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大統領の密使/大統領の晩餐
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こんな形でオヨヨシリーズが販売されてるとは知りませんでした。是非全シリーズ販売してください。 | ||||
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やっと出ました。前に読んだのは学生時代すでに半世紀近く前になります。その頃買った手元の角川文庫版の「晩餐」、「密使」はともに昭和49年10月30日発行のものでした。(我ながら物持ちがいいですね)もう赤茶けてきています。新版が出てきてよかった。ただ、出るといわれてから出版までがあまりに長すぎました。挿絵その他いろいろ事情があったようですがちょっとね。また、次回配本は「虚栄の市/冬の神話」とアナウンスされていますが、個人的にはこの著者の本領はエンターティンメントにあると思っており、まずはオヨヨシリーズ全巻の刊行を目指してほしいです。あと本の体裁はこれでよいと思いますが紙質をもうちょっと良くしていただければありがたいです。別にさらにこの版で次の半世紀をもたそうとは思っていませんが(その前に死んでしまいます)。『小林信彦エンターティンメント全集』となるといいなと思っています。 | ||||
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最近は、東京下町のエッセイや国内外の喜劇役者に関する評論で活躍している小林信彦だが、エラリークィーンズミステリマガジンの編集長という経歴もあり、推理小説への造詣も深い、その作者が比較的早期に上梓した作品が復刻された。 今回発刊となった2作品はジェブナイルとして始まったオヨヨ大統領シリーズを大人向けに方向転換した初期の作品である。連載が推理小説専門誌ということもあり、ミステリにたいする蘊蓄をちりばめ、昭和40年ころの東京の地理風俗をからませた冒険活劇となっている。なお「大統領の晩餐」は料理が重要なテーマとなっており、その路線でこのあと「ドジリーヌ姫の優雅な活躍」という傑作連作を生んだ。装丁は江口寿史であるが、なんとなく植草甚一風なのがご愛敬。最大のポイントはオリジナルの小林泰彦のイラストが使われていること。単行本で出版されたときには落とされたものまですべて加えたとのことで、当時の怪しげな日本のアンダーグラウンドカルチャアシーンがよみがえる。作者はチャキチャキの江戸っ子なので、ちりばめたトリビアをまったく説明するなどという野暮なことを全くしない、という潔さがあるのだが半世紀前の風俗の詳細は正直よくわからない。後年筒井康隆が唐獅子株式会社の文庫版解説でギャグやパロディの元ネタに詳細に注をいれたのが思い出させるが、解説本があればもっとよかった。 | ||||
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キャンセルがでたりしましたが待ちに待ってやっと手に入り嬉しく思いました。唐獅子のようにシリーズを網羅してほしいと思います。 | ||||
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ようやく手にすることが出来て本当に嬉しい、オヨヨ大統領シリーズ2作品のカップリングです。 なんと言っても嬉しいのが、文庫未収録だった小林泰彦氏の挿絵全収録。 このためにみんな待ったと言っても過言ではないと思う。 もう50年近く前に描かれたものであり、時代を感じずにはいられないが、 普遍的で古びない魅力があり、なによりかっこいいのだ。悶絶級に嬉しい! 早川書房版のあとがきや、角川文庫版の解説の収録のほか、 小林信彦による「二〇一九年の註」も嬉しい。とにかく出て嬉しいです。 そして、手にして嬉しくなるような造本と装丁・装画なので、 この先もどうか頑張って出し続けてください。 (もう少しペースを早めてもらえると嬉しいです) | ||||
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