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(短編集)

ビブリア古書堂の事件手帖 栞子さんと奇妙な客人たち



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ビブリア古書堂の事件手帖 栞子さんと奇妙な客人たちの評価: 3.85/5点 レビュー 321件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.85pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全222件 81~100 5/12ページ
No.142:
(5pt)

この本では『本好き同士は惹かれ合う』と言っているけれど、それ以上に『語り手』と『聞き

オリジナルは2011年3月25日リリース。電子書籍化は2013年2月21日リリース。三上延氏は1971年生まれ。今、最も人気上昇中の一人だろう。

読了してまず思い浮かべたのは、日本ミステリー史上、屈指のキャラクタ、島田荘司の生み出した御手洗潔と石岡和己だった。この二人と篠川栞子と五浦大輔に共通して感じるのは『優しさ』だ。キャラクタに『優しさ』を感じさせる、というのは、実は大変なことだと思う。その『優しさ』は何処から来ているのか、を考えてみれば、それは深い深い古書への愛情から来ているのが容易に感じられる。この古書への愛情というのが『本物』かどうかは、読み進めばすぐに分かってしまう。中古レコード店、古書店勤務を経て、作家となった三上氏の古書への愛情は、本当に本が好きな人しか書けないものばかりだ。

そしてぼくも登場人物同様に無類の『本好き』だ。だからミステリー好きでは文庫本のレア本として知られているエラリー・クイーンの『フォックス家の殺人』やディビット・ハンドラーの『傷心』、あるいはファンタジーでは確か最初の日本語訳が文庫本で出された今やすっかり有名になってしまったW.W.トールキンの『指輪物語』などを初版で持っている。こういうものを持っているということは『本好き』には、たまらなく嬉しいのだ。この気持ちが理解できる人がこの作品を読むと実に『響く』と思う。

そして栞子さんがとても魅力的だ。

『本好き』ですらすらとそのあらすじだけでなく、印象的な言葉をよどみなく語り、感想を語る。そんな魅力的な女性が本当にいなくなってしまっている気がする。画一化された女性像をマスコミから提示され、それをただ模倣するだけ、そんな女性ばかり増えている気がする。この栞子さんのように真摯に好きなものを追いかけている女性の可愛らしさにこそ、男性は惹かれると思うのだが、どうだろう。

そして、この本では『本好き同士は惹かれ合う』と言っているけれど、それ以上に『語り手』と『聞き手』は惹かれ合うのではないかな、と思うのだ。
ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)より
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No.141:
(5pt)

独特な世界観

ドラマにもなったのですが、そちらの方は全く知りません。以前より文庫本を持っていたのですが、久々に読みたくなっちゃった。主人公の性格も本好きの感じがするし、出てくる人物もそれぞれ個性があった面白い。
ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)より
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No.140:
(4pt)

テレビの印象とは違うのでご安心を

どうしても、ドラマ化されるとその印象が強くて楽しめない本も多いのですが、良い意味でTVとは違うと思います
TVを見た人でも十分楽しめると思います
個人的にはこの本のストーリー展開の方が好きです
ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)より
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No.139:
(5pt)

素直に楽しめる

素直で読みやすい文章。エピソードを繋げて物語を綴る素直な構成。面白いお話。そして魅力的なキャラクター。これは当たりです。
ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)より
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No.138:
(4pt)

読みやすくて、楽しめました

展開がていねいで、読みやすいです。
良心的な作品にひたれる喜びは感じるのですが、
肝心なところで、いつも、ちょっと疑問が。
ネタバレになるので内容に関することは書きませんが
一番肝心なところが、少しずつ残念で、
引用が面白くなかったり、理由に無理があったり・・・
なにより本という印刷物への愛着を最大のテーマにした作品を
「本」として存在していないKindleで読む、という矛盾はいかがなものか。
書き手の技量によって心地よく読まさせてはもらえますが
それ以上のものがあるかというと、1巻の段階では あまりないような気もします。
ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)より
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No.137:
(5pt)

ドラマ見て気になったので読んでみました。

ドラマを少し見て気になっていたので、読みました。おもしろかったです。太宰治の晩年が読みたくなりました。
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No.136:
(5pt)

読んでよかった!

