールなど)が日本で成功しな いのは、日本独特の商慣行だけでなく、このような要素もあるのではないかと思い ました(業種は全然違いますが)。現在、スウェーデンの家具屋「IKEYA」がヒット しています。前回、進出した時は失敗し一度撤退しています。北欧家具の「イメージ 戦略」と「低価格戦略」がうまく、日本市場にマッチしたのでしょう。 中国でも大変な売れ行きです。決して品質は良くありませんが、マス市場である、 中の上レベルの若年層消費者から支持されています。デザインがちょっとお洒落で 手が出せる価格というのがポイントです。 ○どんな人に読んでもらいたいか。 大企業で働いていると、このような組織の壁には誰もが悩まされる問題だと思った。 その中で自己の正義感や信念に沿って行動する「サムライ」魂を感じたい人にはお勧め。 経済合理主義、責任感、けじめがキーワードです。 経済やバブル期について、興味のある人は楽に読み進められると思います。 | ||||
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NHKドラマを1話しかみれなかったので読んだ ドラマとは全然内容が違うが非常に面白い キャラクターがたっており物語に引き込まれる ハゲタカファンドとして一昔騒がれた事がどういう事だったかがわかる。 日本独特の仕組み ビジネス理論だけではなく・人間関係・政治家の影響力が非常に大きい M&Aについて知りたいと思った時に読むと、非常に勉強になる本 | ||||
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新聞記者だった著者だけにハゲタカが猛威を振るった日本を、ある視点に偏ることなくバランス良く書き上げてる。 NY帰りのハゲタカ代表の主人公があまりにも出来過ぎ君なっていうのがひっかかるけど、彼が悪キャラを懲らしめるあたりは水戸黄門みたいで爽快。日本の腐った経営者をやっつけるハゲタカって正しくて、良いやつらだったんだー、てワケでもないってこともやはりちゃんと書かれてあるし、古今東西ビジネスとは〜、人間とは〜みたいな原則も目立たないけど触れてある。基本は金の話ばっかりだけれども根底には、正義がしたいこの国のため、みたいなスピリットがある。 小説としても面白く読めるし、経済に何となく詳しくなったような気分になれるという一挙両得な本格派経済小説。でも、主人公と貴子のフォーリンラブな場面は必要だったのかしら。 | ||||
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企業再生ファンドを基にした経済小説 解りやすい文書で一気に引きずり込まれるように読みました. 下巻は,上巻よりも金融の知識が少なくなり経済小説を楽しむというよりも 経済を基にしたミステリーという色合いが濃くなっています. 評価が5でないのは経済の色合いが薄れたためであり,感情などの 小説的な内容を楽しむ人にはとても楽しい本ではないかと考えます. 元々が新聞記者であった作者の性格か,丹念に調査し 調査からのイメージを基に作品を作っているところが随所に 感じられ,とてもすばらしいと思います. 脇を固める登場人物も丹念に書かれている本作品を映像に するのは中々難しい,それほど良い作品だと思います. | ||||
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いよいよ3人の主人公がクロスしはじめたところで、上巻は終わりました。 下巻は、ハゲタカ投資家の青年が、老舗の中堅菓子メーカーの債権を買い取って経営権を手に入れる過程からスタートします。経営に失敗して多額の負債を負っているというのに、この会社のオーナー一族は、自分たちの豪奢な生活を会社のカネでまかない続けることを当然と考えています。 あまりにどん欲で身勝手なオーナー一族の姿を見せられるうちに、なんだかハゲタカ青年が正義の味方のように見えてくるから不思議です。 「そうだ、そんなごう慢なやつらは会社から追い出してしまえ!」 労働組合や他の関係者のあと押しを得ながら青年がオーナー一族を追放し、読者は青年が悪人ではないことを確信します。 青年は次のように指摘します。 経済成長自体は、間違いなく日本が世界に誇れたことですから。 ただ問題は、その翳りを見落としたことであり、それ以上にバブル 以降に何もしなかったことです。 つづいて、栃木県の代表的地方銀行である足助銀行の破綻をきっかけに、中禅寺湖、日光を舞台にした、老舗ホテル経営権の攻防がスタート。ホテルを手に入れようとするハゲタカファンドの青年と、老舗ホテルの経営再建に腐心する女性主人公が対峙し、いよいよ、全ての伏線がつながりはじめます。 上巻ではピアノに近寄らなかった青年がピアノの名演奏をかなでることで物語が展開しはじめ、父親の割腹自殺の真相がとうとう明かされます。ホテル買収のゆくえと、ハゲタカ青年の胸に去来する想いとは……。 上巻で感じた名作の予感を裏切らない終章でした。 下巻だけで300ページ以上ある長編が、不思議とが長く感じません。 | ||||
