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(短編集)
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我が家の問題の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.30pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全66件 41~60 3/4ページ
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掛け値なしにほのぼの温かになりました。奥田作品のツッコミが足りん!という読者もおられるでしょうが、休みの日に読めば、明日からまた頑張ろう!と思えます、絶対。 | ||||
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初めてであった作者です。新刊の紹介でタイトルが気になり読み始めました。夫婦も親子も、それぞれ差があり違いがあります。表向き平穏に見えるところにも、いろいろなことがあるのですね。仕事ができない夫、UFOを語る夫、家に帰りたくない夫、私は経験してこなかったけれど、我が家の問題なのですね。問題となる背景がわからないことが多く、それぞれ、様々なのだと思います。軽く読んでしまいましたが、どこの家でも似たような問題を抱えているのでしょう。ちょっと考えてしまいました。 | ||||
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家に帰りたくなる。妻や子供に無性にありがとうと言いたくなる。そんな作品でした。作者の作品を読むのは始めてですが、特にハズバンドにはほっこりきました。 | ||||
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基本構成は、大ヒットした伊良部シリーズと同じ。 もっとも、伊良部のような特効薬は、登場しない。 家族の問題を自分たちで解決していく姿は、共感と好感を持てた。 | ||||
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「甘い生活?」、「ハズバンド」、「絵里のエイプリル」、「夫とUFO」、「里帰り」、「妻とマラソン」の6つの作品から成る「家族の問題」に係わる短編集。その内、3編は夫の視点から、2編は妻の視点から、1編は子供の視点から描かれている。家庭を持っている身にとっては、本当に"身につまされる"作品である。 特に、リーマン・ショック後の経済不況期を想定舞台として、妻の視点から描かれた「ハズバンド」及び「夫とUFO」は狂おしいまでの切迫感が読者(特に既婚者)に迫って来て強い印象を残す。これに対する妻の対策が"健気"としか形容の出来ないもので、会社務めの既婚男性が読んだら、「こんな妻が居たらなぁ〜」と思わずには置けないステキな(ファンタジーとも言える)逸品。問題点の浮き彫りの仕方の巧みさと共に、作者の温かい眼差しが光る。 夫の視点から描かれた「甘い生活?」、「里帰り」、「妻とマラソン」は、新婚時代からある程度(作品毎に異なる)の結婚生活を経た夫婦が誰しも感じ得る機微を掬い取って、これまた巧み。特に、熟年夫婦を扱って、ラストも清々しい「妻とマラソン」を短編集のラストに配置する全体構成の妙も光る。私が好みの<伊良部シリーズ>("癒し"のシリーズ)とは見かけ上は全く異なった味わいを持つが、本作も疲れた人々への"癒し"を念頭に、家族あるいは人生を生きて行く全ての人々へエールを送ったとの印象を強く感じさせる秀作だと思った。 | ||||
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『家日和』の続編のような形の短編集です。 それぞれの家庭には、それぞれの悩みがあって すべての人にいろいろな人生があるんだなあと あらためて思わせてくれます。 日常生活の しかもひとつの家庭内の問題で ドラマティックな筋書きはないにもかかわらず、 『家日和』のときと同様に 「どうなっていくんだろう」と最後まで読みたい衝動を抑えられなくて困ります。 寝る前に読みだしたらいけませんね。 そして今回も 読後にやさしい気持ちになります。 すれ違う人たちにも この人も頑張ってるんだな、と思ったりして…。 メインとなる夫婦だけではなく そこに出てくる子供たちの描写も 「そうそう」と思わせるところがたくさんあって おもしろいです。 お話は6編。 『甘い生活?』 『ハズバンド』 『絵里のエイプリル』 『夫とUFO』 『里帰り』 『妻とマラソン』 私が好きなのは 『甘い生活?』・・・新婚なのに、完璧な妻なのに、家に帰りたくない… 『ハズバンド』・・・夫が会社でお荷物? 『里帰り』・・・お盆…互いの実家へ里帰り 『妻とマラソン』・・・妻がランニングにはまった です。 『妻とマラソン』は『家日和』にも登場した家族のようですよ(*^_^*) N木賞をとった作家さんちの話(*^_^*) というわけで★5つです。 | ||||