月9が面白かったので興味を掻き立てられて読みました!
どういうわけか邦人小説家が苦手なのですが、とても面白かったです。
言葉づかいが、その時の主人公の目から見た、なんていうか、
空間の心と体の両方の混ざり合った感覚を、厳密に言葉にしようとしてくれていて、
すごく伝わってきました、私の場合。
また、古書の知識もすごく楽しく面白かったです。
また、鎌倉は私はお墓詣りに行くところなので、なじみがあり
想像を掻き立てられました。
また、本のこと以外は本当に内気で気弱なヒロインに
ちょっと共感し、そういうこともうれしかったです。
論理学入門を売りに来た夫婦のエピソードは、テレビでわかっていたにも関わらず、
読んでいてまた泣けてしまいました。
鎌倉、出てくる人物たち、本好き、など、すべてが
この精神的逆境の刺激の多き現代の中での私にとってのオアシスのように感じられる空間でした。
ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)より
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No.135:
(4pt)

なかなか面白い!

以前から面白いという評判は耳にしていたのだが、ライトノベル風の表紙に敬遠していた。先日、シリーズの第四作が出たので、四冊まとめて購入した。北鎌倉駅の近くに佇むビブリア古書堂を舞台にした連作短編小説。それも、一種の安楽椅子探偵小説のようだ。

怪我をして入院中の古書堂女店主の篠川栞子が古書の知識と鋭い推理力で古書にまつわる事件を解決する。

篠川栞子と五浦大輔の関係はジェフリー・ディーヴァーのリンカーン・ライムとアメリア・サックスの関係にも似ており、なかなか面白い。

作中に登場するサンリオSF文庫のピーター・ディキンスンの『生ける屍』は保有しているが、五万円もするのかと驚いた!サンリオSF文庫って、そんなに貴重だったのか!
ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)より
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No.134:
(5pt)

◆古書の知識は超人的、ビブリアの美人店主

元図書館司書という職場の同僚が、50歳の自分が読んでも充分に面白いと絶賛していたのが、『ビブリア古書堂の事件手帖』だ。
記念すべき第一巻は、〜栞子さんと奇妙な客人たち〜という副題が付いている。
ジャンルとしては、ライトノベルとかジュブナイルと呼ばれる系統だと思うが、これは充分に角川文庫や集英社文庫に入っても見劣りしない代物だ。(いやべつにメディアワークス文庫というのが二流だというわけではないが・・・)
もちろん、職場の同僚が絶賛していたことで多少はその先入観もあって、自分も何となく気に入ってしまったということも考えられる。だとしても、つい二巻まで手が伸びて読んでしまうというのは、やっぱりそれだけ面白いという証拠なのだ。
一体、何がそんなに良いのだろうか? あれこれ考えてみた。

一つに、舞台設定が鎌倉であるという点があるかも。
これがもし埼玉とか静岡とかだったら、またちょっと雰囲気が変わって来ると思うのだ。(両県の皆様、気分を害してしまわぬよう、なにとぞご容赦を)
二つめに、主人公の五浦大輔(23歳)は、大学卒業後も定職はなく、就職浪人の立場であるということ。出身大学もどうやらうだつのあがらない三流大学(?)のようで、必死の就活も虚しく、いまだ企業から採用通知が届かない、という世間ではありがちな等身大のキャラクター。
三つ目に、ビブリア古書堂の店主がとびっきりの美人で、しかもインテリジェンスに溢れている。なのに普段は人見知りで大人しい。むさ苦しいオヤジが、店内を塵払いでパタパタやっているような光景はどこにもない。