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日本でいうハゲタカファンドの上陸とその変遷を題材にした経済小説 私は先にテレビの方を見てからこの小説を読んでいるが まだ上巻しか読んでいないものの,うまく小説の真髄をつかみつつ 映像にしているなぁと思いました. 小説の方は,ハゲタカファンドを,企業再生,債権整理などちゃんと区別 しており,かといって,他の経済小説に見られるようにスキームなどを 理解しなくても読めるようになっている. また,企業再生などの負の側面だけでなく,両側面から正当に評価しようと している著者の考え方は作品を作る上で大変さが感じられるだけに 作品にいい影響が出ているのではと思う. 下巻,ハゲタカ2と読み進むのが楽しみな小説です。 | ||||
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放漫経営の中小企業の話や、バブル期のリゾート開発で瀕死の老舗ホテルを 外資のファンドがいかにして、買収したり、経営権を握るのか 魅力的な主人公たちによって、感情移入しつつよく理解できた。 | ||||
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メガバンクの不良債権問題も複雑に絡まってる問題で、 これまで現実では分かりにくい事も多かったが、 実は単なるお金の戦いだけでなく、人対人である部分も多く、 またどこと手を組むかで結果が大きく変わる。 大半が現実社会で起きていることだけに恐ろしい感じもした。 | ||||
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NHKでドラマ化され、再放送までされています。 かく言う自分自身も、ドラマを観てからこの原作を手に取った1人。 ただ、最初に言っておくべきでしょう。ドラマと原作は、まったく違う展開をたどります。 ドラマはドラマで引き込むものがありました。民放には作れないドラマだなと。 登場人物については、実力ある俳優陣が演じただけに、個々については淡々と描かれる原作より魅力的だったかと思います。 現にこうして原作を手に取らせることに成功しているわけで、それはそれで大したことです。 それでもやっぱり、原作に沿ったドラマも観てみたい。 ドラマしか観たことがない人は、是非、原作も読んでみてほしいです。 上下巻にわたるボリュームも、一気に読めます。 | ||||
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実際に日本で起こっている企業の「再生」「合併」「買収」など、きれい事ではすまないドライな経済競争・経済戦争が、自分のような素人にもピリピリしたせめぎ合いを実感できるほどに、丁寧に描かれています。 特に、現実社会でも「ハゲタカ」として忌み嫌われている感のある「ファンド」が、何を目指し、どういう役割を果たしているのかが分かります。 それを象徴する鷲津という存在が、下巻の途中以降、さまざまな思いや背景が明らかになる中で、浮き彫りになってくる課程が、読者の「ファンド」に対する理解と重なるのは当然でしょう。 | ||||
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題材としては面白い筈はずなのだが、経済を扱った小説は、登場人物の描かれ方がどれも似通っていてパターン化しているものが多い。ストーリーも同じ傾向にあるようだ。成功あるいは破滅、そして復讐。「登場人物」「ストーリー」のどちらかに魅力があれば小説としては優れた作品になりえるはずだが、どちらも類型であれば小説として優れた作品にはなり得ない。 だから、経済小説は「題材」として魅力はあるが「小説」としては魅力がない作品が多い、と勝手に思っているので、ここ数年こういった小説に手を出すことはなかった。 しかし、最近再放送されていたドラマが見応えがあったので、久し振りに読んでみることにした。上下2巻、時間を忘れてイッキ読みだった。 主人公の鷲津を始め、登場人物達はこの手の小説の典型のような感じはするし、ストーリーにひとひねりあるというわけでもない。それでも、圧倒的に面白い。読み応えがある。 