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奥田さんの細かい日常描写が見事 ガールとかマドンナの流れの作品です | ||||
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タイトル通り、家庭内での問題に悩み・心配し・解決に向けて奮闘する家族の姿を描いた短編集。 妻がいる家に帰りたくない夫がいたり、両親の離婚問題に悩む女子高生がいたり、妻のマラソン大会出場を応援する夫がいる。 他者から見れば大した心配事でなくても、家族の中では大問題となる。 それは家族が何より大事だから・・。 そんな単純なことを改めて思い出させてくれる作品。 非常に後読感が良い。 文章も読みやすい。 6編の内、誰でも最低どれか1編は共感できる話があると思う。 個人的には「夫とUFO」がお気に入り。 夫の変調を感じ、本棚を調べたり、セミナーに潜入したり・・。 物語最後の堤防での夫婦の掛け合いは最高! 妻の夫を気遣う気持ちが痛いほど伝わってきた。 | ||||
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奥田さんの小説は、邪悪な登場人物が出てこないのが良い。 すっごくできる男もできた妻も出てこないけれど、それぞれが環境の中で一生懸命に生きている。 どんでん返しも、読者へのダマしもないので、安心して読み進める。 とりあえず、ハッピーエンドの結末なので(そこが物足りないという人もいるのだろうが)、 読み終わって、ほっと安心して、とても読後感がすっきりしている。 なんとなく、また明日から頑張ろうという気持ちにさせる1冊である。 | ||||
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ちょっと甘めだったり、共感しにくい部分もところどころ見られますが、読んでいて勇気と元気をもらえます。 数年後の我が家もいろいろあるのだろうけれど、一生懸命向き合えば、解決していけるのかな。 現実はもっと厳しい場合もあるのかもしれませんが、少なくとも将来にほのかな希望を持てる本です。 | ||||
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家族間で展開する6編の短編集。 どこの家庭にもありそうなことをユーモアとちょっぴりジンとくるストーリーたちです。 どのストーリーも家族の愛や絆を感じさせます。 家庭を持つ私としてはほのぼのと楽しく読めました。最後の「妻とマラソン」は読後に一番ジンときました。 | ||||
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「最悪」「邪魔」で奥田英朗のファンになった自分だが、最近は「マドンナ」「ガール」 「家日和」といった作品の方に惹かれている。大きな事件が起こるわけではなく、誰にでも あるような日常のちょっとしたトラブルをコミカルに描いているわけだが、本当にありそう な話ばかりで、ついつい自分の身近な出来事とダブらせたりしている。奥田氏とは年齢も 近いので共感する部分も随分と多い。 そんなわけで今回の「我が家の問題」だが、やっぱり上手いな〜と感心。 この家庭のその後はどうなったかな?とちょっと想像したり、心配してしまうような終わり 方は、短編小説のお手本とも呼べる見事さだ。 2編目の「ハズバンド」は、この旦那はこの先大丈夫なのか?などと心配になるが、少しで も前向きにやっていこうという奥さんの健気な感じが良い。 3編目の「絵里のエイプリル」は、実際には子供たちの勘違いというハッピーエンドにする のか?と思ったら裏切られたが、現実問題に子供なりに立ち向かう姿勢を応援したいと思っ た。 一番気に入ったのが5編目の「里帰り」。こんなに上手くいく家庭はあまり無いと思うが、 こんな感じで里帰りが出来るのが理想かな。ほのぼのとして心が温かくなった。 サクッと読める良作。 | ||||
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「家日和」の続編的短編集。 日常の小さな出来事とそれに右往左往する登場人物たちに、 今回も笑わされ、共感し、心が温まった。 特にラストの「妻とマラソン」。 「家日和」の「妻と玄米御飯」の続編になっていて、 時とともに移り変わる夫婦関係の変化が、繊細に描かれていて、よかった! 本城直季さんの写真を用いた装丁が、これまたよい。 | ||||
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タイトルと帯の「どうやら夫は仕事ができないらしい」という文字に弾かれて買った作品。 笑いあり、両親の離婚という重いテーマもあり、日本中どこかにこんな家族がいるんだろうなーと思ってしまう。 個人的には「夫とUFO」「妻とマラソン」。ほろりと泣けるいい話。 今、家族間に会話が無いとか、マンネリ化してきた人が読むときっかけになるかもしれない。 | ||||
