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最後の記憶(ハイパープラジア)
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最後の記憶(ハイパープラジア)の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.71pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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| 望月諒子さんの木部美智子シリーズのファンなのですが、こちらも読み応えがあってすごくおもしろかったです。 そろそろ新作が読みたいです。 | ||||
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| 望月諒子は最近の私のお気に入りの作家。「木部美智子シリーズ」は重厚感のある筋立ての しっかりとしたミステリーで好きなシリーズだ。その望月が書いたこの「最後の記憶」はそういった 望月のタッチとは異なり、別の作家の作品のように私には思える。大学病院に勤務する脳神経 外科医沢村はある日秋山という中年男性の脳腫瘍を除去する手術を行う。その際患者の 髄液がまるで生き物のように飛んで目に入ってくる。今まで望月が描いた作品とは異なり ファンタジックなサスペンスである。ある意味珍しくもオカルト的だ。だが、こちらが舌を巻くほど彼女は 医学の専門知識を駆使してこの作品を描く。ゆえに、ただ、おどろおどろしいオカルトとは思えない。 文章も、他の作品に比して読みやすい。だが、髄液を通して自分の脳に入り込んだ様々な 人格と葛藤する沢村の苦闘はある意味哲学的で些か退屈で読みにくい。望月らしいマニアックな までの拘りがこの作品を別な意味で難解にしている。ファンタジーとも言える筋立てにきちっと 理屈をつけようという望月らしい努力が作品を空回りさせているかもしれない。 | ||||
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| 医師が書いた作品でないことが驚きです。思わず作者の経歴をみてしまいました。 わたくしは小説でもドラマでも病気を扱ったものは大嫌い。病気にたよる展開には作者の意図が見え透いているものが多い。医学的描写も拙いものが多いですから、いつも不平タラタラでした。 しかしこの小説はちょっと違っていました。不服を並べることなく読めるのです。展開もスリリングです。医師のわたくしがそう思うのですから。 「ハイパープラジア」―過形成・・・・しかしこのタイトルはちょっと??? 「眼鏡をかけたほうが良い」と言われた手術で、感染あるいは寄生したモノの物語なのですから。 奇しくも新型ウイルスの感染で大騒ぎの昨今、こいつらが、この「ハイパープラジア」のように体のどこかに寄生したら・・・ぞっ。 | ||||
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| この本の帯にある、茂木健一郎氏のコメントに惹かれて読んだが、帯の通りだ!と思ってしま った。 「眼鏡をかけられたほうが、いいかと思うのです」脳外科医の主人公が術前の患者に言われた 1言からすべてが始まった。ハイパープラジア? 脳に他人が棲みつく??脳のことについて 全く知識が無い私には無理と思ったが、どんどんストーリーにのめり込まれていくのは やはり筆者の文章力だ。面白い!だがラストは萎んだ気がしたので星1つマイナス。 | ||||
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