夏の王国で目覚めない



※以下のグループに登録されています。


【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

6.33pt (10max) / 3件

5.71pt (10max) / 7件

Amazon平均点

4.00pt ( 5max) / 8件

楽天平均点

3.54pt ( 5max) / 14件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
5pt
サイト内ランク []C総合:501位
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

9.00pt

40.00pt

48.50pt

10.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2011年08月
分類

長編小説

閲覧回数4,534回
お気に入りにされた回数2
読書済みに登録された回数18

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

夏の王国で目覚めない (ハヤカワ文庫JA)

2018年08月07日 夏の王国で目覚めない (ハヤカワ文庫JA)

再婚の父に新しい母と弟。私だけが家族になりきれてない…高校生の美咲は寂しさを埋めるため正体不明の作家・三島加深の小説に熱中していた。ある日、加深関連のサイトで“ジョーカー”という人物に「ミステリツアーに参加して謎を解けば加深の未発表作を贈る」と誘われる。家を出て三日間のツアーに飛び込む美咲だが―参加者の消失、死体、さらに…これは少女が経験した、二度と来ないひと夏のクローズドサークル。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.33pt

夏の王国で目覚めないの総合評価:7.55/10点レビュー 11件。Cランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全3件 1~3 1/1ページ
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

夏の王国で目覚めないの感想

とても爽やかな印象を受けました。
衝撃的なトリックなどは期待しないほうが良いかもしれませんが、読む価値はあると思います。
ドロドロした小説の小休止にピッタリな、こんな小説も欲しいと思える作品でした。

テリヤキ
I0ITT6CP
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

夏の王国で目覚めないの感想

三島加深という稀有な作家の未発表作を巡りネットで知り合った彼女のファンが「架空遊戯」と呼ばれる事前に割り振られた役を演じながら謎めいた事件の真相を推理していくゲームに参加するのだが・・・。「架空遊戯」の設定の面白さと次はどんなことが仕掛けられていくのかとドキドキしながら美咲になった気持ちで楽しめました!ただ、終盤物語が一気に加速しすぎてて勿論結末の二転三転ぶりは良かったんですが、もう少し尺を持たせて丁寧に物語を作りこんでくれたらもっと傑作になった気がします!まだまだ化ける余地大なので、これからに期待!

ジャム
RXFFIEA1
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

夏の王国で目覚めないの感想

ネット世界で知り合った面々が、役を演じながら架空遊戯を行うアイディアが良いです。
人物も匿名。それぞれの発言も本心の言葉なのか、役を演じているセリフなのか分からない。
この先どんな展開になるのか読めない魅力があります。

また、見慣れた古典的なミステリを感じさせつつも、
描かれる情景は現代的で文章も読みやすい為、
これからミステリを読む人には薦めやすい本だとも思いました。

個人的な好みとしては、閉じ込められたクローズド・サークルで
場面展開や他者が介入する街中の移動などを無くし、
制限された空間での架空遊戯が見たかったかなと思う所です。

ただ、そう言った限定した空間の殺伐とした雰囲気と本書は違う位置にあり、
爽やかで綺麗にまとまった作品でした。

▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[]ログインはこちら

egut
T4OQ1KM0
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.8:
(4pt)

劇中劇の良作

本格ミステリー大賞候補作ということに惹かれて、自分はおじさんですが読みました。若い登場人物たちが各々キャラが立っていて、久しぶりに通勤の帰りに読みたくなるほどでした。最近通勤中はもっぱら電子書籍、文庫本は家読みでしたので。特にエピローグ、最後の2行は深い味わいで、再読したいと感じました。題名については最後まで自分の理解を超えており、解けずです。お勧めの逸品であることに変わりはありません。
夏の王国で目覚めない (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:夏の王国で目覚めない (ハヤカワ文庫JA)より
4150313393
No.7:
(2pt)

場所を変えながら、一人づつ消えていく展開はかなり読み応えがある

『そして誰もいなくなった』のように一人づつ消えていく物語です。舞台が一ヶ所だけではなく、場所を変えながらの展開はより面白くさせている。誰が犯人なのか?とか、この次に殺されるのは自分ではないのか?とか、この事件の真相は何なのか?とか、考えながらのサスペンスはハラハラドキドキして、かなり読み応えはある。
ただ、最後の方で明かされる、犯人や事件の真相は、期待された程の内容ではややなかった。しかし、最後の二章「LOGOUT」、「エピローグ」では、モヤモヤ感が晴れてスッキリした気持ちになり、読み終えた印象はかなり良かった。
夏の王国で目覚めない (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:夏の王国で目覚めない (ハヤカワ文庫JA)より
4150313393
No.6:
(5pt)

夏の王国で目覚める。

タイトルが秀逸すぎるし、表紙の絵もいい、いわゆる「ジャケ買い」してしまった。
帯にもアガサの小説のオマージュっぽいことが書かれてあり、「本格ミステリ大賞候補作」ということもあり、興味津々読んでみた。

500ページ近くあり少々太いが、面白いのと読みやすい(ライトに近い)のであっという間に読了。
家族関係で悩みを抱える1人の少女が成長していく青春ミステリである。
三島加深という作家の大ファンである美咲はネットのファン交流サイトで企画されたミステリツアーに参加する。
そしてそこで参加者が次々に消えていく・・・というクローズドサークルもの。
携帯、スマホ、PC、監視カメラ等がある現代に閉鎖空間を作るのにこんなアイデアがあったのか!と感心してしまった。ラストはどんでん返し系の驚きはあまりないが、青春ミステリとしてはよくできているし、何と言っても面白い。
ただ、ミステリを読んで「こんなこと現実には無理だろ!」と思われるリアリストな方には向きません(笑)

夏の王国で少女は目覚めるのか?
読後感も爽やかで、おススメです。
夏の王国で目覚めない (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:夏の王国で目覚めない (ハヤカワ文庫JA)より
4150313393
No.5:
(4pt)

繊細な文章で、現実感がないミステリー

クリスティーの名作のタイトルが帯にありましたが、彼女のようにカチっとした文章ではありません。
どっちかというと幻想的な感じを受けます。
なんとなく違和感を覚えながらも最後まで読んで、なかなか面白い作品だと思いました。
青春小説、みたいに、甘さもあって、おじさんにはあまり向いていないなと思いましたが、最後まで読ませてくれる良作です。
夏の王国で目覚めない (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:夏の王国で目覚めない (ハヤカワ文庫JA)より
4150313393
No.4:
(5pt)

夏が来ると読みたくなる、、

ライトノベル風に、しかし夢中でページをくらせてしまうその筆力、雰囲気。大好きです。
爽やかで懐かしくて、そう、中学や高校で夢中で読んだ物語を思い出させてくれる。
ジュヴナイル好きな人は好きだと思います!
夏の王国で目覚めないAmazon書評・レビュー:夏の王国で目覚めないより
4152092300



その他、Amazon書評・レビューが 8件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク