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囮物語
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囮物語の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.44pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全118件 1~20 1/6ページ
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普通は花澤香菜に、あざとい撫子と、本性をあらわしつつある撫子の対比を、朗読劇の手法で?演じてもらうのが定石と思ったら、まさかの三木眞一郎さんである。一流どころだけあって、たんたんと朗読しているだけなのに、ところどころ狂気がにじみ出ているのはさすがである。高いけど、一巻三千円でシリーズ全部集めるのも一興か。 | ||||
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『囮物語』の語り部は千石撫子です。このシリーズは語り部が誰であるかによって趣が大きく異なります。 千石撫子が語る『囮物語』は少女漫画的だと言えるでしょう。『化物語(下)』のレビューでは西尾維新さんが少女漫画から大きな影響を受けつつも、内面をあまり描かず怪異に委ねていると論じました。『囮物語』では内面や会話が密に描かれています。特にpp.150-183で繰り広げられる撫子と月火の会話は圧倒的です。 この場面は羽海野チカさんのお気に入りでもあります(西尾維新他『本題』(講談社、2014)pp.117-124)。上記の対談で西尾維新さんは、少女漫画では内面と発言のズレを絵で表現することが可能なのが羨ましいという趣旨の発言をしています。 羽川翼の『猫物語(白)』、神原駿河の『花物語』、千石撫子の『囮物語』と、女の子が語り部の作品は、揺れ動く気持ちをいかに整合させるかという側面が強いように思われます。(N.A.) | ||||
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ファンであれば今回も大満足の一冊で間違いないです アニメ版を見た人も勧められる原作です。 | ||||
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私はSM好きでネット上に駄作を書き散らかしている素人SM小説書きである。なのでそうゆう18禁SM的視線で書かせて貰うとすれば、千石撫子と言う美少女を完璧に堕とした本作は素晴らしい出来。皆が認めるかわいらしい外見で大人しい性格の「大和撫子」を体現したような彼女は、おまけに性的にはかなりエッチでアブない子のように描かれており、ロリコン性癖の男にとっては天使のような女の子である。だがそんな彼女が心の弱さを「怪異」に付け込まれて隠していた本性を徹底的に暴かれ、言わば堕天使としてラスボス的存在に堕ちてゆくのである。個人的にはこの構造だけでゾクゾクと鳥肌が立つくらいに興奮した。 ロリロリのビジュアルクイーンのM女が豹変して酷薄な女王様と化したようなものである。彼女に嬲り殺されるのなら男として本望だと思えるくらい魅力的だ。こんなSM的妄想をこよなく膨らませてくれた二西尾維新に感謝である。あとがきの「千石撫子ちゃんがとことん可愛いだけの小説」はその通りだった。 | ||||
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本文で一度だけ囮が出て来たが、意味をつかめず。 かなり深いメッセージを感じるも終わらない話し。 一人称で話す人。「先生は、、、」という先生の見方が変わったりして。 | ||||
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面白かったが激動って程でもない。 評判ほど面白くもない。まあ水準以上に面白いが。 そもそも主人公たちが生存する未来の話を以前に書いちゃってるので こんなもん全部デキレースだしなあ。撫子が逝くくらいの展開を期待したのに。 でも萌えキャラ使って萌え豚アオリ捲くりの維新。これは本当にアグレッシブで凄いラノベライターだ 花物語のが面白かった | ||||
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普段、大人しく、可愛い、千石撫子の心の中の本当の気持ちがわかる本です。 撫子の印象が変わります。 読んでいてとても面白かったです | ||||
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一言で感想を言うなら、面白くない。 確かに、ただの一人の登場人物だった千石に焦点を当てるのは面白いかもしれないが、話の山場が無さ過ぎる。なんというか、盛り上がらない。残ったのは、時間を無駄にしてしまったという後悔のみ。 また、これだけの文章量があって、物語的には何一つ解決していないのはいかがなものか。せめて、一巻分の文章を読ませたのなら、もっとストーリーを動かしてくれと思いました。 一応これより前に発売された物語シリーズは全て読んでいます。 化物語や猫物語は大好きなのですが、この物語は好きになれませんでした。 | ||||
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中古品にもかかわらず「非常に良い」に相違ない品物でした。 とても良い買い物をさせて頂きました。 | ||||
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日本語の面白さに深く感銘します。 アニメだとかなりの部分を端折っていますので、原作も楽しみましょう。 活字が苦手な方もかなり楽しめると思いますよ。 | ||||
