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『報復』シリーズの著者が描くノンシリーズのサスペンス小説。と、思いながら読み進めば、取って付けたようなエピローグに『報復』シリーズのC・J・タウンゼンドが登場。しかし、結局はすっきりしない結末を迎える。 連続殺人事件を扱ったサスペンスにも関わらず、犯人や被害者に焦点を当てずに、目撃者に焦点を当てるという発想は面白いのだが、思い切ったストーリーの展開も無ければ、ストーリーの膨らみも無かった。 嵐の夜に飲酒の上で車を運転していたフェイスは道に迷っている中で、突然、助けを求める若い女性と遭遇するが… | ||||
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嵐の夜、幼い子供をバックシートに乗せたまま見知らぬ人気のない道筋で道に迷う若い母親、外の様子もはっきり見えない土砂降りの中で何かにぶつかったような音、だけど誰もいなし何もない、風雨の中で途方に暮れた気持ちでいると、突然運転席のウィンドウをノックする音が・・・ こんな60年代のヒッチコックの映画を見ているようなすべり出しから、瞬く間にヒロインの女性が、その家族が、最悪の悲劇へと巻き込まれていく。息詰まるストーリー展開に加え、法執行機関で働いた長い経験から多くのファミリーが抱える現実の問題を知り尽くした著者ならではの繊細な夫婦の間における感情描写により、論理では割り切れない極めて心理的な生き物としての女性と男性、妻、夫のあり様に、共感するかどうかは別として、否定しがたいリアリティを突き付けられながら読書はすすむ・・・なかなかの作品だった。 | ||||
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