■スポンサードリンク


ハゲタカ



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

ハゲタカの評価: 4.29/5点 レビュー 185件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.29pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全155件 61~80 4/8ページ
No.95:
(5pt)

懐かしい!

ドラマとはまた違うよさ!
読み応えありです。
一気に読めました。
ハゲタカ(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハゲタカ(上) (講談社文庫)より
4062753529
No.94:
(5pt)

最高です!

ドラマとはまた違うよさ!
読み応えありです。
一気に読めました。
ハゲタカ(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハゲタカ(下) (講談社文庫)より
4062753537
No.93:
(5pt)

おもしろい!!

真山作品は今まで読まず嫌いでした!!堅そうで、なんか窮屈かな・・と・・。ためしに読んでみたら、ハマった!!!近しい業界にいることもあり、法人名を想像して(というか、ほぼ分かりますが)楽しんでます笑!もっと早く手にしておけばよかった・・。
ハゲタカ(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハゲタカ(下) (講談社文庫)より
4062753537
No.92:
(5pt)

ハゲタカ(上)

個人読書履歴。一般文学通算383作品目の読書完。2012/06/11
ハゲタカ(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハゲタカ(上) (講談社文庫)より
4062753529
No.91:
(5pt)

ハゲタカ(下)

個人読書履歴。一般文学通算383作品目の読書完。2012/06/12
ハゲタカ(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハゲタカ(下) (講談社文庫)より
4062753537
No.90:
(5pt)

日本の真のアイデンティティーは何処に。

かつて世界最強と謳われた経済大国日本とバブル崩壊によって多くの不正が暴かれていく腐敗国家日本。
日本人の多くはいまだに日本という国をかつての経済大国に見、腐敗は一部であると漠然ととらえていると思う。
しかし、腐敗国家であるということもまた事実であり、それを真に直視しなければならない。
だが、バブル崩壊から20年余り、いまだに日本という国は変わりきれていない。
政治もしかり、経済もしかり。
かつての繁栄を支えた技術大国という部分ばかりに重きを置き、国家としても企業としても明確な戦略を出せておらず、過去を引きずり、己の利権に食い下がるばかり。
本当に大事な日本のアイデンティティーはもう永久によみがえることはないのかと感じてならなかった。
ハゲタカ(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハゲタカ(下) (講談社文庫)より
4062753537
No.89:
(4pt)

ハゲタカではなくゴールデン・イーグルの姿を丹念に描く

有名な本作のあらすじなどは知っていたもののずっと読んでいなかった為に上下巻を3日で一気見しました。著者の作品マグマ (角川文庫)を過去に読んだ事があり、どんなに力がある作家は理解していた為に楽しみにしていました。まだDVDは見れてません。あらすじ、詳細は既に充分にレビューされてるかと思いますので他に譲るとします。

本作はハゲタカと呼ばれた外資系金融機関が狩場にしていた金融機関の不良債権ビジネス、M&A、企業再生の現場を丹念な取材により生々しく、リアルに描いた秀作。個人的にはかつて星野リゾートやGALA湯沢スキー場、各所ゴルフ場の再生がキッカケでこのような世界の話を良く耳にしていましたが、その現場については知らなかった為非常に楽しめました。上記経済的な描写のみならず、人物の心理描写や背景・歴史描写にも細かな配慮が見て取れて著者の作品のファンになった口です。

なお、評価についてですが、素晴らしい作品であることは間違い無いですが、経済小説であることからも誰にでも勧められる作品ではないことから星は4つとしました。
ハゲタカ(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハゲタカ(上) (講談社文庫)より
4062753529
No.88:
(5pt)

「俺は悪党じゃないさ。正義の味方だ。ただ、世間の正義と俺の正義が違うだけだ」(鷲津)

