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彼女が追ってくる
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彼女が追ってくるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.36pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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扉は閉ざされたまま (ノン・ノベル)君の望む死に方 (ノン・ノベル)に続く<碓氷優佳>シリーズ、第三作。 ある思惑を胸に旧知の集まりに参加する犯人(女性)。そこにはかつての同僚(女性)もいた。 集まりの夜、殺人が起きる。殺人の瞬間は(倒叙モノなので)きっちり書かれている。 翌日、被害者が発見された時、彼女は手にカフスを握っていた。 疑われるのはカフスの持ち主である男性。皆の疑いの目は彼に注がれる。 犯人は早く警察に介入して欲しいのに、本当に彼が犯人なのかどうか・の議論が始まってしまう。 たまたまその場に参加していた<碓氷優佳>は、冷静な意見をはさみ、時に議論を誘導する。 そして、警察が介入する10分前、犯人と優佳の対話による対決が始まる・・・。 広義の「閉ざされた山荘」、「共感するのが難しい動機」「警察未介入」、「果てしない議論」、と 石持作品のエッセンスは詰まっている。 そこに<碓氷優佳>の、どこか感情の欠けているような「鶴の一声」が突き刺さり、犯人は追いつめられていく。 大まかなストーリー展開は想像がつくので、どんな矛盾点を彼女が突いてくるのか・に興味を持ちながら読み進めたが・・・ この矛盾点はアリなのか? 作中で優佳は「男性にはピンと来ないかもしれません」と言った。女性ならみなピンとくるのだろうか? 女性読者の意見が聞いてみたい。 以前は三部作と公言されていたシリーズであるが、掉尾を飾るような話の内容ではない。 次もあるのか? 不安と期待をない交ぜにしながら待つことにする。 あと、最近の石持作品に多い<間章>や<「男女」の描写>は今作ではない。過去二作の読者で「あれがあるかが心配」 な方もいるかもしれないので書き添えておく。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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