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心神喪失
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心神喪失の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.21pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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「報復」を読んだ後に読む本としては、いまひとつ足りない気がしました。 | ||||
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他の作品を読んでいましたが、これは又、あり得なそうであり得る・・ 舞台はおしゃれ、登場人物もおしゃれ、お勧めです。 | ||||
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一気に下巻になりました。 おしゃれな舞台でどんな凄惨なことが行われたのか? 必見です。 | ||||
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主人公が違い、前の事件との関連性もないので前2作は読まずとも大丈夫そうです。 ちなみに前主人公のC・Jはいずれ復帰予定とのこと。もし次回作以降で二人が顔を合わせたらどんな話をするか、ちょっと気になります。 「報復」や「報復ふたたび」と比べると恐さはあまり感じませんでした。事件そのものは衝撃的ですが、事件の詳細を語って恐怖感を煽るような演出がありません。犯人は実は違うのではとはらはらしたり事件の真相を探る事よりも、統合失調症の扱いと主人公の過去がテーマです。 相変わらず法廷の描写には臨場感があります。 主人公のジュリアは冷静な第3者としてではなく事件にのめりこんで行きます。 そういう意味で静かに恐い話でした。正直もう少し自分の事と犯人とを切り離して考えたらいいのにと思いました。もちろんそれが無理なのも分かりますが……。 結末でジュリアがとった行動も理解はできますが、どうも良くない結果を招いたという感じがします。 統合失調症については詳しく書かれていて勉強になりました。 本当にこころの病気などで何が正しくて何が正しくないかが判断できない人が罪を犯したとき、どう扱えば良いのか、裁いて良いのか。本当に難しい問題だと思いました。 ただし専門家をも欺くような狡猾な詐病者なんてそうそういないでしょう。 | ||||
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上巻をやっとの思いで読み、下巻に期待をしたものの・・・ 他の方がおっしゃる通りのグダグダ感・おっと期待させられながらうっちゃられた伏線、そして最後はやはりページ数の問題なのかあっさり過ぎる終結。 確かに次では、前作「報復」の主人公も登場しそうな雰囲気も漂うものの、シリーズ化が成功するかどうかは、その時々の1作の完成度によるところが大きいはず。 本編読み終わってからの、ほんの数ページ挿入されている著者のあとがきの方がスルリと心に入ってきて感心できた。 何百ページよりも数ページに心動かされるのは大層稀なことかと思う。 | ||||
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本書は、『報復』『報復ふたたび』で日本でもベストセラーを記録したジリアン・ホフマンの第3作である。前作から3年の歳月を費やしたこのサスペンスフルな法廷ドラマの主人公は、前2つの作品で活躍したC・Jの後輩にあたるジュリア検事補である。 さんさんと太陽が降り注ぐマイアミの高級住宅地、コーラル・ゲーブルズで幼い子供3人と母親の一家惨殺事件が起こった。警察は傷を負いながらも生き残った父親デヴィッドを犯人として逮捕する。しかし、彼は人望の厚い優秀な整形外科医だった。しかも彼の国籍はフランス。難しい裁判が予想された。検察側は次期地方検事の呼び声も高い花形検察官リックを中心に裁判に臨むが、彼らは28才のジュリアを次席検察官として大抜擢する。 ところが、弁護側は、デヴィッドは「統合失調症」を患っており、事件当時「心神喪失」状態だったとして無罪を主張してきた。しかも彼には統合失調症の一卵性双生児の兄弟まで存在した。死刑を求刑し、訴訟能力のある反社会性人格障害のデヴィッドが、罪を逃れんとして詐病をよそおっているとする検察側。精神鑑定医を含めて真っ向から対立する弁護側と検察側。緊迫感のある法廷でのやりとりが展開される。 また、この裁判はジュリアにとって自身の悲劇的な過去と向き合うことを意味するのだった。15年前、兄により父母を殺され、しかもその兄は「統合失調症」による「心神喪失」状態で無罪となり、今は、ニューヨークの厳重警備病院に措置入院していた。 ここまで来ると本書はエンターテインメントの域を超え、社会に対する告発小説の色を濃くしていると言わざるを得ない。私は、かつてこれほど終盤での陪臣員の評決に注目した物語は無い。精神が健全か病んでいるかなどはほんの紙一重の差ではなかろうか。 | ||||
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本書は、『報復』『報復ふたたび』で日本でもベストセラーを記録したジリアン・ホフマンの第3作である。前作から3年の歳月を費やしたこのサスペンスフルな法廷ドラマの主人公は、前2つの作品で活躍したC・Jの後輩にあたるジュリア検事補である。 さんさんと太陽が降り注ぐマイアミの高級住宅地、コーラル・ゲーブルズで幼い子供3人と母親の一家惨殺事件が起こった。警察は傷を負いながらも生き残った父親デヴィッドを犯人として逮捕する。しかし、彼は人望の厚い優秀な整形外科医だった。しかも彼の国籍はフランス。難しい裁判が予想された。検察側は次期地方検事の呼び声も高い花形検察官リックを中心に裁判に臨むが、彼らは28才のジュリアを次席検察官として大抜擢する。 ところが、弁護側は、デヴィッドは「統合失調症」を患っており、事件当時「心神喪失」状態だったとして無罪を主張してきた。しかも彼には統合失調症の一卵性双生児の兄弟まで存在した。死刑を求刑し、訴訟能力のある反社会性人格障害のデヴィッドが、罪を逃れんとして詐病をよそおっているとする検察側。精神鑑定医を含めて真っ向から対立する弁護側と検察側。緊迫感のある法廷でのやりとりが展開される。 また、この裁判はジュリアにとって自身の悲劇的な過去と向き合うことを意味するのだった。15年前、兄により父母を殺され、しかもその兄は「統合失調症」による「心神喪失」状態で無罪となり、今は、ニューヨークの厳重警備病院に措置入院していた。 ここまで来ると本書はエンターテインメントの域を超え、社会に対する告発小説の色を濃くしていると言わざるを得ない。私は、かつてこれほど終盤での陪臣員の評決に注目した物語は無い。精神が健全か病んでいるかなどはほんの紙一重の差ではなかろうか。 | ||||
