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遥かなる未踏峰
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遥かなる未踏峰の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.85pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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ネットで山岳小説のおすすめ本としてあげられていたので読むのが楽しみです。 | ||||
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ネットで山岳小説のおすすめ本としてあげられていたので読むのが楽しみです。 | ||||
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ペーパーバックで読んだ。翻訳では会話の爽快感は得られなかったろう。パックス・ブリタニカの時代に確かにあった良家の人々の品の良い会話。恵まれた階層故の自己犠牲への義務遂行。手紙文の暖かな情愛の素晴らしさ。夢のような時代だった!でも厳しい筈の自然描写に迫力がないのが残念だ。 | ||||
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私は、作者と握手したことを今でも誇りに思うほど熱心なファンだ。 だが、実に残念な出来だった。 やはり、近年になるほど質が低下しているのは否めない。 序盤、マロリーの生い立ちのあたりは凄く良いのだけれど、 少年時代を除き、山の描写が全体的に残念な内容である。 物語の構造も単純で、先を知りたくなる興奮が無い。 構造的に見事な部分もあるのだけれど、 やはり肝心の山の描写に魅力が無く、盛り上がりきらない。 作品のリアリティを感じさせるディテールが甘い。 登場人物も過去作の焼き直しのような性格づけが多く、 新鮮味や衝撃に乏しい。 それでも稀に、心に残る文章の一節が飛び出してくる、 美しい文章、美しいシーンといってもいい。 だから読み続けていられる。 上巻は、まだすんなり読めた。 下巻は、やや厳しい。 優秀な編集者が、この作者向けに扱いやすそうな素材を探してきたのかなと。 それを文章化した「仕事」であって「作品」ではないのかもしれない、そう勘ぐってしまう。 過去作の中でも興奮度はかなり低い。 材料の一部がかつての作品の使いまわしのようにさえ感じられて凹む。 題材が、イギリスの英雄という部分に比重を置かれている印象があり、 作者のスキャンダル後の名誉回復(なのか地位向上なのか)を狙っているかのような 計算が透けて見えると思うのは、下種の勘ぐりに過ぎるだろうか。 正直なんで今この題材を、というのはあるし、 何より主人公に対して、作者の熱意が感じられないように思えてしまった。 少なくとも読者が盛り上がる作品ではないですよね、と。 まぁ、ハズレもあるさ、と思うほかないわけで、 この作品だけで作者に見切りをつけないでほしい。 それがファンとしての切実な思いだ。 かつての作品は、本当に凄かったのだ。 | ||||
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