この手の小説を読まなくなって久しいわたしをここまで惹きつけたのは、仮名をつかっているとはいえ誰でも知っている企業の倒産(買収)劇を、立ち直りつつあるとはいえバブル崩壊の影響と記憶が残っている時代(同時代)に読んだということ、そして現実世界と小説世界のバランスの取り方がいいからなのだろうと思う。加えて私自身もバブル崩壊時に社会人だったという理由もあると思う。 ノンフィクションだと生々しすぎて多くの読者を惹きつけることはできないだろうし、実際はこんなドラマチックな展開でもないだろう。「ドラマ仕立ての解説書」と評した人↓がいるが、上手い例えだ。 当時を知る銀行員の評価を是非聞いてみたい「小説」だ。 | ||||
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NHKのドラマも素晴らしかったが、小説の方はドラマとはあらすじが多少違い内容も詳しく書いてある。日本人にはハゲタカ=金目当ての外資と考えている人が多いかもしれないが、本当に彼らのやっていることは金目当てだけなのか。また日本にとって悪いことなのか。この本を読むとそのような疑問が沸いてくる。また作品の中に登場する企業の実名を容易に予測できるので、当時の社会の様子がリアルに伝わってくる。この本を読むだけでも金融の勉強にもなると思う。読み応えのある一冊です。 | ||||
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普段、マスメディアを通してからしか見ていない経済なので知らないままにしてしまっていた。 このような形で会社って作られていっているんだなと勉強させられ、今私の知っている事って凄く表面的なんだな、テレビを通して、会社のイメージを認識してしまう庶民を痛感させられた。 バブルの放漫経営や、多角経営が首を締め、もう自分の力ではどうにもならない会社という 「怪物」をどうやって「再生」させていくのであろう。 日本は伝統のある会社を「文化」みたいに扱っている感は私でもあったが、 日本のグレーゾーンにも触れている所が、自分のいる国の将来を不安にさせた。 でも、燃えていく自分もいたりして、、、、。 熱いぞ。 | ||||
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本書は、経済小説の通例として、不良債権とは何だったのか、ハゲタカとはどういう存在だったのかを分かりやすく教えてくれます。 しかし、それだけではありません。人間ドラマの部分もよく書き込まれていて、企業を立て直そうと命を賭ける人々と不良債権でポロ儲けするファンド側の主人公が織りなす物語から目が離せません。 本書はバブルの崩壊直前の1989年からスタートします。 冒頭、なぞの人物が「おのれ! 大蔵省!」と叫んで割腹自殺します。場面はニューヨークに飛び、なぞの人物の息子と思われるピアニスト志望の青年が登場。アルバイトでバイヤーをやっているうちに投資家としての才能を開花させた青年が、父の割腹自殺の知らせを聞いて、ピアノを捨ててハゲタカ投資家になることを決意します。 他に、銀行の仕事に限界を感じて企業再建家を目指すようになったエリート銀行員や、親の放漫経営に厭気がさしつつも、実家のホテルの経営危機を救おうとする女性主人公も登場します。 ハゲタカの鮮やかな手腕が発揮され、青年は安く企業を買って高く売り抜け、利益を蓄えます。 舞台が2001年に飛び、いよいよ3人の主人公がクロスしはじめて……。 続きは下巻を読んでのお楽しみ、ということになりました。 ぶ厚い本なのに、読者を飽きさせません。 人物の生き方にも深みを予感させます。 読み応えのある書き手を見つけました。 | ||||
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グローバリゼーションのリアルが生々しく出ている。超資本主義とはまさにこのことなのかもしれない。 「なんでもあり」「なにをしてもいい」という、まさに戦争のリアルと同じ論理がビジネスにも貫かれているのがよくわかる。なつかしき、よき資本主義時代はもはや遠くの彼方に行ってしまったのか。社会主義なんぞは、もはや恐竜時代なのかもしれない。 どこかで歯止めをかけないとだめだと思うのは、すでに古臭い倫理かもしれない。しかし、そうであっても、あるいはオールドファッションドラブソングと言われようとも、失してはいけない何かがあるような気がしていて、本書にもその希望があるようで、それがまた本書のよさでもあるような気がする。 | ||||
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