話は一話ごとにまとめられているが、主な登場人物は満遍なくどこの章にも登場するから、一話に出たきりであとは登場しない、ということはない。
美人店主の栞子が、本に関する様々な謎を解き明かしていくというごく単純なお話のような気もするが、そこで取り上げられているテキストがどれも素晴らしい!
第一話 夏目漱石 『漱石全集・新書版』
第二話 小山清 『落穂拾い・聖アンデルセン』
第三話 ヴィノグラードフ クジミン 『論理学入門』
第四話 太宰治 『晩年』
この目次を見ただけでもスゴイと思うが、これらを題材にストーリーを展開するという三上延という著者にも、優れた才能を感じる。
例えば、太宰治『晩年』(砂子屋書房)の希少価値の高いアンカット本についての記述がある。この本の見返しに太宰自筆で「自信モテ 生キヨ 生キトシ生クルモノ スベテ コレ 罪ノ子ナレバ」とあるのに対し、
「きっと知り合いを励ますつもりで、一文を書き添えて本を贈ったのでしょう。同じ文章の書かれた署名本は、他にも見つかっています・・・『罪の子』という言い回しに、思い入れがあったのかもしれませんね。この本には収録されていませんが、『?』という短編にも出てきます」
というセリフ。これにはシビレた。
読書人の知識とか教養をくすぐるではないか。
思うに、やっぱり小説はおもしろくなくちゃ! 読者に存分の娯楽を供給してくれるものこそ、真のエンターテインメント小説なのだから。
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No.133:
(5pt)

正しいラノベです。

ラノベの定義は読者によって異なると思いますが、「あらすじ+台詞」で構成されている内容だと認識しています。
台詞で中身を説明したりして、細かな描写は描いていません。
おそらく作家の力量ではなく、読者の書物に対する偏差値に合わせてあるのだと思います。

その視点からだと、この本は、とても正しいラノベであると思います。その意味では☆☆☆☆☆です。
本屋大賞にノミネートされたのは、作品内容が素晴らしいのではなく「これは売れる!」と言う基準での判断だと思います。
赤川次郎、西村京太郎、昔もたくさんいました。中身はスカスカです。でも売れます。読みやすいからです。
書店の店員さんたちは「これをきっかけに普通の小説を読んでほしい」と考えているのだと思います。

また、TVドラマとの比較や、イメージが違う、との意見が多いと思いますが、
元々が別物なのです。そこのところに力が入ってしまうから「所詮はラノベファン」と言われてしまいます。
何を書いても良いとは思うのですが、ここは本のレビューを書くところです。
そこのところは勘違いしない方がいいと思います。
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No.132:
(4pt)

面白い

栞子さんの博識ぶりや
性格がかわいぃのと
他のキャラクターもそれぞれ個性的で
どのお話しも面白かったです。
個人的には「落穂拾ひ」のが好きでした。
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No.131:
(5pt)

ミーハーで買ってみたけど

面白いと思った。
作者の力も十分にあると感じた。これから読み進めて行こうと思う。
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No.130:
(4pt)

面白かった。

ドラマで見て面白いと感じたので購入してみました。
ライトノベルを書かれてた著者だけあって
とても読みやすく面白かったです。
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No.129:
(5pt)

どんどん先が読みたくなる。

話の内容が面白い。どんどん先が読みたくなる。でも、話が終わって欲しくない。ずっと続いていて欲しい。
本の状態も素晴らしく、申し分なし。
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No.128:
(5pt)

初ラノベ

いわゆるラノベというのを初めて本書で読みましたが、なかなかいいんじゃないでしょうか。「形もなかなか」(298頁)の巨乳の持ち主である篠川栞子と就職浪人 五浦大輔の推理あり活劇ありの物語、私は大変面白く読ませて頂きました。特に、あれよあれよという間に男性主人公の祖母の若き日の隠された恋愛秘録から彼の出生譚にまで至ってしまう第一話のストーリー展開は、まずは見事でした。

「わたし、古書が大好きなんです・・・・・・人の手から手へ渡った本そのものに、物語があると思うんです・・・・・・中に書かれている物語だけではなくて」(54頁)
「他人と本の話がしたくてもできない彼女は思う存分本について語り、本が読みたくても読めない俺はその話を思う存分聞く、という、ちょっとした持ちつ持たれつの間柄だ」(170頁)。

本の話以外のことになると人見知りして吃音がちになる栞子さんの造型も、評者好みでした。また、表紙(栞子さん)やカラー頁(ビブリオ書店の外観と大輔君)は、物語のイメージを脳裡に形成するのに大変有益でした。
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No.127:
(4pt)