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装丁からして「家日和」の続編的存在ですよねー。しかし前回も思ったけど、この表紙って実写?それともミニチュア? たぶん写真だと思うんですけど、ミニチュアっぽく見えます。だから作り物の小説とリアルな家族って、実は見分けがつかないんですよね。 とまあ、それらしい解釈を付けたんですが、「すばる」に連続発表した作品ということで、いわゆる中間小説ってやつですかね。 純文学っぽさもあり、一定の面白さもあるっていう。 なんかコンセプトが見えてこなかったんです。それぞれの家には、それぞれの事情があるよねー ……… って、そんなの当たり前じゃん! うーん、なんでこの短編集かなあって、やや不満に思いながら読み進めました。 しかし、しかし、やったー!! ラストの「妻とマラソン」最高によかったです。小説なんだから事実そのままのはずはないけれど、奥田自爆私小説っぽくて良かったですー。太宰治の「桜桃」かよ。有名作家の妻が勘違いして講演会を開いたり小説を書いたりしたがるって、それ書いたらやばいんじゃないですかーー!? ふふふ。面白かったでーす。 | ||||
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あまり本を読まない愚妻も恩田氏の小説は短編のみ読みます。伊良部シリーズなど。 久しぶりに出た氏の短編集なので、私が「くだらない韓流ドラマを観るくらいならよっぽど面白いぞ!」と言って読ませました。 その後、愚妻からは 「帰りにどこか寄ってきてる?」とか「いつも誰とお昼食べてるの?」や 「お弁当作ろうか?」など 日頃 あまり会話のない夫婦にしてみれば ギク!とすることを 言われました。 結構 なさそうでありそうな 肩ひじ張らずに読める短編集です。 | ||||
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「家日和」の続編です。 タイトル通り「日和」から「問題」に変わり内容も前作より重いものになりました。 奥田英朗さんの作品は、ライトな作品とブラックな作品に別れますが、 短編集はライトな作品が多く、とても読みやすいです。 今回の中の一作品が「家日和」の続編で、嬉しかったです。 心が温まる安心感のあるストーリーと 心の持ちようの大切さ、 日常生活での話すというコミュニケーションの重要性を感じさせてくれます。 「家日和」が☆5つなので、「我家の問題」は、1つ少なくさせていただきます。 ※「家日和」は、レビューしていないです。 | ||||
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家庭をテーマにしたとてもうまい短編集です。前作『家日和』が非常によかったので、こちらも楽しみに読みました。期待を裏切らない内容でした。 文章は気取りがなくとても読みやすいです。登場人物の現代的な心の機知をうまく描いていると感心します。目端が利いているというか、どの話も日常生活の一場面をいきいきと描写しています。 それにどの話も、登場人物が平凡な人ながら品がよく前向きで、読んでいて元気になります。 ぜひ『家日和』、『我が家の問題』に続けて、家庭もの短編集をまた出していただきたいと思います。 本書の最後の話「妻とマラソン」は、ちょっと私小説が入っているのかなと思う作家の家庭の話ですが、『家日和』の「妻と玄米ご飯」と同じ家庭が舞台のようでした。「大塚康夫」家シリーズももっと読みたいです! | ||||
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「家日和」に続き、家族を描いた6作品が収められたユーモア小説です。 帰宅拒否に陥った夫とマラソンにはまった妻を描く2作品は夫の視点から、仕事が出来ない夫とUFOが見えると言いだ出す夫を描く2作品は妻の視点から、両親の離婚を描いた作品は子供の視点から、実家への里帰りを描いた作品は夫婦の視点から、各作品の視点は異なりますが、最後が前向きな結末で終わっている点は一致しています。 個人的には、「家族っていいなぁ」と思わせてくれる「里帰り」と「妻とマラソン」、終わり方が爽快な「夫とUFO」がお奨めです。 | ||||
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「家日和」がかなりよくて、自分に実生活にも反映させた体験を持つものとして、続編ともいえる今作を堪能。 家庭にはそれぞれ、外から見えないいろんな悩みややっかいなことがあります。 いろんな意味でかなりハッピーエンドになっていますが、それもあえてうれしく受け止めました。 | ||||
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