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アフガンの男
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アフガンの男の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.10pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全21件 1~20 1/2ページ
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特にありません。 | ||||
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特にありません。 | ||||
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フォーサイスの作品と期待して読んだのですが、退屈に感じる部分が結構ありました。 なんで、、と思って書評をみたら、同じ様に感じる方はいるのですね 普通に楽しめる小説ですが、最後まで読み切ってしまう他の名作を知っている者からすると、星二つです。 | ||||
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本書を読んでの唯一の収穫は、LNGタンカーに対するテロ攻撃よりLPGタンカーに対するテロ攻撃の方が遥かに効果が大きいということくらいか。黒人とインド人が住む南米の小島トリニダードトバゴが出てくるあたり、あの小島に仕事で出張したことある私にはうれしい舞台設定だが、なにせストーリーが凡庸。退屈な本でごぜーます。 | ||||
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思わぬ結末だったので、ちょっと驚いたよね! 意外ですね。 驚きだぜ(^_^)v | ||||
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フレデリック・フォーサイス。 かつては世界屈指のストーリーテラーだと思っていました。 でも、これはひどい。 細かい描写ばかりで肝心の物語の面白さをどこかに忘れてきた感じです。 読まなきゃ良かった。 でも、下巻に期待して、★は2つにしておきました(下巻は結局★1つ)。 | ||||
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上巻は下巻に期待して★2つ付けました。 で、下巻を読んで、★は1つです。 フォーサイス、どうした? 昔はもっと面白い作品書けただろ!? | ||||
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以前のフォーサイス作品『神の拳』の主人公であるマイク・マーティンが再び登場します。『神の拳』を読んでから本作を読むと面白さ倍増です。 | ||||
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マイク・マーティンって、誰かと思ったら、あの『神の拳』で英国特殊部隊SASのエースとしてイラクに潜入して、今は亡きサダム・フセインが建設していたスーパーガンのありかを突き止めて爆破した、あのマイク・マーティンじゃあーりませんか。そのマイクも今やすっかり老けかえって、定年後をにらんで英国の田舎に一戸建てを購入して静かな余生を過ごそうとまるで「サライ」そのまんまみたいな人生設計を描いていたら、SAS本部から急きょ呼び出し。またぞろ湾岸地域に派遣されるんだからたまったもんじゃありませんぜ、特殊部隊は。でもさ、このマイク。この手のアクションサスペンスの主人公にするにはイマイチ地味なんだよね。なというのかな、ゴルゴ13に鍛えられた日本人読者の目には、マイクはフツーの軍人さんなんだな。 むしろこの本の価値をかろうじて維持しているのは、マイクの相方の「アフガン」の彼氏だな。「彼」の人物設定が、妙にリアルなんですよ。「彼」は、文字もろくに読めない貧しい貧しいアフガニスタンの羊飼い。その彼が、年頃になって、同じアフガンの娘さんと運命的な出会いをして、岩山の洞窟に小さな小さな家庭を築く。子供もできた。このささやかな幸せが、ある日、突然失われてしまう。若い女を見ると、その瞬間ズボンのチャックを下すことで有名だったドスケベ大統領のクリントンが人気取りのために発射した一発の巡航ミサイルが、「彼」が家庭を構える岩山に命中して岩山は崩壊。彼の妻、子どもはもちろん「彼」が見知った村人全部が崩れた岩山のがれきの下敷きになって全員死亡。何も知らない彼は羊の放牧から村へ帰り着き、突如自分が文字通り天涯孤独の身になっていることを知るのだった。さおして彼は、彼の妻と子供を奪った犯人は「亜米利加」という国であることを知らされ、その時から「彼」は「亜米利加」に対する復讐の鬼と化す。とまあ、こんな話なんですな。有り得るよねえ。で、あとは読んでのお楽しみ。 それにしても、どうもフォーサイスの最近の作は、オデッサファイルとか、ジャッカルの日に比べ、「深み」に欠ける気がするんですが。 | ||||
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あいかわらず、これを参考にテロ活動ができそうなほどの綿密な書き込みぶりです^^; ストーリー自体はたいへん暗澹としていて、何回も読み返したくなるようなものではありませんが、宗教テロリズムの世界ではこれが当たり前ではないかという気もします。要するに、白人対白人、欧米文化対欧米文化のカッコいいスリリングな闘争ではなく、彼らがほぼ未知のイスラム文化、アジア人に対する潜行作戦だから、地味になるのも当然でしょう。アベンジャーのベトナム戦争の話でもそう思いましたが、フォーサイスはアジア圏の文化や思想に相当興味を持っているようですね。 | ||||
