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ブラックペアン1988
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ブラックペアン1988の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.30pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全110件 101~110 6/6ページ
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東城大学医学部付属病院の研修医世良が医療現場で経験したことは? 個性豊かな医師たちとの交流、医療現場の実態、佐伯教授と渡海の 因縁などなど。病院内には陰謀も渦巻いて・・・。また、「ブラック・ ペアン」に託された思いとは? この作品には「バチスタシリーズ」でおなじみの人物があちこちに 登場する。これがけっこう楽しめるので、この作品を読む前にまず 「バチスタシリーズ」を読むことをお勧めしたい。もちろんこの作品を 単独のものとして扱っても、充分満足できるが。 舞台は1988年の東城大学医学部付属病院。作者が現役医師だけあって、 病院内の様子や手術場面の迫力は満点だった。派閥間の争いや、医師 同士の個人的な確執、手術方法をめぐる対立など、内容も盛りだくさんで 読み応えがあった。また、タイトルにもなっている「ブラック・ペアン」。 この存在がこの作品をより魅力のあるものにしている。ラストはちょっと 衝撃的!とにかく、面白いのひと言。一気読みだった。 | ||||
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海堂さんのバチスタシリーズでは一番するっと読めました。 やはり、バチスタ、ナイチンゲール、ジェネラル・ルージュ、螺鈿を 読んでから本作を読むのが一番良いと感じます。懐かしくてワクワク するようなときめくような場面に出会えます。 もちろん前作郡を読まずにいきなり本作を読んでもいいのですが、 できれば少なくともまずはバチスタを。 私ももう一度「チーム・バチスタの栄光」を読んでみる事にします。 | ||||
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外科医じゃない人間にはこの小説をミステリーとは感じられないかも知れない。 しかし、ブラックペアンに焦点を置いたとき、これは立派なミステリーといえる。著者の意図もそこにあるのだろう。そのわかりにくさが減点対象か? 何故ブラックペアンなのか?それがこの小説の白眉であり、著者の意図だと思われる。最後の手術シーンの迫真性は見事。そして、その迫真性がブラックペアンの存在の意味合いを濃く描き出している。 第2作目から第4作目はミステリーと言うには厳しいと思われたが、この小説は第1作に続いて著者会心のミステリーだと思われる。 | ||||
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「バチスタ」シリーズの最新作、というかスピンオフというべきか。 舞台は同じ大学病院ですが、登場人物は微妙に重なっているという程度です。 現役医療者ならではのリアリティはさすがですが、一部わかりづらい用語が 使われています。もちろん読み進めば推測はできるのですが、もう少し読者に 親切でも良いかもしれません。 ストーリーはシンプルですが、それぞれのキャラクターがしっかりと設定されて いて、新人医師の視点で物語が語られているために、門外漢である読者にも 共感しやすいでしょう。時折語られる作者の医療観にも好感が持てます。 個人的には、「バチスタ」シリーズと無理にリンクさせなくても良いのに…と 思いましたが。 | ||||
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一気に読み終えました.ストーリーそのものはシンプル.所々に気になるところはありますが,読後感も良く,買ったことを後悔しない一冊でした.欲を言えば,枚数増やして終盤の展開に厚みをもたせてほしかったかな. このシリーズは,前作読者限定の色合いが強いです.面白さはバチスタ→ナイチンゲール→螺鈿→ジェネラルと読んでいてこそ.未読の方には,1作目から順番に読まれることをお勧めします. | ||||
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この作者はシリーズを増す毎に作家としての能力が高くなっていると思いました。今回の作品は非常に面白く、一気に読めると思います。ページ数はありますが、文字が大きいためか普通の人でも3時間あれば読めてしまうのではと思います。 流れるストーリー、無駄のない伏線、最後に一気に変わる登場人物の人格。 いやはや、見事な一冊でした。 | ||||
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舞台は昭和63年、東城大学。もう、チーム・バチスタの栄光。ナイチンゲールの沈黙。ジェネラルルージュの凱旋に登場する人物が次々と紹介される展開はもう読んでいて胸が躍る。高階院長(ゴンちゃん)、黒崎教授、藤原婦長(マコりん)、猫田(ネコ)、田口公平、速水、島津(この三人は大学四年生)など今後のシリーズの展開に必要な人物が次々と紹介され、鮮やかに展開していく。とにかく読んでいて楽しい。これ以上は、読んでからのお楽しみ・・・ ただ、この出版がどうして宝島社ではなく、講談社になったのかは???? | ||||
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シリーズでお馴染みの東城大学医学部付属病院が舞台です。新人医師の世良が、直面する新しい技術の導入とそして先輩医師渡海の過去が明らかに…!? ★『チームバチスタの栄光』シリーズも毎回楽しみなんですが…。★これもなかなか良かったです。★研修医時代の田口先生等も陰ながらに出て来ていて楽しめました。★癌告知問題、新技術の導入、それに付随する人材育成と医学が進展する程に直面する問題も山のように出て来ます。★今までのシリーズとは視点が異なりますが、『チーム・バチスタ』シリーズが平成と舞台としているのに対してこちらの作品は、昭和を舞台に書かれています。 | ||||
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海堂さんの本は全部読んでいます。前作まではエンタテイメント・ミステリ色が強かったように思いますが、今回は海堂さんの医学に対する情熱や人間の感情をよく書き切っていたように思います。ネタバレにはならないと思いますが主人公は高階院長です。おちゃらけもジョークもさほどありません。マイケルクライトンが自分の新人時代を描いたERの原作を思い出しました。読後感がさわやかです。 | ||||
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チーム・バチスタの栄光の海堂さんの本です. 小作品といった感じの独立した話ですが,これはこれで楽しく読めます. チームバチスタの”あの”白鳥さんも登場しないし、田口さんは 名前しか登場しないのですが,どろどろと濃い医療の世界を書いている 海堂シリーズとしては,体育会系の新人医師が登場しさわやかな感じに 仕上がっています. 読みやすくなったというのか,伏線が浅くなって深みが無くなったという 両方の意見が出そうな今回の話ですが,海堂シリーズの面白い側面が また発見できたという意味で良いのではないかと思います. | ||||
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