鷲津のファンドによる太陽製菓の買収、ミカドホテルのMBO、三葉銀行の隠されたプライベートバンク・・・などなどかなり盛りだくさんなのですが、それらがバラバラになったり間延びしたりせず、おもしろい小説でした。ただ、MBOなどの基本的な金融用語くらいはわかっていないと話の流れがわかりづらいかも。
 ミカドホテルのように伝統がありながら、経営陣のバブル期の失政により経営悪化しているときには、経営陣が失敗をオープンにして職を辞するというのが理想・・・なのですがそうできる企業はほとんどなくて、通常はメインバンクが経営刷新を条件に債務放棄や追加融資で救済する・・・というパターンが多いらしい。
 鷲津のホライズン・キャピタルと春紅(=丸紅)の連合が、太陽製菓買収に再して条件とされた太陽製菓への追加融資(=実質は、春紅に対する太陽製菓の債務返済のための融資)を行うとき、直接、太陽製菓に注入したり、ホライズン傘下の相愛銀行経由で太陽製菓に融資したりするのではなく、相愛銀行から春紅に融資し(これで春紅の債権を解消)、外面的には春紅が太陽製菓への融資リスクを背負っているような構図にして、春紅が買収に真剣であることをアピールする、という鷲津の策、などとてもおもしろい。
・ハゲタカファンドには、年金基金や大学共済のお金も入っており、彼らのポートフォリオのハイリスク・ハイリターン部分を担っている。そして、こういった堅い投資家は、敵対的買収はしない、などの条件をつけてくる。かれらもハゲタカに資金を入れるのはややうしろめたい(でも高い利回りが必要)なので、そのエクスキューズとして「きれいなビジネス」を要求してくる。
・アメリカの金融機関は、図体ばかり大きくて不良債権を抱えたメガバンクよりも地方の優良企業を抱えている地銀の方が欲しい
・企業買収をする場合、いったん倒産させて債務カットし株を無価値化してから買収する方が安上がりだし、買い手の思惑通りの再生が可能だが、倒産によるブランドイメージの失墜によるマイナスが大きすぎる場合はいい解ではない
などためになることも多い。
 基本的にはハゲタカとよばれる外資系ファンドに対しては好意的な内容です。ミカドホテルを再生する松平貴子は、日本にはリスクをとって資金を貸してくれるところはほとんどない、ハゲタカのお金をつかって自分たちの危機を救えばいい、お金に色はない、きっちり結果を出せばいい、外資はシビアだが投資家の大事なお金をあずかっているのだからシビアなのは当たり前、といいます。
 日本の腐りっぷりというか無責任体質・事なかれ主義と、アメリカと日本の金融文化の隔絶さ、みたいなものを糾弾する・・・ような小説です。
ハゲタカ(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハゲタカ(下) (講談社文庫)より
4062753537
No.87:
(4pt)

味方には、その人がこの闘いの主役だと思わせ、敵には、こんな相手と闘って自分は何て不幸

・・・上巻しか読んでいない段階で以下のレビューを書いています・・・
 プライベート・エクイティを経営する鷲津政彦と、邦銀である三葉銀行(≒旧三和銀行)の不良債権問題との関わりを軸にして展開する物語です。
 バブルのときにイケイケで貸し出した債権は、バブル崩壊で回収の見込みが立たなくなり邦銀は大量の不良債権を抱え込みます。中には、取締役クラスの口利きによる不正融資もあり、いっこくも早く「なかったことにしたい」恥部もあります。鷲津のファンドは、そんな不良債権を買い叩き、処分することで利ざやを稼ぎます。銀行の「なるべく高値で処分したい」というよりも「一刻も早く処分したい」という弱みがポイントです。銀行は、不良債権の売却により簿価からの大幅損失は確定するけれども不良債権を処理できるし、鷲津のファンドはバーゲンセールで買った債権であるためうまく処分することにより利益が出せます。一見、みんなハッピーになったのだけれども、そもそも銀行の含み損のしわ寄せはどこにいったのかというと預金の低金利です。つまりは、公的資金の注入云々というよりは銀行の乱脈融資を国民全員で尻拭いしたようなものです。そう考えるとハゲタカ・ファンドと一方的に非難するのは的外れというか安易なところがあります。自然界では、コンドル(ハゲワシ)が動物の死骸が腐食する前に食べるので、病原菌の発生が抑制されるそうです。金融界のハゲタカ・ファンドもそういう一面があることはあるのだろうと思います。
 銀行は過去のつきあいのある融資先(でも実質破綻ぎみ)に強いことはいいにくい。そんな不良債権をファンドに売れば身軽になれる。一方、ファンドなら容赦なく取立てできるし、もともと安く買い取った債権なのでちょっとがんばれば利益を出せます。「ナニワ金融道」で帝国金融が小口債権者の債権を安く買い集めるシーンがありますが、基本的なスキームは同じです。
 三葉銀行は、それでも不良債権をなるべく高値で売却したいので、オークション方式にしようとしますが、外資は大蔵省などにも働きかけ、それを阻止します。というのが、本当ならもうなにがなんだかというか、とことん無責任な話です。しかも、三葉銀行のディールでは、アドバイザリーのゴールドバーグ(≒ゴールドマン・サックス)と買い手の鷲津はグルですが、それが可能なのは日本の法律に不備があるから、という指摘がされています。しかも、大蔵省にせっつかれて、「高値売却」よりも「早期売却」のプレッシャーがかかる。
 鷲津は、不良債権処理よりも本当は企業買収・企業再生をしたい。三葉銀行の飯島には「あながたが持っている限り、その石(=融資先)は、ただの瓦礫に過ぎない」といいはなち、自分たちなら再生できる(バリューアップできる)といいます。だとすれば、銀行が抱え込んでいるよりはPEに売却した方が社会厚生上ははるかに望ましいことになります。
 全体的にバブルとその後始末の時代の日本の、特に金融界の無責任体質と、それに群がる外資系金融機関の構図を描いたちょっとやるせない小説です。
ハゲタカ(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハゲタカ(上) (講談社文庫)より
4062753529
No.86:
(4pt)

小説だが当時の経済界を知るにはもってこい

この小説は、バブル崩壊後の日本が舞台で、
金融業界、企業の買収の話です。
私は1993年入行で7年間銀行に勤めていたので、
まさにその頃!
「同情するなら金をくれ」
というドラマの名台詞をもじって、
「同情するなら金返せ」
と酔っぱらって叫んでいた債権回収担当の人を思い出しました。

「本書はフィクションである」
という前書きが陳腐なほど、まんまで企業名が出てきます。
相当ダーティな部分が語られるので、
作家も命懸けですね・・・。

小説ですから、全てが真実ではないでしょうが、
この本を読んで、そういうことだったのか!
と分かる部分も多く、とても面白かったです。
ハゲタカ(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハゲタカ(上) (講談社文庫)より
4062753529
No.85:
(5pt)

面白かった

企業買収の内側を垣間見ることができた。
鷲津がかっこよすぎる気がするが、主人公だから仕方がないか。
ハゲタカ(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハゲタカ(上) (講談社文庫)より
4062753529
No.84:
(5pt)

original 『これを(も)読んで、みんなで勉強しておこう!!』(下)

【お客様は、2012/2/14にこの商品を注文しました。】

例えば、某NHKで 元ドラマを観ていた。
例えば、ファンドが 今一つ判っていない。
例えば、映画版は ちと消化不良である。
例えば、周りの呑気さが ちと不安である。
例えば、今日ひとつもチョコレートを 《食べなかった》・・・。

とお嘆きのあなたに、

もしかしたら、本書が(ある種の)展望を(ある程度?!)もたらすかも知れません・・・。

(以下、出典【wikipedia】。m(_,_)m)

『ファンド』

ファンド(英: fund)

英語で資金、基金などの意味。
またイギリス英語: the fundsは、国債をはじめとする公債のことを指す。

投資ファンド(Investment fund) - 資金を集めて投資を 行う組織。
ハゲタカ(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハゲタカ(下) (講談社文庫)より
4062753537
No.83:
(5pt)

(original)『ハゲタカ好きでなくとも、是非』(上)

【お客様は、2012/1/25にこの商品を注文しました。】

コンドル科 (こんどるか、学名 Cathartidae) は、鳥類タカ 目の科である。

コンドル (英語: condors) と総称されるが、狭義にはその1種 をコンドルと呼ぶ。ただし英語では New World vultures と 総称され、condors はその一部である。

両米の広い範囲に生息する。

腐肉食の昼行性猛禽類である。通常捕食はしない。旧大 陸のハゲワシ類 (Old World vultures) に相当するニッチを占 める。

以上、出典【wikipedia】・・・。m(_._)m

BGMは『空と海の輝きに向けて』(荒井由実)。

4. 空と海の輝きに向けて(album version)

デビューシングルのB面。本作のものは シング ルとは別テイク。

以上《も》、出典【wikipedia】・・・。m(_._)m

と、書いている今のBGMは『ベルベット・イースター』(荒井 由実)。。
と、書いている今のBGMは『ひこうき雲』(荒井 由実)。。。

(拝?!) (?o?);;;

【注記】
 上記本文部分は、(多分、恐らく、きっと)男性を想定しています・・・。

と、書いている今のBGMは『紙ヒコーキ』(荒井 由実)。。。。。
ハゲタカ(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハゲタカ(上) (講談社文庫)より
4062753529
No.82:
(5pt)