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辛口のレビューばかりだったので、正直購入を迷いましたが、買ってよかったです! たしかに、小説らしい内容はあまりありません。明らかに前作からの焼き直しの部分もあります(『神の拳』のみならず『イコン』からも^^;)国際機関やらそこの人間の肩書きやら専門用語やらだらけで、上巻(まだ上巻の途中までしか読んでないのですが)ではどうやらストーリーの進展すらろくにない模様で、あるのはアフガニスタンの内戦の悲惨な状況の叙述ばかりです。 でも、フォーサイスという作家は元来こういうタイプじゃなかったですかね?記者出身らしく綿密に材料を収集し、積み重ね、それを土台に物語を紡いでいく。この作品は、たしかにその「物語を紡ぐ」部分は手抜きとも見えますが、「土台」のほうはどうしてやはりなかなかのものです。その土地の文化、歴史、風習、民族性、現実などは、相変わらず細心に書かれています。宗教に権力争いがからんだ内戦の叙述なので、どうしても悲惨で暗くなりますが・・・ 人間関係が織り成すドラマとか、血沸き肉踊るヒーローの活躍とか、美しいヒロインとかを期待する人は何じゃコレ!という感じでしょう。が、私のように背景や舞台そのものにも興味をそそられる向きには大いに楽しめると思いますよ。まあ、筋を追うという小説本来の楽しみ方ではないでしょうが、道具立てを味わうというのもフォーサイスの作品の醍醐味の一つではなかったでしょうか。 私には「フォーサイスは老いて筆力がなくなった」というより、「老いて読者よりも自分の気に入るように書くようになった」というようにも思えます。こんなことが起こっている、私の意見はこうだ、とかなんかが書きたくて、それ以外は割りとどうでもいいのかもしれません。じゃ小説じゃなくてもよかろうに、とも思いますが、きっとルポとかじゃなく小説の方が売れるから、そうしたんでしょう^^; | ||||
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ok no problem fine. good enough nice | ||||
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ok no problem fine. good enough nice | ||||
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ここまで酷いフォーサイスを読むのは残念極まりない。かつてのフォーサイスの輝きはどこにも感じられない。30年前、生まれて初めて英語で読んだ長編小説の「The Odessa File」その後に読んだ「The Jackal」、そして「The Fouth Protocol」など緻密なプロットと緩急に富んだストーリテラーに夢中になったものだが、そうした彼はどこに行ったのだろうか。また、あまりにも拙い翻訳、前後の脈絡が混同し、明らかに違うものを示している代名詞が同一視されている。まともな校正をしたのか本当に疑問に思うね。軍事の基礎知識・専門用語もこの翻訳者はたぶん余りないようだ。原作も悪いが、翻訳も本当に拙い。時間と金の無駄だった。まあ、他の皆さんも同じ意見だったみたいだね。書店で買う前にこのアマゾンの書評を覗くべきだった。(笑い) | ||||
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書店で立ち読みしたところ、英米の情報機関がパキスタンのアルカイダのアジトを 探知して追い込んでいく展開にぐいぐい引き込まれて購入しました。 しかし振り返るとその部分が一番緊迫感があったように思います。 フォーサイスが得意とする軍や情報機関の描写で断片的に面白い部分があり、 星をひとつ加えました。 でも肝心のストーリーの展開に無理があったり、テロリストのキャラ設定が 場当たり的で安っぽいアクション小説を読んでしまったような読後感でした。 2度読んで2度とも途中でやめられず朝まで徹夜した『オデッサファイル』の フォーサイスと同名の新人か、と突っ込みたくなります。 晩節を汚すとはこういうことでしょうか・・・ | ||||
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題名通り、アフガンに潜入する英国人のアクションだが、主人公の背景説明が長すぎる。 多くの欧米の読者にとって必ずしもなじみのないアラブ世界やイスラム系テロリストが多く登場するから仕方ないのかも知れないが、単に娯楽を求めて読書する(私のような)向きにはかなり辛い。「アヴェンジャー」がハラハラドキドキだったのでちょっと疲れた。 それに、やっぱりハッピーエンドがいいな。 | ||||
