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紳士同盟
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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この小説が週刊誌に連載されたのが1979年。当時としては、都会的で知的な遊び心に満ちた、洒脱で粋な小説だったのだろうが、いかんせん三十数年間の時代の溝は深い。コンゲームの祖とされる映画『スティング』が1973年。ジェフリー・アーチャーの『百万ドルをとり返せ!(原題=NOT A PENNY MORE, NOT A PENNY LESS)』が1976年。いずれも、ある意味で天真爛漫で能天気な、古き佳き時代のコンゲームなのである。それらを読んで育った世代の作家たち、たとえばエリック・ガルシア『マッチスイック・メン』(2002年)、五十嵐貴久『Fake』(2004年)、道尾秀介『カラスの親指』(2008年)など最近のコンゲーム小説の完成度の高さとはやはり別次元の感がぬぐえない。それはそれで文化史・風俗史的な価値はあるんだろうけれど。 | ||||
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