■スポンサードリンク


紳士同盟



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

紳士同盟の評価: 4.43/5点 レビュー 7件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.43pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

“コンゲームクラシックス” というわけで

この小説が週刊誌に連載されたのが1979年。当時としては、都会的で知的な遊び心に満ちた、洒脱で粋な小説だったのだろうが、いかんせん三十数年間の時代の溝は深い。コンゲームの祖とされる映画『スティング』が1973年。ジェフリー・アーチャーの『百万ドルをとり返せ!(原題=NOT A PENNY MORE, NOT A PENNY LESS)』が1976年。いずれも、ある意味で天真爛漫で能天気な、古き佳き時代のコンゲームなのである。それらを読んで育った世代の作家たち、たとえばエリック・ガルシア『マッチスイック・メン』(2002年)、五十嵐貴久『Fake』(2004年)、道尾秀介『カラスの親指』(2008年)など最近のコンゲーム小説の完成度の高さとはやはり別次元の感がぬぐえない。それはそれで文化史・風俗史的な価値はあるんだろうけれど。
紳士同盟 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:紳士同盟 (新潮文庫)より
4101158053

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!