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君がいなくても平気
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君がいなくても平気の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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いい年した男性が、彼女が犯罪を犯している証拠を見つけ、別に好みのタイプでもなく、惰性で付き合ってるだけだからこいつに巻き込まれるの嫌だから捕まる前にわかれられないかなぁ・・・というお話。 主人公の言い訳じみた独白が延々とつづくわけで嫌気がさすわけですが、だからこそ最後の決断がいい感じのどんでん返しになって、よかったと思いました。 とはいえもちろんハッピーエンドじゃないので評価は辛目で | ||||
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石持氏のミステリーは一筋縄ではいかない設定が前提のものが多い(要するにツッコミどころ満載・・・)が、今回も探偵視点でもなく、犯人視点でもない、事件のわき役が主役という斬新な趣向だ。自分の恋人が殺人事件の犯人なのでは?という疑惑を持った主人公が、正義に燃えて真相を暴く・・・・こともなく、真相を知った恋人から殺されそうになるサスペンス・・・もなく、恋人が捕まると自分の社内の立場が悪くなるので、捕まる前にこっそりと別れてしまおう・・・というのがメインストーリーになっています。犯人や犯行方法は早いうちに割れてしまいますし、トリックも凝ったものは何もないため、推理小説的な醍醐味は放棄してまで、この主人公のヘタレな保身ぶりを描いているのが異色と言える。本格ミステリーではなく変則のサスペンスとして捉えた方がしっくりくる設定です。 何よりも本作を読んで驚いたのが、主人公と私の最寄駅が一緒・・だと言うこと。ここまで自分の生活圏に密着した小説って読んだことありません。 後、殺される被害者が皆揃いも揃ってゲロまみれってのがアレですね・・・。 タイトルからすると「扉は開かれたまま」の主人公の倒叙3部作シリーズと関連あるのかな・・という印象を与えるかもしれませんが、全く無関係です。 | ||||
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毎回この人の作品には何らかのツッコミを入れないと気がすまないのですが、 そういうツッコミどころ満載の作品ばかり書いてしまう作者にも責任があると言わざるを得ませんw この作品も相当ひどいです。 ただの一般人にどうやったらタバコからあれだけ高濃度で、口に入れても気がつかないようなニコチンが抽出できるというのでしょうか? 確かにニコチンという物質には、青酸カリにも匹敵する毒性があるとも言われていますが、そんな純度の高いニコチンが素人に抽出できるわけがないし、 そんな不純物だらけのものをおとなしく被害者が食べてくれるわけ無いだろうとか、そういう発想がこの作者には皆無です。 そういう石持浅海が私は大好きです。 これからもこんな作品を書き続けて欲しいと思います。 | ||||
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僕の中で最近石持浅海ブームだ。理由は自分でもわからない。 多分面白さ読みやすさと欠点,突っ込めるところとかがなんとも絶妙で 「アイデア最高なのに展開が惜しい〜」と毎回悶絶しるのが楽しいのだ。 タイプは全く違うけどBデパルマの映画をこよなく愛しんでしまうのに 似ている。大々的に人に勧めることはせず一人でこっそり愛するのだ。 (あくまでも個人の感覚。作風が似ている訳では決してない) もぅ全部読んだつもりでいたが,この作品はどぅやら読んでなかったらしい。 小躍りして読み,1夜で読んだ。 相変わらず読者に想像させる隙を与えない検証につぐ検証。 読者が本を伏せ,あれこれ推理をすることを拒否するかの様だ。 この検証ページさえ割愛すればもっと物語に肉付けが出来るのに 毎回もったいない。 なのに話は急展開。まどろっこしいのにスピーディ。 だが今回は石持作品的「理数系キャラ」の個性がよい具合に物語に はまり,いい感じで融合している。 本格ミステリ的謎解きやドンデン返しを期待すると肩すかしを食らうが 読者が決して共感を呼ばない主人公の性格が先の読めない展開を無理なく ミスリードし,無茶でひどいといえばあんまりなラストに対しては, なんと石持作品らしからぬ「切なさ」を感じさせたりするのだ。 デパルマ作品でいえば「愛のメモリー」あたりだろうか 「なんじゃこの展開…んな馬鹿な!あ、でもなんだか切ない」 | ||||
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ただそれだけの作品。石持さんレベル落ちてきた?心配です。 さっくり読めますのでラストまでは、容易にたどり着けますが タイトルからして、どっちが「平気」だったのかなぁ・・・ どっちもどっちなのか?まぁいいか。 ちょっとした出張、または旅行での道すがらに読むのは最適かな。 | ||||
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久しぶりに石持浅海。 結構すらすら読めちゃう筆致はさすが。 タイトルとか、 主人公の位置がおもしろい。 殺人事件が起こる、 犯人はどうやら……。 そういう視点で話は進む。 犯人を知ってしまったうえで、 自分はどうするか。 そのうちに、第二の殺人が起こる。 最後にどんでん返しがあるかな、 と思ったけど、 それはなかった。 推理小説としての比重は軽い。 結局、 事件と犯人がわかってしまい、 残すところは犯行方法と、動機。 で、この物語で問題となってくるのは、 動機。 しかし、 動機というのは、 実はどうとでも表現できてしまう。 後付けのような気がしてしまうので。 読み終わって、 序章を読み返すと、 一応、前フリはあるけれど、 それで、動機を推理することは無理。 むしろ辻褄合わせに感じてしまう。 そういう意味で、 物足りなさが残るが、 逆に、主人公を軸にした人間の心理を考えると、 うん、面白い、という感じでした。 | ||||
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一気に読みました。帯に「恋人が殺人を犯したら〜」とあったけど、なんのトリックもないような感じで、ダラダラと適齢期の男の気持ちを表したかったのが、推理小説なのかイマイチ私には理解できませんでした。一気に読んだのは、もう少し・・・・もう少し何か気持ちなり、捻りなり欲しいという期待でからです。男って弱いし、何も出来ないのかなぁ〜と思いました。 | ||||
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