オススメ?ダメダメ? 推理小説(ミステリ)について読書管理や感想を書いていく書評サイトです。 はじめての方はこちらからどうぞ。 サイトの要望はこちらからどうぞ。
2026年度雑誌ランキング
会員機能
その他
テスト稼働中自由に遊んでみてください!
【彩坂美月】
【この小説が収録されている参考書籍】
【この小説が載っている参考書籍】
夏の王国で目覚めないの評価:
6.33/10点 レビュー 3件。 C ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点6.33pt
絞込み:
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
夏の王国で目覚めないの感想
とても爽やかな印象を受けました。衝撃的なトリックなどは期待しないほうが良いかもしれませんが、読む価値はあると思います。ドロドロした小説の小休止にピッタリな、こんな小説も欲しいと思える作品でした。
三島加深という稀有な作家の未発表作を巡りネットで知り合った彼女のファンが「架空遊戯」と呼ばれる事前に割り振られた役を演じながら謎めいた事件の真相を推理していくゲームに参加するのだが・・・。「架空遊戯」の設定の面白さと次はどんなことが仕掛けられていくのかとドキドキしながら美咲になった気持ちで楽しめました!ただ、終盤物語が一気に加速しすぎてて勿論結末の二転三転ぶりは良かったんですが、もう少し尺を持たせて丁寧に物語を作りこんでくれたらもっと傑作になった気がします!まだまだ化ける余地大なので、これからに期待!
ネット世界で知り合った面々が、役を演じながら架空遊戯を行うアイディアが良いです。人物も匿名。それぞれの発言も本心の言葉なのか、役を演じているセリフなのか分からない。この先どんな展開になるのか読めない魅力があります。また、見慣れた古典的なミステリを感じさせつつも、描かれる情景は現代的で文章も読みやすい為、これからミステリを読む人には薦めやすい本だとも思いました。個人的な好みとしては、閉じ込められたクローズド・サークルで場面展開や他者が介入する街中の移動などを無くし、制限された空間での架空遊戯が見たかったかなと思う所です。ただ、そう言った限定した空間の殺伐とした雰囲気と本書は違う位置にあり、爽やかで綺麗にまとまった作品でした。 ▼以下、ネタバレ感想
とても爽やかな印象を受けました。
衝撃的なトリックなどは期待しないほうが良いかもしれませんが、読む価値はあると思います。
ドロドロした小説の小休止にピッタリな、こんな小説も欲しいと思える作品でした。