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囮物語
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囮物語の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.44pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全118件 61~80 4/6ページ
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まさか本当に撫子がラスボスになってしまうとは(゜∇゜) でもさすがです。 手が止まらずに最後まで読んでしまいました! でも、あと半年かぁぁ。 長いな..笑 今まで化物語シリーズを読んできた人たちには絶対読んで欲しいです! 評価が分かれるのはまぁ仕方ない感じの話ですが、自分は最高に良かったです。 とりあえず..なでこぉぉぉぉ!! | ||||
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最後くらいまで読んでて、まぁ、どうなってもアララギ君とか忍ちゃんとかアロハのオッサンが解決して終わるだろうと思ってました。甘かったです、すみません。結末は恋物語に持ち越しです。読み終わって、あぁ…それで恋物語なのかと勝手に納得しました。ラスト楽しみです。 | ||||
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以前からラスボス扱いだった撫子でしたがまさかこういう意味でのラスボスになろうとは…。いい意味で驚かされました。このお話の続きは恋物語になるということなのでこれから半年も待たされるのが正直つらいです。 花物語(阿良々木さん卒業後の神原の話)で阿良々木さんは生きているわけですから、まあバッドエンドにはならないでしょうが…とても先が気になる終わり方でした。 | ||||
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個人的には 数ページしか登場しないひたぎのカッコよさ、愛情の深さにあらためて感じた話だった | ||||
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物語シリーズセカンドシーズン全てに言えることですが、各キャラクターの1人称視点で物語が進行することによって 可愛らしい、言ってしまえば萌えキャラ から 生々しい、酷く人間臭くて『単に阿良々木暦に関わった人間』 という風にシフトして行っている気がします。ヒロイン性が消失しているというか(セカンドシーズンでも度々登場しておきながらヒロイン性が一切消失していない人もいますけど)。そして、そのような単なる人物Aにものっぴきならないことはあるんだ、ということも感じさせられます。 なんとなくですが、物語シリーズで真に特異なのは、実は阿良々木暦だけなんだっていうことを作者は言いたいのかなぁとか思ったりします。 今作では、上に書いたことを殊更強く感じさせられました。 | ||||
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正直この二期シリーズにはウンザリだ。 余りに面白くなさすぎる。 刊行のスケジュールを決めたがゆえに間に合わせで書いたかのようなつまらなさ。 正直、化物語上・下で終わらせるのが一番だったと思う。 語るに落ちるとはこの事だ。 | ||||
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撫子は一番現実に近いキャラクターである。 読んでみて、撫子のダークな面が出たという表現はおおよそ正しくないと思いました。 私達は、撫子にこうあって欲しいという願望を無意識に持っていて、それがたまたま違ったということ。 そして、作品では撫子の行動や考えに一貫性がなく矛盾に感じるが、そもそも私達の現実の行動を考えて 見ればある程度理解はできる。 例えば、相手を好きだとしても、必ずしも相手の幸せを祈らないこと。 そういう矛盾や完璧に理解ができない点を持って、本作品で撫子はより魅力が増したかもしれない。 人のキレイな部分や表面しか見たくないならばお勧めしないが、人に心についてより知りたいという人には お勧めです。 深く考えてみると、こういう人は現実によくいます。 | ||||
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この作品のレビューは本当に書きにくい。 冒頭シーンの説明をするだけで核心に触れてしまう。 それだけ衝撃展開なのだと思っていただければよいかと。 一言で言うと、いよいよ最終章開幕!といったところでしょうか。 ネタバレはできないので断片的な感想を述べると、 1.撫子語りで1冊書き上げた筆力はホントに感心する。 2.月火ちゃんカワイイけどコワイ 3.ガハラさんカッコイイ! と言ったところでしょうか。 過去のエピソードが伏線となっていることが判明したり、新たに伏線が張られたり、 キャラ小説としてではなく 純粋な物語としての興味を引く仕掛けが満載です。 果たしてこの伏線はすべて回収されるのかというのが目下の楽しみなわけですが、 この作者の過去のパターンだと半分ぐらいは回収されない危険もあります。 なんにしてもこんなに次回が楽しみな小説は久しぶりです。 本作の続きは最終巻の「恋物語」となり次作「鬼物語」は本作より前の時系列となるようですが、 どんな仕掛けがあるかわからないので注意して読むことをお奨めします。 | ||||