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結局クライマックスらしいシーンがなくてがっかり・・・ 何が言いたかったの? 確かに統合性失調症についてしつこいくらいに説明が なされてるけれど、物語の筋としては統合性失調症に 執着しすぎた。これをストーリーに入れ込むのは 難しいと思うし、さんざん難しい病気といいながら、 主人公はすぐに完治しているし。 そんなのはありえない。 自分が精神系病院の勤務だっただけに、よくわかる。 そんなに簡単に治せる病気ではない。 | ||||
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凄惨な事件であれどうであれ、必ずといっていいほど「精神鑑定」があるのは日本でも同様。誰が犯人か? というスピーディーな通常のサスペンスを期待させるのではなく、この主題の意味を深く理解してほしいという作者の意図は、そのまま今後「裁判員制度」に直面する私たち日本人へのメッセージなのかもしれない。事件の被害者遺族の感情も大事、でも何を裁くのかということに直面すれば? これは新しい司法サスペンスの領域に踏み込んだ意欲作とみた。伏線があるので今後C.Jが戻ってくれば重層的で深みのある作品も期待できる。 | ||||
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自身の過去と現在扱っているケースということで、2つの似たような話がある。 で、結局向かった先は、どこ? 前半はドキドキしっぱなしで、本当に面白いと思った。 後半、特にラストは何なの? 結局、詐病で無罪!?ってこと? 疑問ばかりが生まれてきた。 ジュリアが統合失調症なのは、それでそれでいいのだが、 マーケット医師やお兄さんのことは、「それ」で片付ける? 絶対、おかしいって。 前作が面白かったので、上下巻で翻訳物らしく、少々高め。 購入して、詐欺!と、ここまで思ったのは初めて。 警察に電話をしたマーケット医師の子供、ジュリアの母親のせりふが同じだった… 何かのつながりがあったのではないのか? 判決が出た後、マーケット医師はジュリアに微笑んだ。 彼は、詐病のような章があった。 なんだかすっきりしなかった。 余談ながら、ジュリアのイメージは、「DAMAGE」というドラマに出てくる、 若い弁護士・エリンに似ていると思った… ラストや次作に対する気持ちは、ぜんぜん違うけど。 | ||||
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物語の設定はいいんですが、文章が飛びすぎて 急に場面が変わったり、誰かの声(これは後に 解ることですが)になったりして、読むのが しんどいですね。 ジュリアは検察官として軽い犯罪を担当していたのですが、 今回は殺人事件を担当することになります。 事件は一家全員殺人、唯一生き残ったのが父親であった。 子ども二人、そして妻はこの父親に本当に殺されたのか? やがて父親は心神喪失を申したて減刑をねらう。 | ||||
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この尻すぼみ感は一体何でしょうね。法廷サスペンス小説で、前作報復シリーズで見せたスピード感、 最後まで一気に読ませる期待感が上巻から下巻に移る頃から急激に落ちていきます。 途中から誰もが想像するであろう結末に「いや、まさか。そんなことはないだろう。どんなどんでん返しがあるのか」 と期待していると、本当に想像した通りの結末だけ。いや、それ以上の(ある意味期待以上の?)グダグダ感。 メインとなる法廷で争う事件の真相はどこへやら。いつの間にやら犯人(被告人)は放ったらかしで、 主人公の過去がメインテーマとなってしまう始末。 そして最後のエピローグは、明らかにシリーズ化するぞ、といった感じ。 結局、主人公が一体どんな人物なのか、何をしたいのか、どこへ向かうのか、が 最後まで理解できないため、この主人公の次回作に期待を持てというほうが酷というもの。 報復シリーズでこの作家に期待していただけに、残念でならない。 | ||||
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前作、前々作同様物語に入り込み辛くやっと専門用語に慣れた頃、主人公はグチグチ悩みだす。パターン化? 上巻の最後の方でやっと話が動きだし、下巻にワクワクしたのも束の間、あれよあれよとページ数は進み、『あれ?あの伏線どこいった!』って感じで無責任に終わってしまい、魅力的な脇役達もほったらかし、そしてあれ??って感じのエピローグ。 次回作の為の伏線はもう少し上手にはって欲しい。 | ||||
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上巻の90%ほどを読んだところですが、ここでやっとタイトルに繋がる「心神喪失」が出てきます。 「報復」「報復ふたたび」のスピード感を期待していたので、ここまでくるのに少々疲れが(^^; (ちなみ、C.J.は今回はお留守でした。) 主人公自身にも思い出したくない過去があるのですが、それもここまで読んでいても明らかにはされていません。もちろん憶測はできますが。 あと数ページで上巻読み終わるというのに、主人公ジュリアの性格も、背景も、事件についても、審理についても全てが中途半端で、引き込まれる感じが無いのが悔しいところ。 ここまで来ても舞台設定が中途半端で、前置きをずっと読まされてる感じがしてきました。 その分、下巻で巻き返してくれるのか?期待しつつもそのページ数で満足させてもらえるのかな・・・。上下巻で購入しているので、読ませていただきます。。。 | ||||
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