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囮物語



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【この小説が収録されている参考書籍】
囮物語 (講談社BOX)

囮物語の評価: 4.44/5点 レビュー 118件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.44pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全118件 101~118 6/6ページ
No.18:
(2pt)

このシリーズは続ければ続けるほど悪くなる

まず、作者への編集部の期待なのか?それとも読者の期待なのか?
これ以上、このシリーズを執筆するのはやめていただきたい、というのが正直な感想だ。

化物語は、本当に楽しく読ませていただいた。
そのストーリーやキャラ設定、言葉遊びの巧みさなど本当にすばらしく、読後感は満足の一言につきた。

しかし、今作「囮物語」を含め、前作の傾・猫(白)など一度終わらせた物語を惰性で続けているのは、
作者自身がキャラやストーリーを壊しているようにしか感じられない。
もともと怪異というお化け・幽霊といったものを扱うものではあったが、
それは、あくまでもそれに関わる人間を引き立てる調味料でしかなかったはずが、
いつのまにか怪異を理由につじつま合わせしているようにしか見えなくなったのは残念としかいえない、
あの人間同士のやり取りこそがこの物語の魅力であったものを…

西尾維新好きのコレクターズアイテムとしては買ってもいいかもしれない。
ただ、一度は読んでも二度と読み返そうとは思わない、そんな今作だ。
いっそのこと作者自身が書く、同人SSとでも思えば気が楽かもしれない。
購入を考えている方は、おそらく1年ほど待てばブック○フに大量に陳列されるだろうから…
それからでもいいのではないか?

刀語も終わり、ここでこの化物語という大ヒット作をいったん終わりにして、
著者には是非とも新作に力を入れてもらいたいと一人のファンとして思う。
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No.17:
(2pt)

なんてこったい……

買わなきゃ良かったとも思ってしまった……
なんだろう、読んだ後の後味が悪すぎですね、次巻が凄く気になります。猛烈に。

これは次巻に期待ですね。
早く次巻が読みたいです…。

今回も語り部は撫子です。
敬語で物語は進んでいき、私は撫子は敬語ってイメージなかったので少ししっくりこなかったのですが…。

それにしても撫子殺しが酷すぎます……orz
強烈な物語の展開ですね……。

まさか撫子が○○になってしまうなんて……。

むららぎさんの語り部も期待していたため、うん、むららぎさんはいつ顔を出すのでしょうか……。

それはさておき。

撫子がドツボにはまり、落ちに落ちた物語だと思いました。
ひたぎさん格好良すぎです。更に好きになりました('`*)

やっぱりひたぎさんですよね。と思いました。ひたぎさんの出番は少しでしたが。

撫子ファンには衝撃の一巻になると思います。
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No.16:
(4pt)

本当にラスボスかよぉ!?

千石撫子が語るシリーズ第10巻。
本巻はいつもに増して斬新。
予想の斜め上を突き進んで、三次元の壁を突破してしまった
ような展開。

今巻の千石撫子はぜひとも、もう一度花澤さんに演じてもらいたい。
新境地が開かれそうな気がする。ヤンデレ的な、悪女的な意味で。
小説シーズン2も、ラスト2巻。アニメシーズン2にも期待してやまない
今日この頃。

しかし……まさか
『するがデビル』が今回の伏線だったとはね……。
次回以降に期待。






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No.15:
(4pt)

終わり良ければ全て良し

私はどんな物語でもハッピーエンドを願ってしまう人間です。
最終巻で、彼ら全員が「普通の」幸せを得られる事を祈っています。
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No.14:
(5pt)

どうしてこうなった!?