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化物語をジャコウネコに例え、花物語を別のネコに例えたことがあるけれど、その例にならうならば、囮物語はハクビシン。 囮物語は独特の臭みがあるが熟練した腕前で丁寧に味付けされており、とても美味である。社会問題への暗喩を読み取ることは不可能ではないが、そのためには少々深読みしすぎる必要がある。 読んでるときに、なんとなく似たような性格の人物を思い浮かべることがあるかもしれない。 そして、それぞれが思い浮かべた人物が全く違うタイプのキャラだったりするのだけど、それぞれは確かに撫子の一側面だったりする。 つまり、人物描写に説得力がある。 | ||||
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囮物語 □の中の化物語 密室の中の蛇の物語 つまり・・・ いやー、面白かった 物語が加速してきました 撫子の中身に迫った内容でした あと、「撫子は俺の嫁」って人たちの内面にも迫った内容でしたよ とりあえず、撫子の可愛くない本気絶叫が聞けるのは囮物語だけっ!! あと、阿良々木くんが、妹の体の柔らかいところを興奮気味にどうにかしちゃうし、妹も素直に受け入れちゃう描写があるのは囮物語だけ | ||||
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シリーズもついに10作目.時間の流れは『猫物語 (白)』から『花物語』の間の三日間で, 多くがヒロインに抱いていたであろうイメージを大きく,残酷に崩しながら進んでいきます. 中でもそんな彼女が奥底に潜ませる思い,この年代にはありがちであろう苛立ちや劣等感, 逆にそういう相手と向かい合ったときの,表現しづらいもどかしさや嫌悪感のようなものが, 二人の少女のやり取りから,どちらの立場にも共感しやすく激しく描かれているのが印象的で, 少しばかりモタつき加減も感じられたそれまでから一転,終盤へと一気に引き込まれていきます. そしてその終盤,わずかのセリフでその存在感を見せつけたあの少女にはさすがとしか言えません. さらにお得意の言葉遊びは『神憑き』と『噛みつき』というわかりやすいところはもちろん, タイトルにある『囮』の文字には,作中で語られる意味以外にもいろいろな解釈ができそうで, 難しい言葉をひらがなに崩した演出も,彼女の『可愛らしさ』をうまく,嫌らしく伝えています. また,大好きな彼から投げかけられた辛い一言.自らが望み,招いてしまった結果とはいえ, 「大嫌い」と叫ぶほどに追い詰められ,『終わり』へと転がる姿はただただ心苦しく映ります. 神様にさえ見捨てられた彼女をも彼は救おうとするのか,それとももう戻ることはできないのか? しかし結末はシリーズ初の続刊へというまさか,しかも最終刊となる次々巻という気の持たせぶり. 明らかに何かを知り,彼らの『物語』をかき回しているとしか思えない人物も未だに謎のままで, 次の巻では少し時間が戻るはずなので,そこで整理がされ気持ちよく完結へと向かってほしいです. | ||||
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ネタバレはしません。 コメディ部分は通常通りでしたが、 中盤から終盤にかけて千石撫子の印象、存在が崩れてゆきます。 最後の引きも、西尾先生らしくはありますが、 釈然としない方も多いかもしれません。 もちろん、他の作品で慣れている方は別かもしれませんが、 これはあくまでも化物シリーズの感想なのでご容赦を。 基本的には、どこに視点を置くかで評価が変わりそうですが、 個人的には微妙なところです。コメディ部分は好きですし、 大筋の流れも面白くないわけではありませんが、 やはり撫子の人気も関係しているようなので、 他のキャラで同じような話だったらどうだろうという感じです。 まぁ、そんなことを言ってしまえば身も蓋もないわけですが。 俗に言う信者的な位置でも、大して撫子が好きなわけでもありませんので、 『その他』の人間の単純な意見としては、このくらいの感想でした。 西尾先生のために、首尾よく書かれた小説でした。 | ||||
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冒頭たった20ページで明かされるのでネタばれにならないと思いますが、千石撫子が阿良々木暦と殺し合う「なんでまた?」な結末がいきなり明示されます。物語は結末が最初に示され、そこへ向けて経緯が描かれていく形です。 形式というか構造というかその辺りを別角度で言えば、『猫物語(白)』の羽川、『花物語』の神原に続き千石撫子のひとり語り。ということは『猫物語(白)』から始まる「新章」において、語り手を任されなかったのは『傾物語』の八九寺真宵だけになりますね。 さてさて、この『囮物語』ではっきりしたのは『化物語シリーズ』の構成ではないでしょうか。前半章で、善良な心根を持つ軽妙洒脱な語り手、阿良々木暦によって描きだされた魅力的で個性的なヒロインたちに、われわれ読み手は存分に惚れ込むことができます。そして新章では(『傾物語』を例外として)ヒロインたち自らが語り手になってそれぞれの“美しいとは限らない”その内面を吐露して行くことで、われわれは魅力的なヒロインの内面をどこまでも知ることができます。前半章は現代的なエンターテインメントであり、新章は日本的な私小説的世界として対比できるとも思うのです。 千石撫子が『恋愛サーキュレーション』において多くの視聴者を萌え死なせたかわいさは強力無比でしたが、そもそも小説において著者が撫子に託したのは卓越したかわいさのカリカチュアでしょう。西尾維新の面白さは撫子にかわいさ以外の何物をも与えないことです。頭が良いわけでも思慮深いわけでもなくただ ── かわいい。新章において、そのかわいさが撫子の内面を苛み続けていたという著者のリアアリティの持ち方には敬服するより他ありません。 撫子のかわいさの裏側に潜む魔性が気になるなら読まないと言う選択肢はありませんよね。 ちなみにあとがきで第三期の可能性を著者自らが匂わせていたということは朗報として添えておきます。 | ||||