本にまつわる話が面白い

古書には関心はないが、最初の物語が漱石全集がテーマ
だったので、読んでみようと思った。
 昔なじみの古本屋ではなく、昨今の古書店を取り巻く状況
がわかる。
 古書店の店長である若い女性の描写が面白い。
 何冊かの本が登場するが、漱石全集以外は知らないもの
がほとんど。いろんな本があるもんだ。
 鎌倉に行ったのはずいぶん昔だが、その町並みを思いだし
たり想像したりしながら読むのも楽しい。
 込み入ったストーリーではなく、手軽に読めるのが良いが、
その分、物足りなさを感じる。が、続編が出ているので、
読んでみようか、という気にさせる。そんな本である。

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No.126:
(5pt)

なつかしい匂いのする作品

ここ2年ぐらい、仕事でいっぱいいっぱいでアタマが休まるひまのない日々を過ごしてきました。ようやく一段落で、活字を読むのもちょっと・・という気分のとき、久しぶりに新作映画をみにいった合間の時間にふらりと立ち寄った本屋さんで出合ったのがこの本です。すでに多くのコメントが載せられていると思いますが、著者の古本屋や年代物の本に対するリサーチ力がまずすごいなと思います。そして、鎌倉や古本屋独特のたたずまいというか匂いが行間からたちのぼってきそうなこの作品にわたしは元気をもらっています。たとえば栞子さんのような芯からの本好きというキャラクターはこのソーシャルメデイア全盛時代に存在し得ないだろうと思うのに、それが嫌味でもないし、フィクションと笑い飛ばしてしまう気にもなれない、そういう不思議な魅力を漂わせたキャラクターたちの生きる作品世界がわたしは好きです。また続けて読んでいきたいと思います。
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No.125:
(4pt)

すばらしい

A.クリスティのmissマープルを彷彿させるベッドの上での推理は面白かったです。
殺人事件がからまないのも、ほんわか読めてよかった。

人見知りの激しい本好きの女の子が自分だけに心を開いてくれるって設定が私の萌えポイントを刺激してくれましたが、巨乳かどうかは触れる必要がねえだろ!という点で減点1。

時計仕掛けのオレンジ完全版のエピソードはショックでした。
学生時代に本を読んで、DVDも見てたのに、本当のエンディングではなかった・・・!? 早速本を探さねば。
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No.124:
(5pt)

読むんじゃなかった(泣)

ひょんな事からこの作品に出会いました。
実は、コミック版が最初だったんです。
ただコミック版は、小説版に追いついておらず・・・。

キンドルの小説版が「予約受付中」だったので・・・
何となく・・・ホントに何となく「小説版1〜3巻」購入してしまいました。
結果・・・
コミック版で途中だった「事件」が、小説版の1巻で解決しちゃいました〜(泣)
しかも、こっちの方が断然面白い!
もうコミック版に戻れないじゃないか〜〜〜〜〜〜!!!
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No.123:
(4pt)

本のエピソードと栞子さんを楽しむ本好きのためのライトノベルです。

Kindle版を待って購入。事前知識は入れたくなかったため、ドラマや書評を一切あえて見ずに読んでみました。

著者は本当に本が好きなんだろうと思います。出てくる本、出てくる本ににじみ出てくる本への愛情が感じられ、「本の虫」の私としては、話の内容はともかく、本のエピソードには、関心と共感を覚えました。

著者もあとがきに書いてありましたが、わたしもこんな古本屋があったら通ってしまいそうです。

ただ、本への愛は感じられるものの、物語としてはやはり、少々強引なところが散見され、主人公と栞子さんの関係と、謎解きのプロセスは、悪い意味で「謎解きはディナーのあとで」と同じような展開になっており、正直小説としての物足りなさは否めませんでした。

しかしながら、それを差し引いても、栞子さんというキャラは、男性にとっては、これ以上ないくらい萌えるキャラとなっており、主人公と不器用ながらも甘々な展開は、ドギマギしながら楽しめました。

最後に、ドラマを見ていないのになんですが、やっぱり、栞子さんは剛力さんのイメージと違いすぎるような・・・。ドラマ化の功罪はいろいろあるかもしれませんが、これについては、明らかにミスキャスト。こういう静かな本は、無理にドラマ化なんかする必要がなかったように思います。
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