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夏の王国で目覚めない
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夏の王国で目覚めないの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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本格ミステリー大賞候補作ということに惹かれて、自分はおじさんですが読みました。若い登場人物たちが各々キャラが立っていて、久しぶりに通勤の帰りに読みたくなるほどでした。最近通勤中はもっぱら電子書籍、文庫本は家読みでしたので。特にエピローグ、最後の2行は深い味わいで、再読したいと感じました。題名については最後まで自分の理解を超えており、解けずです。お勧めの逸品であることに変わりはありません。 | ||||
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『そして誰もいなくなった』のように一人づつ消えていく物語です。舞台が一ヶ所だけではなく、場所を変えながらの展開はより面白くさせている。誰が犯人なのか?とか、この次に殺されるのは自分ではないのか?とか、この事件の真相は何なのか?とか、考えながらのサスペンスはハラハラドキドキして、かなり読み応えはある。 ただ、最後の方で明かされる、犯人や事件の真相は、期待された程の内容ではややなかった。しかし、最後の二章「LOGOUT」、「エピローグ」では、モヤモヤ感が晴れてスッキリした気持ちになり、読み終えた印象はかなり良かった。 | ||||
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タイトルが秀逸すぎるし、表紙の絵もいい、いわゆる「ジャケ買い」してしまった。 帯にもアガサの小説のオマージュっぽいことが書かれてあり、「本格ミステリ大賞候補作」ということもあり、興味津々読んでみた。 500ページ近くあり少々太いが、面白いのと読みやすい(ライトに近い)のであっという間に読了。 家族関係で悩みを抱える1人の少女が成長していく青春ミステリである。 三島加深という作家の大ファンである美咲はネットのファン交流サイトで企画されたミステリツアーに参加する。 そしてそこで参加者が次々に消えていく・・・というクローズドサークルもの。 携帯、スマホ、PC、監視カメラ等がある現代に閉鎖空間を作るのにこんなアイデアがあったのか!と感心してしまった。ラストはどんでん返し系の驚きはあまりないが、青春ミステリとしてはよくできているし、何と言っても面白い。 ただ、ミステリを読んで「こんなこと現実には無理だろ!」と思われるリアリストな方には向きません(笑) 夏の王国で少女は目覚めるのか? 読後感も爽やかで、おススメです。 | ||||
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クリスティーの名作のタイトルが帯にありましたが、彼女のようにカチっとした文章ではありません。 どっちかというと幻想的な感じを受けます。 なんとなく違和感を覚えながらも最後まで読んで、なかなか面白い作品だと思いました。 青春小説、みたいに、甘さもあって、おじさんにはあまり向いていないなと思いましたが、最後まで読ませてくれる良作です。 | ||||
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ライトノベル風に、しかし夢中でページをくらせてしまうその筆力、雰囲気。大好きです。 爽やかで懐かしくて、そう、中学や高校で夢中で読んだ物語を思い出させてくれる。 ジュヴナイル好きな人は好きだと思います! | ||||
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設定は面白いと思うが、なんというか、展開が見え見えです。 そして犯人が(能力的に)凄すぎる部分があるのですが、その辺の説明がありません。 その凄さをどういうトリックで実現したのか期待するとガックシします。 テレビの2時間サスペンスを見る心構えで読めばそこまでガッカリしません。 | ||||
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高校生のヒロイン美咲が、謎の幻想ミステリ作家・三島加深のファンサイト 『月の裏側』にたどり着いたところから物語が始まる。 主催者である『ジョーカー』から、ある日奇妙なメールが届く。 架空の役柄になりきってミステリツアーに参加し、そこで演じられる事件の謎を解いた者に、 加深の未発表作品が贈られるという。しかし、推理劇を演じながら実際に参加者が一人ずつ消えていく…。 これは本当にゲームなのか?それとも現実の事件なのか?というお話。 非常に面白かったです。 構成としては、推理劇の謎を解く部分と、現実に起きている奇妙な出来事の真相を追う部分が 同時進行し、一体誰が犯人なのか?どこまでがその人の本心で、どこまでがゲームの演技なのか?という サスペンスがあって、先が気になり一気読みしちゃいました☆ 読後感が良くて、思春期のヒロインの揺れ動く心情とミステリーが有機的に絡み合っているところも 個人的にどストライクで好みでした。ほのかに恋愛の要素もあって、某キャラの発言にドキドキして悶えた(笑) 私もミステリーツアーに参加して、『架空遊戯』を演じてみたい! あと、作中に出てくる三島加深の小説が読んでみたいです。私、絶対好きだと思う〜(笑) | ||||
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ライトノベル味、本格ミステリ味(絶海の孤島の別荘で…) 青春小説味、そんな味がお好みの方は是非どうぞ。 僕は加深という名前がどうも引っかかってしまうタチなのであるが、 ミステリとしては面白い。 森田芳光監督の『39 刑法第三十九条』という映画で、精神鑑定医の 役を演じた鈴木京香さんの役名が小川香深だったのである。 | ||||
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