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今回の話はダークです。でも面白くいっきに読んでしまいました。ただ撫子 ラスボスで終わんないよね。ねねね です。撫子だけこんな終わり方は納得いかないです。あと2話でちゃんと撫子の事も書いてほしいです。撫子ではなく[私]になれた撫子にあいたいです。 | ||||
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正直、ラノベ全般やファンタジー系の作品が苦手です。でも、物語シリーズは漫才パートが面白いので好きでした。が、囮物語は漫才パートがほとんどなく、ひたすら内面的な話が続いてて正直読むのがキツかったです | ||||
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千石撫子をアニメのキャラだけではなく現実にいたらこんな感じの人物だということを作者さんは書いてくれたのだと思います | ||||
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『囮物語(なでこメデューサ)』読了。 感想は一言で言うと『驚愕』です。 これまで、その可愛らしさ(特にTVアニメ版における)故にネタ的な意味で『ラスボス』と言われていた撫子が、本当の意味でラスボスになってしまうとは...いやぁ、これはまったく予想つきませんでした。 何故小学2年の頃に少し遊んだだけの暦お兄ちゃんを中学生になるまでずっと思い続けていることができたのか、何故一人称が中学生になっても『撫子』なのか...まぁこういったことはマンガやアニメでは良くあることなんで、そんなキャラなんだろうと納得してしまいそうになりますが、普通の感覚で考えれば、これは十分普通じゃありませんよね。 そんな撫子のこれまで(おそらく意図的に)隠されていたダークサイドを『囮物語』では、これでもかってくらいにえぐり出してきます。以前の作品で撫子が「夏休みの宿題なんてやらなくても、ごめんなさいって謝れば大丈夫」というような事を言ってましたが、そのときは冗談のひとつぐらいだろうくらいに笑ってすませていたんですが、そうじゃなかったんですね。そんな撫子の弱さが逆に撫子をラスボスへと変えていく様はなんとも辛いものがあります。 作者曰く『化物語』第2期にあたる『猫物語(白)』以降の作品では『化物語』では語られなかったヒロイン達(『猫物語(白)』では羽川翼、『花物語』では神原駿河)の隠された内面や歪みがこれでもかってくらいに描かれていますが、衝撃度から言えば『囮物語』が最強です。なんたってラスボスになっちゃうんですからねぇ...まさにタイトルそのものの... 物語の決着は次の次の作品である『恋物語(ひたぎエンド)まで持ち越しとなりますが、悲劇的な結末は無いものと確信しています。なんたって、暦お兄ちゃん(阿良々木君)は『誰でも助けちゃう人』であり、それこそが『化物語』シリーズの根幹をなすものなのですから... とはいえ、阿良々木兄妹の関係はちょっと...いや、かなり問題ありかと...(^^:)。シスコンということでは暦君は某『俺妹』兄を超越するかもしれません。 われらが女王ひたぎ様は最後の方にほんのちょっぴりしか登場しませんが、それでも、そのわずかの間に一番美味しいところを持って行ってしまうあたりは、さすがは『化物語』メイン・ヒロインだけはあります。 それにしても、忍野扇とはいったい何者なんでしょう?ここ最近の物語は彼女(時には彼のときも)がトリガーになっている部分が多いし、特に『囮物語』で撫子をラスボスにしてしまったのは忍野扇の仕業であるといっても過言ではありません。もしかしたら、本当のラスボスはこの忍野扇という存在なのかもしれませんね。 | ||||
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化物語の既刊も、その前の西尾維新のシリーズ(たとえば戯言シリーズ)も読んでいて予定調和の域をでなかった。つまり奇想天外なところでも、すんなり読めたのですが。この作品は、作者にやられました。駿河さん予言の「撫子がラスボス」も別の意味で解釈していましたが、真のラスボスとは。 撫子を食べちゃうのは、暦おにいちゃん(嘘、忍ちゃんが食べる)と思わせて、撫子が食べちゃう。また、月火ちゃんの厳しい追及や前髪の件、よくできています。やはり、撫子には「○いおん」のようなへいおんな日常は無理だったのですね。私は、撫子ちゃんに萌えてはいなかったので、よかったのですが、「真宵バイバイ」なんてのたもうてた輩にはショックだったのでは。ざまーみろ。 素晴らしいです、維新さん。 | ||||
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怪異となった千石撫子と暦&忍が殺しあう衝撃シーンから始まって それに至るまでの物語が展開されます。とはいってもいろいろなものが 入り組み簡単には解とはわからない面白い話の構造をしています。 続きが楽しみです。 | ||||
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評価がとても難しいですね。 一つの物語として見ると少々違和感を覚えます。 今までの物語が何らかの解決に至っていたからかもしれませんが、 今までのどの作品とも違って完結しません。 厳密に言えばどの物語も完結なんてしてませんが。 この物語の結末は始まりです。 つまり物語はずっと序章ですね。 そりゃあ違和感も感じます。 しかし、西尾維新先生もきっと後に繋げるという意味の まとめに入るという事でこの内容だったんでしょう。 おそらく、この感情は意図して作り出されたものだと思います。 この巻を「前振り」として見る分には素晴らしいと思います。 ただ、この物語をどう締めくくるのか。 そんな将来への期待も込めての☆4評価です。 | ||||
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