読み終えた後、何とも言えない後味の悪さを感じた。完了まで終わり切っていないから。ではなく、今回の物語の取り敢えずの最後の時点での撫子の状態というか状況に。
最初に2人が殺し合うシーンはあれど、中学生には難しい語句が平仮名のままだったり、撫子と○○の意外と緩い会話を含む回想シーンは、結構ほのぼのとしていて可愛いなぁと思いながら読めていた。でも時系列が現在へと戻ると、正直エグかった。撫子で、そして台詞回しや仕草が可愛かったりするだけに余計。思考回路もズレて病んで狂ってきていて怖かった。
最後まで読んで、001章を見返すと非常に切なくなる。
愛と憎しみは紙一重もとい髪一重って事かな。
否定的な事も書いたけれど、それでも面白かったし、これからの展開に期待を込めて☆5つで。

以下独り言
卒業までは正確には4ヶ月半だろうに半年と言っているのは、恋物語発売までの時間に掛けているのだろうか?

5ヶ月後の花物語では、暦もひたぎも忍も健在だから、恋物語ではちゃんとした後日談、オチがあるんだろう。良くも悪くも。願わくば良好な関係に戻る事を期待したいが、無理にも思う。実際に花では撫子の名前は出てなかったと記憶してるし…。

暦に札を預けた当人の臥煙伊豆湖ならば、何でも知っているから何とか出来そうな気もする。でも、そもそも伊豆湖は今回の件を猫(白)の時点で予め知っていた上で渡したんだろうし、それならば必然であって何ともならないのかな。けれど伊豆湖が暦を尋ねたのは、鬼物語に関してだろうから、札についてや暦と忍が撫子が札を見つけた時に立ち会えた理由等は次巻で判明するかもしれない(?)。

まぁ幾ら考えてみても分かる訳がないし、それでなくても西尾なんだから先が読める筈が無いのかな?良い意味で裏切られてきたし。
考えるのはしんどいし、待つのもしんどいけれど、予定通り出版されるのを祈りましょうかね。
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No.13:
(5pt)

な、

なんてこった…。モヤモヤ感MAXです。ただ、終末に不可欠なパーツとなった物語なのは間違いありません。
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No.12:
(5pt)

囮は、お札に描かれた「化」

「いつもの」展開だと、正直思ってました。
「いつもの」というのは、まぁ、取り返しのつかないことはあるものの、お話の最後には何とか日常的なものが戻ってくるということです。

しかし、今回は良い意味で裏切られました。撫子にこういう妬くを、厄を、いや、役を、負わせるとは。

撫子はどうなってしまのか?裏で糸を引いていると思われる扇の思惑は?暦は?ひたぎは?12月発売の「恋物語」が楽しみで仕方ありません。鬼物語ともども、1ヶ月ずつ前倒しして出してくれないかな。

あと、誰も突っ込まないかもしれないから突っ込んでおきます。「笹藪」先生って……。ひどい苗字です。

しっかし、月火と撫子の会話の部分は、流石。と思います。
現実的な目標っていうのは失敗し時のダメージが大きいんですよね。夢を抱き現実を生きる人間は痛い目を見つつ、先に進むしかない。うし。がんばろう。
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No.11:
(5pt)

萌キャラ殺し

戯言シリーズでもそうでしたけど、
西尾維新は萌キャラに容赦がなさすぎる。
まぁ、そこが最高なんですけどね。
普通、人気にあるキャラにこんな事させませんもん。

でも嫌いじゃないです。
もうすっきりしましたよ、本当に。
撫子はかわいい。
それだけです。
読んだらきっと分かります。
それとねー、どうしてこう西尾維新は人間の自分でも見たくない心を読むんでしょうか。
私の心にもグサグサ来ますよ、来まくりですよ。
早く続きが気になって仕方がないです。
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No.10:
(4pt)

撫子の可愛さの秘密が押し出された物語

レビューということで、多少ネタバレ的なことも書きますがご容赦を。


可愛い撫子の「可愛さの部分」に深く触れていき、その中にある「弱さ」が他人の手によってぐりぐりとほじくり出されていくお話です。
読後感としては、小説としての面白さがあるけれど、読者自身が己と撫子を重ね合わせてしまうと切なさと辛さも残る終わり方で、物語シリーズの中では少々異質かもしれません。
人の心に触れて、それを救うお話を書ける著者様ではあるけれど、その課程で徹底的に蹴落とすようなシーンも別作品では見られました。
しかし結末はきちんとまとめてくれる。
今回もその結末まで行くと思いきや、しかしお話は途中で止まり、可愛い撫子を眺めるような視点で読んでいくと、少々辛い読後感かもしれません。
けれど、続きに期待してしまうし、期待したい。
まだ物語は終わったわけではないのだから。