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ざっくり身もふたもなくこのお話のあらすじを表現すると表題のようになるでしょう。 作者がこの歌舞伎の古典を意識していたかどうかは別として。千国撫子ちゃんは好きなキャラではありませんが、撫子ちゃんが出てくる話は彼女の幼さの割にはオカルトと色恋沙汰の情念がからみ好きです。それはなぜか、西尾維新の洞察力が光ります。撫子ちゃんはなぜ、他者からみて、萌え要素の強いキャラであり、小学2年生から暦お兄ちゃんが好きなのか?月日ちゃんの洞察力とピーキーな行動が撫子に影響を及ぼします。 弱弱しく庇護良くをそそられるようにしていたら、楽だった。(正直同性からみてうざい) 両親を含む、周囲の年長者がそれを容認した。そこのところを抉り出します。 著者はまだ、この本を書いた時30歳でしょう?少女漫画を読んでいたり実際にお付き合いした女性などを通して、女の狡さとかを理解したのでしょうか?女兄弟がいるのか? 撫子ちゃんは逆に思春期で自我が出ていて自分でコントロールして庇護良くをそそる女の子を演じている分にはいいけど、他人に勝手に自分を定義されるとフラストレーションがたまるという事態になります。 ラスト近くで切れた撫子ちゃんは痛快です。いままでの撫子ちゃんの冗長な話口調から一転です。キレ撫子は洞察力豊富ですね。 また、最後のところで撫子ちゃんの重要な記憶が戻るところはいい意味でラノベで京極夏彦作品の憑き物落とし風なテイストがあります。この記憶が大事で今後のサードシーズンへの序章になるような。囮という意味もこの大事な記憶でわかってくる。サードシーズンの重要人物と関係してきます。 そのあと恋物語に続きます。囮物語と恋物語を続けて読んでいるとアララギ君はなんか無駄な努力をしているような、しかも撫子ちゃんを説得できず、怒らせているばかりのような。自分に恋している蛇に化けたお姫さまを怒らしていいことないでしょう。道成寺ではプレイボーイの庵珍という若いイケメン僧は恨まれて焼き殺されますよ。(まあ、不死身を手に入れられる青さかもしれませんが)それを煽っているのは忍ちゃんのような気がするのですがね。600歳でもやっぱり女が優先する吸血鬼なんですね。続編の恋物語は大人視点で解説してくれます。嘘か誠かは分かりませんが。痛快なのはガハラさんの明瞭明快な撫子ちゃんへの取引です。 この取引が恋物語につながったのが不満というのが出版時にリアルタイムに読んでいる読者の方々には噴出していましたが私は好きですね。 | ||||
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撫子ってただのメンヘry……いえなんでもありません。 今回の物語も、凄い!! とにかく伏線回収がすごい。 以前、撫子がラスボスと謳われていたのはそういう意味だったのかーと納得しました。 相変わらず、西尾先生の筆の早さと読者を裏切るパフォーマンスに圧巻されます。 もちろん言葉遊びにも。 | ||||
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この作品は、子供が自分で探したもので気に入ったとのこと。満足です。 | ||||
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正直言って、千石撫子が再びメインキャラクターになる話がくるとは思っていませんでした。 現在恋物語まで読んでいるのですが、千石は怪異を残している羽川や神原とは違い、 なでこスネイクで問題は完全に解決していて、特に設定された過去があるわけでもないので、 もう掘り下げるところがないキャラクターだと思っていました。 自分の読みの浅さを反省している次第です。 | ||||
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今回は千石のお話。 ずっと千石がラスボス的な伏線をはられていて、色々と想像をしていたわけですが、こういった形でのラスボスなのか!!という意味でとにかく驚きの展開でした。 千石視点で物語は進み、人間が誰でももっているようなマイナスな思考などが、どんどんと浮き彫りにされていって、読んでいて非常に考えさせられました。 色々な人との会話でどんどんと追い詰めら、孤独になっていく千石、その結果があれというのは千石ファンには、少々辛い展開かもしれないですね… 忍と会話や月火ちゃんとの会話は、本当に重い内容でした… 月火ちゃんは、阿良々木くんのこと好きすぎですねw ラストのガハラさんと千石の会話だけでも読む価値があるくらい、濃密なやりとりでした。 ガハラさん流石っす!!これは恋物語期待してしまいます。 いよいよ、ラストへ向けての展開となってきて、シリアスな展開になってきていますが、とても楽しめた作品です。 恋物語でどのようにまとまるのか、楽しみです! あと、花物語といい、今回の囮物語といい、忍野扇という人間が物凄く悪い意味で問題となる火種をしこんでいて意味深な感じなのが凄く気になります。 | ||||
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とても素早い対応で安心して購入することができました。また、内容も良く とても気に入りました。 | ||||
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毎回毎回このキャラが主役ならこんな話なんだろうと読みにかかる読者の予想をくつがえすセカンドシリーズです。 それも裏をかくという小手先のテクニックではなく、作者の生み出した愛するキャラをさらに奥底まで突き詰めて物語をひねり出していく力量に感心するばかりです。 今回はこれまでと比べて読者が読みにくいだろう流れになる事を作者は書いていくうちに分ってはいたのでしょうが、結末までしっかりと撫子を完走させてくれました。 読んでスカっとする清涼飲料をお好みの読者には苦すぎるでしょうが、せっかく1350円払うのならたまには何だったんだ、これ?と脳細胞を回転させてくれる一撃をもらうのも悪くはないですよ。 発表されているアニメ化も楽しみです。 | ||||
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千石のラスボスか。一人称撫子の設定をこんな風に絡めてくるとは思わなかったがどこか強引に話を作った印象があって終物語もこんな展開にならないことを祈る | ||||
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100%首尾よく書かれた小説です。 まさに首尾よく書かれていました。 読み終えた率直な感想は「面白い、やられた〜〜〜」です。 中盤から終盤に掛けての、引き込まれる、途中で止められなくなるのは流石です。 第乱話と言うだけあって乱話で嵐話でした。 千石撫子 14歳 中学二年生が主人公の独り語りのお話です。 本編で、天然なのか、意図しているのか、「それ判っててやってるだろう〜」と思える節が多々ありそれがウザ々でしたが、メドゥーサでその諸々が判りました。 中学二年の女子、単に幼いって事だったのだと、はい。 幼稚だからこそ純粋、純粋が綺麗とは限らず、エゴイックで欲にまみれ、青臭く、自分勝手。 見える物も見えず、見えた物も見ようとせず・・・ さて、セカンドシーズン(サードがあるのか・・・)も後二作 壮大なネタ振りの本作からどのように終着するのか楽しみです。 本編から全部を読んで来ないと、散りばめられたネタが判らない小説ですが、文句なく面白い作品です。 ぜひ、本編から読み進める事を勧めます。 | ||||
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相変わらず予想を裏切る内容です。 ここまで人気のあるキャラを堕とすのかと驚きました。 早く結末を知りたいです。 | ||||
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