時代を捉えた臨場感と、ストーリー展開の面白さは素晴らしい

久しぶりに興奮して最後まで一気に読み通してしまいました。小説の枠組みから細かな人物設定に至るまで非常によく練られていて、充実感がありました。主人公:鷲津が実にクールで魅力的に描かれているため、ついハゲタカファンドを美化しているように見えますが、結果的には、対象とされた企業が悲劇的な結末を迎えていることを他の登場人物に淡々と語らせており、その辺りに時代の観察者的な視点が感じられます。鷲津と登場人物の隠された関係の部分はちょっと違和感がありましたが、それも大したことはないです。登場する金融機関名が実在名称をもじっている所などはユーモアがあっておもしろいですね。
ハゲタカ(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハゲタカ(上) (講談社文庫)より
4062753529
No.81:
(5pt)

楽しみとして読める本。

金融系ビジネスに関わる人の話だけれども、読むのが楽しみになる一冊。

私情に感情、そして欲の混ざる世界。
それが人間くささをかもし出す。

元新聞記者の人が書いたという「らしさ」のある本。

一気に読める。
ハゲタカ(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハゲタカ(上) (講談社文庫)より
4062753529
No.80:
(4pt)

鷲津の頭の良さに惚れます。

映画化、ドラマ化されていたので興味を持ち購入しました。
場面展開のタイミングの良さ、ストーリーのテンポの良さで、
非常に読みやすくなっています。
鷲津が一見すると嫌なタイプなのですが、
次々と仕掛ける頭の良さに魅了されてしまいます。
経済小説ではありますが、難しい知識はいらず、
上下巻で1000ページですが読む価値ありです。
ハゲタカ(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハゲタカ(上) (講談社文庫)より
4062753529
No.79:
(4pt)

上巻に引き続き一気読みです。

映画化、ドラマ化されていたので興味を持ち購入しました。
場面展開のタイミングの良さ、ストーリーのテンポの良さで、
非常に読みやすくなっています。
鷲津が一見すると嫌なタイプなのですが、
次々と仕掛ける頭の良さに魅了されてしまいます。
経済小説ではありますが、難しい知識はいらず、
上下巻で1000ページですが読む価値ありです。
ハゲタカ(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハゲタカ(下) (講談社文庫)より
4062753537
No.78:
(4pt)

金融知識なくても読める

私は就職活動の一環として「金融」というものを身近に感じたいと思い、先輩にすすめられこの本を読みました。金融初心者の私にとって難しい単語がよく出てきますがそれらは深い金融知識がなくても、その場の流れやニュアンスで理解できました。多分、金融知識豊富な人は私よりも深くこの本を読めていると思います。私も金融知識を身に着けそのように読んでみたいと思えるような作品でした。
ハゲタカ(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハゲタカ(上) (講談社文庫)より
4062753529
No.77:
(4pt)

生き馬の目を抜く駆け引きの世界

下巻は、東ハトをモデルとしたと思しき太陽製菓の買収を中心としながら、芝野の活躍や上巻冒頭で割腹自殺した男の謎にも迫る。
本書は基本的に企業再生というよりは、企業買収での生き馬の目を抜くような駆け引きを楽しめる。
ファンドの世界がやや美化されているような気もするが、小説として面白く読める点では十分な内容である。
ハゲタカ(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハゲタカ(下) (講談社文庫)より
4062753537
No.76:
(4pt)

外資のハゲタカか、内資の寄生虫か

上巻では、銀行のバルクセールの売買についてを中心に日本の金融の世界が描かれている。
バルクセールとは不良債権をまとめてファンドに売ることで、ファンドはそこから債権回収し、利益を得るらしい。
それだけを聞くとまさに「ハゲタカ」という印象を持つが、実際のところは、銀行が無理やり融資した破綻懸念先や
反社会勢力関連の債権なども多く含まれているのだという。
外資金融がハゲタカだとすれば、公的資金で税金を投入される金融機関やそれに巣食う多くの権力者たちは寄生虫
といった感じでどっちもどっちというより、まだ外資金融の方が・・・という印象をすら持つ。

また、拓銀、長銀、日債銀、山一証券などバブル崩壊後の大手金融機関の破綻をモデルとしたエピソードも多く
書かれており、現実感があり面白い。
ハゲタカ(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハゲタカ(上) (講談社文庫)より
4062753529

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!