このシリーズはこの後、「鬼物語」と「恋物語」と残り2冊とのことですが、予告によると「鬼物語」は別のお話になるため、この「囮物語」の続きは12月発売予定の「恋物語」へと続いていくそうです。
予告通りなら半年近く待つことになりそうですが、楽しみに待たせてもらいます。

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No.9:
(4pt)

最初の200ページは我慢してください

今作は正直、読んでいるのが「しんどい」です。

しばらくの間話が大きく展開することもないし、語り手の性格やそれゆえのですます調、さらにはいまいち要領を得ない話し方が重なって、これまでのシリーズのような軽快さは皆無です。とにかくページが進みません。


でもだからこそ、最後の3分の1での急展開と後味の悪さが際立っているとも言えます。


一人称語りシリーズでは各キャラクターの内面が掘り下げられてきたことが特徴でしたが、今回はむしろ<抉り出す>といった表現のほうがしっくり来るような筆致です。とにかく痛々しい。終始胸を締め付けられているような感覚です。

これまでの作品で外から眺めていたときから、僕は千石撫子に対してなんとなくある種の<気味の悪さ>を感じていたのですが、今作でそれがようやく説明されたな、というか行くところまで行き着いてしまったのかな、というのが端的な感想です。

先にも少し触れましたが、これまで曲がりなりにもあった救いは、今回はまったくないと思っていたほうが無難です。救いらしきものを強いて挙げるなら、節々で出てくるその他登場人物たちの振る舞いに安心感があることくらいです。

次回以降につながって行く(ようにしてブレないことを作者自身が釘を刺している(?))「予告」も明確になされていたので、今作を読んだ人は残り2作も読みたくなることは間違いないでしょう。

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No.8:
(5pt)

撫子はやはりラスボス

まさか撫子の話が物語シリーズの最後に繋がるとは思いもしなかった。
阿良々木ハーレムのラスボス扱いがあそこまで的確とは。
ひたぎエンドがマジで楽しみになる。
ここまで読んできた人にはマジでオススメできる。
時系列的には10月31日、つまり傾物語>猫物語白>鬼物語>囮物語>恋物語>花物語の順となる。
さすが西尾維新としか言いようがないでき。読んで後悔はしない
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No.7:
(5pt)

マジでラスボス化!

前半はかなり苦痛ですが、後半のために堪える価値は十分にあります。
いつも通り最後には解決するのかと思いましたが、なんと今回は続きます。

本心をあまり語らず、常に人目を窺う。貯まり続けるストレスを解消出来ることもなく、崩壊する。
現実の世界でもありそうなシチュエーション(怪異化はしませんが)ですが、同情は出来ませんね。友達を失ったり、孤立したり、押しつけられたり彼女にとって非常に辛かったのはわかりますが、それでも辛いのはなにも自分だけではないのですから。

本編を読んで疑問に思ったのが”あれ?もしかして扇ちゃんが言わなかったら別に大丈夫だったんじゃね?”ですw
あの子は本当に何がしたいのやら。これからの展開が非常に楽しみです。



最後に個人的な感想を・・・
私も戦場ヶ原さんと一緒でこういう人が大嫌いです!






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No.6:
(4pt)

神様の日曜日は栞

いやあまり意味のない前巻より戻した感じはするな、まあ面白い。
ラストに向け準備、助走、いい、良い感じ。
でもそれもこれから書きあげるラストの出来如何だね。

闇の部分はもっとダークでも良かったな、と色々思うとこもある、かな。

なんか懐かしいと思ったらファイトクラブなのね。
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No.5:
(5pt)

可憐なヒロイン転じてラスボスに・・・

千石撫子がヒロインの「なでこスネイク」の後日談、いや続編の「なでこメデューサ」。しかし今回は完全に悪役。再び怪異に襲われた・・・と想いきや、それは撫子の幻覚、いや妄想だった。
自らの精神力で怪異と化した撫子に暦と忍が挑むが・・・メデューサと化した撫子、強いな。最強かも知れない・・・いや、ひたぎの方が上か。携帯を通じてだが、ひたぎの乱入で忍も暦も助かるが、半年後、卒業式の後、ひたぎと暦と忍を殺す事を撫子は宣言。ラスボス確定・・・かな?本人もラストでラスボスを自認しているし。
で、あとがきで作者が爆弾発言。「どうせサードシーズンも書くんだろうなあと思ってはいますけど」って、あんた他人事かいっ!

