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硝子の葦



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【この小説が収録されている参考書籍】
硝子の葦
硝子の葦 (新潮文庫)

硝子の葦の評価: 3.92/5点 レビュー 36件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.92pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(2pt)

思ったよりあっさりしていました

ドロドロの物語だというレビューを見て手にしました。
相関図で見ると確かにドロドロなんだけど、話中の人間関係は言うほどドロドロではなくちょっと肩透かしを食らった感じでした。なので物語としてもあっさりさらっとしていて、後味も悪くなく、読みやすかったです。
硝子の葦 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:硝子の葦 (新潮文庫)より
4101254826
No.4:
(2pt)

一読したら終わりかな。

一応TVドラマ化した作品だけど、ドラマ原作としてはちょうどよい素材でしょう。
 でも、サスペンスドラマ風なんだけど、印象がちぐはぐ。前作の「ホテルローヤル」はヒューマンドラマだけど、これはサスペンスの体をなしています。
 「ホテルローヤル」の方が親しみが持てるなぁ~。この話、主人公の節子の造形が不自然なんだけど。最低な毒母親に育てられ、貧乏のどん底で、何故か文学的才能があるという設定。だから、短歌の会に入ってもある程度短歌が作れるという設定。その短歌の会で知り合った母子とのかかわりと夫が交通事故で色々な事件が起こるという話。
 結婚前は、会計事務所としては有能な事務員。そして、母親の元愛人を夫にもって平然としていられる変な肝の据わった女性。なんか得体が知れないしできすぎでしょ?と思ってしまう。節子の愛人の男性も節子に振り回されているだけでなんか影が薄い男性だ。
 脇の人物の方が良く描かれている。主人公節子に頼まれてホテルローヤルの社長を後継する女性社員とかそっちのほうが、リアリティ。
 唯、人物描写の掘り下げが浅く、淡々としていて、まあ、こういう人ならこうなるわな~。的な描きかたでなんか表題ではないけど、ガラス越しに物語を見ているようで、臨場感が薄い。
 最後にちょっとしたどんでん返しがあるようだけど、まあ、平凡。
硝子の葦 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:硝子の葦 (新潮文庫)より
4101254826
No.3:
(1pt)

魅力が薄い

読み終わってすぐのときは、あまりにも皆さんが絶賛なさっていたので遠慮しましたが、そろそろ文庫本が出る頃だから、こういう意見もあると参考になるかと思い、思い切って書いちゃいます。この方の本は何冊か読んでいますが、ミステリはイマイチです。この小説に限ってなぜかと理由を書いていくと、まず、これはわざと事実を隠しているだけで、ミステリとしてはなんのひねりもありません。起きたことを淡々と書いておきながら、肝心なところだけは飛ばしてしまうというのは、だれでもできることで、だからこそ、あーあ、こういうことしちゃうのか、と思いました。そして、登場人物、ストーリーにも魅力がありません。なぜかというと、登場人物に感情移入できそうなところに限って、読者を拒否するかのように、ささっと書いてしまっているからです。たとえば宮部さんあたりなら、ストーリーと関係なくても深掘りして、読者の共感を一気に集めてしまうところを、この方はささっと書いてしまう。そして、ラブホテルの経営といった、いまひとつ興味の持てないところをじっくりと書く。これでは小説としての魅力がありません。しかも、感情の流れというものを無視してストーリーを進めています。まったく心が通い合っていない者どうしがなんでこうなるのか、説明もないし、理解できません。つまり、ミステリとしても、小説としても、読む価値が感じられなかったのです。文章は上手です。でも、作文コンクールじゃありませんのでね、小説としてはお金を出す価値を感じませんでした。
硝子の葦Amazon書評・レビュー:硝子の葦より
4103277211
No.2:
(1pt)

おもしろみに欠けるような

読み終わってすぐのときは、あまりにも皆さんが絶賛なさっていたので遠慮しましたが、そろそろ文庫本が出る頃だから、こういう意見もあると参考になるかと思い、思い切って書いちゃいます。この方の本は何冊か読んでいますが、ミステリはイマイチです。この小説に限ってなぜかと理由を書いていくと、まず、これはわざと事実を隠しているだけで、ミステリとしてはなんのひねりもありません。起きたことを淡々と書いておきながら、肝心なところだけは飛ばしてしまうというのは、だれでもできることで、だからこそ、あーあ、こういうことしちゃうのか、と思いました。そして、登場人物、ストーリーにも魅力がありません。なぜかというと、登場人物に感情移入できそうなところに限って、読者を拒否するかのように、ささっと書いてしまっているからです。たとえば宮部さんあたりなら、ストーリーと関係なくても深掘りして、読者の共感を一気に集めてしまうところを、この方はささっと書いてしまう。そして、ラブホテルの経営といった、いまひとつ興味の持てないところをじっくりと書く。これでは小説としての魅力がありません。しかも、感情の流れというものを無視してストーリーを進めています。まったく心が通い合っていない者どうしがなんでこうなるのか、説明もないし、理解できません。つまり、ミステリとしても、小説としても、読む価値が感じられなかったのです。文章は上手です。でも、作文コンクールじゃありませんのでね、小説としてはお金を出す価値を感じませんでした。
硝子の葦Amazon書評・レビュー:硝子の葦より
4103277211
No.1:
(2pt)

浅い

興味をそそられるイベントがたくさん含まれていて、
先が気になって、どんどん読んでしまった。
物語の終盤、意外な展開に。
でも、ちゃんと伏線がはられていたんだなぁ。
ラストの部分、印象的だったものの、、、「なんで?」

登場人物たちの描き方が浅い。
どういう性質の人たちなのか、イマイチ理解が深められない。
ストーリー展開に集中するよう、意図的にやってるのか?
それとも、チグハグな人たちを描いているのか?
そういうもの、そういう人と割り切ってしまえば、
ストーリー自体は、それなりに楽しめるのだが・・・。

 起こった事に対しては、怒り、悲しみ、喜び等の感情は湧いたが、
残念ながら、登場人物、特に主人公に対しては、なんの興味も持てなかった。
私には、主人公は、心の傷を盾にしたただの短絡的な人、
ただ流された人と映ってしまった。
そういう人の人生を描きたかったってことなのか・・・?
そうだとしても、もっと心理を深く描いてほしかった。

全体的な感想は、「ふーーん」。
硝子の葦Amazon書評・レビュー:硝子の葦より
4103277211

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