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今年に最も損をした本です、特に上巻は。他の書評氏のご意見にもあるようですがフォーサイスさん、どうしちゃたんでしょうか。「戦士の挽歌」あたりまではそこそこだとは思っていたのですが、「アベンジャー」で少しがっかり、本作で完全にアウト、今後は読むのを止しましょう。「ジャッカルの日」「オデッサファイル」「戦争の犬たち」はどれも素晴らしかったのにさすがに御年なのでしょうかね。 9・11の後、アルカイダが更に大規模なテロを企んでいるという情報をつかんだ米英の諜報機関でしたが、あらゆる諜報網を駆使しても計画の詳細がつかめません。タリバンの内部にスパイを送り込んで探るより手がないという時に、白羽の矢がたてられたのがかってイランに潜入したことのあるマイクマーティン退役大佐。アラビア語が話せ褐色の肌をしているからです。グアンタナモも監獄に5年間幽閉されているアフガンのテロリスト、イズマートハーンになりかわせようという計画です。ともかく上巻は米英の諜報機関の組織構造やらその機能やらが専門語を使って延々と続きます。確かにフォーサイスといえばこれまでの作品も綿密な取材をして、この作品でもでてきますがネグロポンティ国家情報局長官とかラムズフェルト国防長官とか実在の人物を登場させてまるでフィクションなのか実話かわからないくらい現実感をもたすのが魅力だったのですが、それは一方で手に汗を握るようなドラマの進行があったからこそで、最近はそちらがすっかりお留守でまるでウィキペディアのコピーのようで全く退屈でした。 下巻になるとタリバンに入った大佐の活動が中心となり、上巻よりは読ませます。しかしこれもどちらかと言えば地味な展開で、マーティン大佐もじっと現地人のふりをしているだけなのであまり大活躍とはなりません。まったくお薦めできない1冊。 | ||||
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この前作とされる、同じ主人公が登場する神の拳〈上〉 (角川文庫)神の拳〈下〉 (角川文庫)は上下計829ページ。 当作品は上下計523ページ。 1ページの文字数は前作が43文字×20行、当作品は40文字×17行。 値段はほとんど同じでこの分量ってのはどうよ? いやいや、作品の質は文字の多寡とは無関係です。 それでも値段の割には手抜きがひどすぎるんじゃない?と思います。 例えば、前作ではマイク・マーティンの経歴をSIS要員が読んでいくシーンが102ページから始まりますが、当作品でも106ページから、CIA要員がまったく同じ経歴書を読み上げていく、という展開はどういうものか。前作を知る者には、単なるコピペとしか感じられません。それに、テリーよ。前作で、うかつに兄の名前を口に出して大いに後悔したんじゃないのか?なんで同じことを繰り返す?マイクの名前をカンパニーが知ることになるための、いい手段をフォーサイスが思いつかなかっただけですか? そして人物描写が極端に平板です。というより、何も書かれていないに等しい。 前作ではフセイン政権の革命評議会メンバーを詳細に描くことで「敵とはいえどもやはり人間」という、東西冷戦時代からのフォーサイスの執筆スタイルが貫かれていた。そして脇役にもレジェンド(経歴)を用意し、くどいほどの描写を行っていました。 で、当作品はどうでしょう?敵方で魅力を感じる人物が1人でも登場しますか?脇役は文字通り脇役で、名前があるだけの存在ではないですか。前作のエーディト・ハルデンベルクやドン・ウォーカーといった、出てこなくてもストーリーには影響が無いだろうけれど、しかしながら読後感の残る人物はどこにいった?執筆の気力が続かないのでしょうか? 私が初めてフォーサイスを読んだのは、25年前の高校生時代のジャッカルの日 (角川文庫)でした。以来、新刊が出るたびにまっさきに買ってきました。ところがイコン〈上〉 (角川文庫)で引退したはずのフォーサイスの復活第一作アヴェンジャー (上) (角川文庫 (フ6-24))で、死ぬほど絶望した。やはり、フォーサイスはナイジェル・アーヴィン卿と一緒に引退しておくべきだったと思います。 フォーサイスよ、今度こそ断筆せよ。古来のファンをこれ以上、失望させないでください。 | ||||
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例えば歴史の本で幕末を読む場合でも、学校の教科書と司馬遼太郎の小説坂の上の雲〈1〉 (文春文庫)では、後者のほうが面白いのはいうまでもない。教科書が事実の列挙に終始し、そこに至るまでの関係者の相克を割愛してしまうので、感情に訴えるものがあまり出てこないからだ。そういう意味で、この「アフガンの男」も教科書を読んでいるような無味乾燥を感じる。 下巻においてヒーローのセリフがほとんど出てこないなど、小説としてはどうかと思うような話の組み方になっている。同じシージャックを取り扱った、悪魔の選択 上 (1) (角川文庫 赤 537-6)ではヒーローはじめ登場人物の苦悩とせめぎ合いが迫真のストーリーを作り上げていただけに、同じ作者とは思えない作品になっている。ちょっと残念。 テーマと背景が難しいだけに、ストーリーを展開させるので手一杯だったのだろうか。 (なお、下巻(初版)に単純な誤植が2カ所もある。どうしたことか。) | ||||
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全くムダのない文章でスラスラ読めるのがF.フォーサイスの作品の美点なのだが、反面登場人物が将棋の駒みたいに動くだけで、生き生きしていない感じがする。なんだか映画かTVドラマのシナリオを読まされているかのようだ。その辺りは、例えばトム・クランシーの作品と随分違う。あちらは登場人物のサイドストーリーがやたらと長くて時々いらいらするのだが、人物像の作り込みはよくできている。 今回の『アフガンの男』では『神の拳』の主人公マイク・マーティンが再び登場する。アル・カイーダ渾身の大規模テロからG8首脳を最後の最後に危機一髪で救うというお話ながら、さっぱり緊迫感がないのはどうしたことか。前作『アベンジャー』でもやはり同じ読後感だった。プロットは流石に手練のものだが、ストーリーテリングに問題があるのだと思う。「フォーサイスも老いたか?」というのが正直な気持ちだ。 | ||||
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