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No.4:
(5pt)

さすがの西尾維新。

二つ目のシリーズが始まってから、毎回各ヒロインを解き明かしてきたこのシリーズ。
その流れが、今回も爆発しています。

小説から入った人にも、アニメから入った人にも、撫子が好きな人にも、撫子が嫌いな人にも。
すべての人に読んでもらいたいと、思える内容でした。

ここまで読者の裏をかいて、期待を裏切りながら、楽しませてくれた二つ目のシーズン。
これを、残りの二冊でどう完結させてくれるのかが楽しみになる。
そんな一冊です。
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No.3:
(5pt)

加速し、終結へ向かう「物語」

千石撫子は可愛い。

「化物語」のときの撫子も、「偽物語」のときの撫子も、語り部も務める本作「囮物語」の撫子もただただひたすら可愛い。
そう、千石撫子はずっとずっと可愛い。いつもいつも可愛い。だが彼女は「たまたま可愛い」のだ。

化物語を最初に読んだときとは違い、今はアニメで化物語を見て、「恋愛サーキュレーション」を聴いて、僕の中の撫子は「花澤香菜さんの声の千石撫子」になってしまっている。
それがさらに今回の「囮物語」の「撫子の可愛さ」と「読後感への期待」を加速させる。
西尾維新はそこまで計算済みのはず。さすがとしか言いようがない。

加速するのは撫子の「可愛さ」だけではない。ラスト40ページ、撫子の「物語」も加速する。
そしてそれは「恋物語」へと続く、阿良々木暦の、忍野忍の、戦場ヶ原ひたぎの「物語」が加速していくことでもあるのだろう。終結へ向かって。

読み終えて思うことは「西尾維新はやはり素晴らしい」。
「戯言シリーズ」を読んだことがある読者なら実感するであろう「あの読後感」を「撫子の物語」で持ってくるとは・・・

「物語シリーズ第二シーズン」の残り2冊を心待ちにすることにしよう。
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No.2:
(4pt)

アニメとのギャップが…

話も面白いし、撫子がダークなところもなかなかよいのだが、前髪の件はアニメの撫子の絵が頭にこびりついているせいか、しっくりこない。恋物語に続くという点も合わせて★4つ。
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No.1:
(5pt)

あなたに噛み憑く、囮の蛇。

撫子可愛いよ撫子。

そんなわけで修羅の如く過酷なスケジュールで行われている3か月連続刊行も半分以上達成され、いよいよ『物語』シリーズも1つの終わりを迎えようとしています。撫子の視点で語られる今回の「物語」。撫子から見た世界。撫子から見た阿良々木暦。加速していく展開に緊張と興奮を隠せず、どんどんページを読み進めていました。

終盤、”あの”状態からどうするんだ?、ページなくなっちゃうぞ?、まさか夢オチだったりしないよな?などとドキドキしながら読んでいましたが、そんなことはなかったのでほっとしました。(あながち間違いでもなかったのですが。)
そんなこんなで楽しく読ませてもらった訳ですが、それでもこの展開には驚きを禁じえません。
まさかどこかで誰かが言っていたようなあんな展開になるなんて…。西尾先生はやっぱりお好きだな、と思いました。

とにかく、この連続刊行も残すところあと2冊。とうとう語られるあの事件、鬼物語『しのぶタイム』と、終章『ひたぎエンド』の恋物語、今からワクワクで眠れません! 内容と、今後の期待込みで星5つです!



追伸、阿良々木兄妹はちょっとやりすぎだと思うんだ…。




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