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黒死館殺人事件
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【この小説が収録されている参考書籍】
黒死館殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.89pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全148件 21~40 2/8ページ
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2018年11月の版から塔晶夫の解説は著作権継承者の本多正一氏により引き上げられたため、掲載されていません。書誌が未修正です。 | ||||
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事件と関係ないような無駄な描写が多く用語も 多すぎるのは読みにくいと感じた。 また、探偵が自信満々な割には駄目すぎるのは 魅力がないと思った。 | ||||
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あらすじも謎解きもどうでもよくなってくる。それでも探偵あるいは作者の繰り出す知識の洪水に巻き込まれ流される快感は実に稀有なもの。そこで思いついたキャッチフレーズは「作者は衒学読者は幻惑そして困惑」。 とはいえ、この作者のものは秘境冒険シリーズのほうがよみやすかったな。 | ||||
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電子書籍で無料だからダウンロードしました | ||||
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近代日本を代表するミステリーの金字塔! エロ、グロ、ナンセンス。 濃いです。 是非、若い人も読んでみよう。 | ||||
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日本探偵小説全集の小栗虫太郎の巻。 「完全犯罪」「後光殺人事件」「聖アレキセイ寺院の惨劇」「黒死館殺人事件」「オフェリヤ殺し」を収録。 大作「黒死館~」はS・S・バン・ダインの影響から書かれたとよく言われており、私もそう思いましたが、いくらなんでも影響受けすぎ、バン・ダインも超える様な異様な探偵小説になっております。 まず、殺人が起こる、それがどうゆう風に、いかに起こったかよりも、その殺人にどうゆう意味があるのかを過去のあらゆる学問(天文学、キリスト教の教理問答等)から探ったり、考えたりに延々堂々巡りを繰り返し、その間にまた殺人が起こり・・・と、当時の時代状況だから許される、今だったらありえない様な展開で、今読んで面白いかと問われたら疑問に思えました。読んでいる間、誰が殺され、誰が容疑者かもあまり追求されない為、今小説がどういう状況なのかもよく把握できない部分も多かったです(私の読みが浅いかもしれませんが)。 読んで、エーコの「薔薇の名前」を少し想起しましたが、あちらはキリスト教の総本山イタリアで書かれ、内容も中世の隔絶した修道院で起こる連続殺人という事で納得できましたが(それでも動機は不可解でしたが)、キリスト教に疎い国で、こういう内容では今読むと少し・・・というのが正直な感想でした。 一回読んだだけの感想なので、再読したらまた評価が変わるかもしれませんが、長いのでとても今すぐ読み返す気にもならないので、こういう評価をしておきました。すいません。 他の短篇は短い分、情報量が少なく普通の推理小説として読めましたが、人に勧めるかどうかはやはり少し疑問でした。 巻末の付録に、家族の方の小栗の実像が書かれた文章が掲載されておりますが、情緒的であいまいな人間くさい人で、インテリを嫌い肉体労働もしていたと書かれており意外でした。「黒死館~」みたいな物を書いた人なので超インテリっぽい人を想像していたので。 異彩を放った日本の探偵小説の異端に触れられる短篇集。お暇ならどうぞ。 | ||||
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トリック少し当たってしまいました。いい事件だった。 | ||||
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江戸川乱歩が好きで探偵小説の解説などを読むと必ず小栗虫太郎の名前が出てきます。 興味はあったのでFire7購入を機にKindle 0円で読んでみました。 長編だし難解だし、ヘトヘトになって意地でも読破したって感じです。 登場人物は当然のように膨大な著述や文献の知識を会話の中で引き合いに出すのですが、 これは言うまでもなく小栗虫太郎自身のペダントリーそのものであって、 正直言って読むにつれ不快にすらなってきました。 時代を考えればすごい力作だとは思いますが、感動よりも疲労だけの読後感でした。 | ||||
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三大奇書のひとつと称されるけれど、奇書っぷりはドグラ・マグラに比べると、うーん…。こういうの衒学趣味っていうのですね。途中からトリックがなんであろうと真犯人が誰であろうとどうでもよくなってきて、その衒学っぷり自体がこの本の本質なのね、と理解したつもり。ああだこうだ言って、結局誰も救えなかったし…。 | ||||
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ようやく三大奇書の頂点に君臨するこの作品を読破しました もう法水さんの独り舞台におなかいっぱい胸いっぱいです 推理小説好きならば一度は手に取るべき★10個の作品ですね 栄光に輝きながら人生を謳歌したくなりました | ||||
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怪しい洋館、怪しい住人、怪しいからくり人形、怪しい探偵と、はじめから最後の一文字まで怪しさのみで埋め尽くされており昭和初期ミステリーのムード十分な中身ですが、この小説を神話たらしめたのは、読者を完璧に無視しているともいえるペダントリー(衒学趣味)とエンサイクロペディックな知識の洪水です。 『黒死館殺人事件』こそがミステリの極北であり、甘っちょろい読者をたじろがせ、容易にその登攀を許さぬ険しい高峰として今後も屹立し続けるであろう。 。 | ||||
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とにかくこんなに内容のある商品を0円で購入できたことに感謝! しかしながら、とにかく難しい。。理解するまでに何度も読み直さなくてはならない点、箇所が多くあった。 特殊な専門用語が並び、思想・宗教・犯罪学・異端文学・神学・医学・暗号学等々膨大な量のがでてくる。 言い回しが大変くどく、漢字も理解できないながら文章を脳内で映像化して読み、想像しながら楽しめる本である。 評価はしにくい本ではあるが、0円で楽しませたいただいたため、レビューしたいと思いました。 | ||||
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普通読者が想像し得ないような様相の黒死館の中で起こる奇怪な殺人事件に、博覧強記の碩学からの暗喩に満ちた台詞のやり取りは読者の理解など無視し置き去りにしているよう。なのに頗る面白い。何だか頭で理解できないまま作者の魔法に幻惑され魅了されてしまった。それも基本的な構成と文章がしっかりしており、ちゃんと読ませてくれるからだ。 昨今ではミステリーとオカルトやファンタジーを絡ませたような作品は珍しくないが、戦前にこれほど完成度の高いものがあったとは驚きである。しかも単なるトリビアや装飾、お遊びではなく深くストーリーに組み込んでいい加減なやっつけ仕事もしていない。今ではネットで簡単に情報が集められるが当時にこれだけの知識を得るには相当苦労したことだろう。それだけにこれほど見事に物語に咀嚼出来たのだと思う。逆に今の作家達は簡単に情報が得られ分、内容が浅いように感じる。 ミステリーのトリックとして現代的でないのは仕方ないが古典的にエキセントリックな探偵の造形などむしろ安心できた。こういうのは奇抜すぎても地味すぎてもつまらないものだ。 | ||||
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Surely a work that Tatsuhiko Shibusawa praised. It's a so-called masterpiece, so I won't tell you in detail. In the case of Shibusawa, it is an essay and his novel is easy to understand, but this is a full-scale pedantry, and it is a type that sits down and reads. I'm frustrated because I don't feel like that now. Recommended if the wavelength matches. | ||||
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皆様ご存じ三大奇書の一角。 どう考えても建物の中が正しく繋がっていない(建物として破綻している)ように思えるのだが、もはやそれすらもこの作品の魔力ゆえでは?と思わされる名作にして怪作。 正直今更読むと、ちと古く感じるんじゃ?と思ったけれど、まったくの杞憂だった。 これを未だにきちんと楽しめる自分にほっとした(笑) | ||||
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If you read "Aozora Bunko Proposal", you can understand its purpose well. At one point, it was hard to look for the "Black Death House Murder", Certainly, works that are so hard to read are rare. Esoteric old letters and special jargon are lined up. It is decorated with a huge amount of pedantics such as heretical literature, theology, medicine, and cryptography. Although the framework of the detective novel has changed in various ways, centered on the magazine "New Youth", This book "The Black Death House Murder Case", and "Dogra-Magura" "Offerings to the void" Symbols that go beyond categories. | ||||
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日本ミステリの三大奇書の一つと言われている作品を初めて読みました! この本は、宗教学や象徴学の知識が細かく出てきていて、少し圧倒されてしまうこともありました。 普通の小説を読む感じで読み進めていくと読み進めるのが難しいのかなと個人的に感じました。 | ||||
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この本を評するときに引き合いに出される作品群が、ことごとく、ただただペダンティックなもので、どうも私には、それが理解できません。 この作品は、そういうミステリ的に無意味なものの羅列ではありません。 小栗といえば、常軌を逸した超論理、荒唐無稽な機械的トリック、狭い意味での暗号、何かに意味をこじつける広い意味での暗号(本作では甲冑の位置入れ替えなどが代表的でしょう)、奇妙な死体現象、異常な動機、といったものが特長ですが、この作品を飾り立てているのは、まさにそれらです。 ペダントリをつめこんだ作品について「豊潤で盛り沢山な作品」と評されるたびに、「いや、推理小説的に意味のない要素が百あろうが千あろうが豊潤でも盛り沢山でもないから」と思っていたものですが、この作品は違います。小栗流の異常論理が好きな人にとっては、文字通り、ミステリ的に盛り沢山な作品です。 無論、小栗の異常論理は「は?なに言ってんの?」という人も多いでしょうから、そういう人には、いたずらに無意味な装飾がなされた作品に見えるでしょう。 つまり、この作品が読者を選ぶというのは、別に難解だから賢い人しか読めないとか、晦渋だとかいう話ではなく、たとえば「SFミステリのような特殊論理作品を面白がれるか」というのと同じで、単なる好みの問題なのです。そういう意味では、ヴァン・ダインやエーコや笠井潔などと比較されるのは見当違いな気がする。「僕は、こういう衒学的なものも面白いよ。君は違うの?」と無理に楽しんでるふりをする、というものではなく、正真正銘の娯楽作品です。 勿論、小栗流推理が面白いと思えるか、という前提があります。「完全犯罪」などから始めてみて、「こんな推理、聞いたことない!面白い!」と感じたなら、本書はおもちゃ箱です。品のないたとえになりますが、特殊性癖のポルノに興奮できなかったとしても、それは難解だからでも、ポルノ以外の要素で埋まってるからでもありません。性癖が合わないだけなのです。 なお、個々の要素について言うならば、途中までは「後光殺人事件」「失楽園殺人事件」などに比べると小粒ではあります。悪く言えば量で質をカバーしているといえるかもしれません。それでも満腹ですが、最後に明かされるグレーテ殺しの推理に至って質でもトップクラスとなります。超論理、本当か判らない医学と死体現象、荒唐無稽なりに有機的に複数のトリックと効果が絡まりあって妙に精緻なところなど、まさに小栗。これによって、量・質とも、本作は小栗流推理を描いたものとしての最高傑作になっています。 | ||||
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読みながら感じる「?」が多すぎて途中で断念。 読まない本は捨てる主義だが、『黒死館殺人事件』は取っておこう。 モノとして持っておきたい本、というのもある(カバーデザインもいいし)。 | ||||
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I'm not a Bruce Lee, but I read while thinking, "Don't think, feel." Hoshi told me “You read 〇〇”, and laughed that no one would have read it. Read while. Inferring the case of the medieval renaissance in Europe Although it shows, it is also interesting that everything keeps coming off. Knowledge of psychiatry, acoustics, etc. Most of them are used for creating the atmosphere of the work. It seems. However, the writing power of the author who has written this much knowledge (even if there is a part of the eye) is I think it's quite a reason, and that's why it's called a miracle. | ||||
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