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囮物語
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囮物語の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.44pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全118件 21~40 2/6ページ
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もじもじおどおどしている、小柄で内気な女の子は可愛い!萌えれる! …でもそういう女の子の内面って現実的にどういうものになるんだろう? そんな作者自身の疑問を具現化したような実験的なお話です。 「可愛いは正義!」という名言を逆手に取ったような話で、撫子のキャラクター性の解体新書と言っていいんじゃないでしょうか。 しかし撫子が主に蛇と忍に口でボッコボコにされてしまうので、撫子が好きすぎる人は目を背けたくなってしまうかもしれません。 逆に撫子のなよなよおどおどしてる、カワイコぶってる所が嫌いって人はスカっとするかも?w 話としてはすごく面白いんですが、上記を理由として☆4つです。 | ||||
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読み易かったです。 千石撫子さんの御馬鹿な感じが良く出て居ました。 絵はとっても綺麗です。 | ||||
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この物語は今まであまり触れてこなかった撫子の人間性について書かれたものです。 撫子の人間性が解かる本作品を読んで、撫子を嫌いになった人も多いのではないかと思います。 この本は物語シリーズにしては珍しく戯言シリーズやきみとぼくシリーズを思わせる仕上がりとなっています。 | ||||
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可愛らしさとは何かが問われたお話です。なんだかこっちまで痛くなるくらいでした。 内容も深く、「なるほど」と納得します | ||||
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第二シーズンの中核に位置する重要な話になります。 千石撫子が好きな人ほど辛い巻です。 この巻で好感度がだだ下がりしていくキャラが多いのでその辺も注意です。 内容としては緊迫した導入部なこともあり退屈せずに一気に読める内容です。 ただし、続刊に明確に続く話になので、単独で読む巻ではないです。 恋物語とセットになります。 花物語に続き、記号としてのキャラ付けに対して作者の「意外性をみせよう」というテイストが強い作品です。 シリアスであり、単純に撫子大好き!って方の期待に全くそぐわないエピソードになっています。 正直こんなんじゃなくもっとゆるい話が読みたかったのは私だけではないでしょう。 予定調和的にはいかない西尾作品ならではともいえますが。 | ||||
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現実的 サブキャラ視点といってもそのキャラが主人公同様に特殊な凄い人間だったらあまり普段と変わりませんよね そういう意味で千石は化物語の中で、いや二次元キャラの中でもかなりこちら側に近い存在だったんだなと読み終えて思いました だから多くの主人公のように 変な正義感も無ければ それを実行するための力も無い、特殊能力もない。だから感情移入?というか自分を重ねてしまう ご都合主義も無いので 行動にはそれ相応の結果もしっかり付いてくる。 結構シリアスなお話です 千石の考え方があまりにも自分と似ていたせいか 月火ちゃんの言葉、忍の態度もかなり胸に来ました 勘違いならそれでいいんですが 千石が「偽物語」で暦の前で髪を上げていた事は、何だかんだ言って 本当に暦の事を●●だったんだろうと思います | ||||
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読後の感想なのですが、作者のいう「たった1行」の結末には、まったくオチが納得できませんでした。 千石の「妄想」なのか「自立」なのか「意味魍魎」です。 ラスト10ページ、「ひたぎ」と「千石」の一騎打ち、緊張感のある会話は、声優のアニメでしか伝わらないかも?。 で、考えてみたのですが。 かわいいだけの「千石」。何か、長いだけのどこかの小説のようで、犯罪を促された主人公の千石。 千石の妄想なのでしょうか?そうではありません。 今回の禅話が千石の妄想だったのか、それとも。。。。。?。明らかに、妄想ではありません。 ラスボスが誰かは、千石ではなく誰かは伏線で理解できました。 次は「ひたぎ」がラスボスに悲劇にまきこまれるのは想像できます。 忍がぼけているのはおいといて、あららぎくんが恋人の「ひたぎ」が悲劇に巻き込まれて、どうするのか 期待します。彼の正義感が爆発して、「八九寺」「千石」もついでに救ってくれるのを期待します。 ラストでの大逆転が期待できそうです。 | ||||
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長文ですみません。けっこうネタバレありです。ご容赦ください。 『物語』シリーズの前半は、キャラを立たせるというラノベの特徴をとことん追求することで、 キャラ同士がストーリーと無関係な(でも、それぞれのキャラ「らしい」)無駄話を延々と繰り出すだけで小説が娯楽として成立してしまう、 という効率の良さを獲得していました。 いっぽうセカンド・シーズンに入ってからは、それまでの物語のなかで確立していたキャラを解体し、そのうえで新しい何かが出てくるか? を探る方向に西尾維新さんの興味がシフトしている印象をうけます。 そして、その方向性がはっきりと打ち出されたのが羽川翼を主人公にした『猫物語 白』と、千石撫子を語り手に据えたこの『囮物語』ではないかと思います。 羽川と千石には、いくつかの共通点があります。 暦への報われない片思い、「自分」に対する関心の低さ、他者との壁が極度に厚いこと、等々。 それらの歪みを内側に抱えて、しかし二人のとる外界への態度は対称的です。 羽川はなんでも完璧にやってのけ誰にでも親切にすることで、千石はすべてを「しんどい」と感じ、極力自分を目立たなくして他者との接触を避けることで、 それぞれの歪みに対処しようと試みます。 羽川は『猫物語 白』で自らの意思で暦に告白し、きちんと失恋することで気持ちの整理をつけて暦やひたぎとのあたらしい関係を築くことに成功し、 そのなかで従来の「真面目な委員長キャラ」からの脱皮をはたします。 それに対して本作での千石は周囲から「可愛いだけ」のキャラを次々と攻撃され、孤立を深めた結果暴走し望まぬままに「怪異/神」と化してしまいます。 圧巻なのは千石が忍に攻撃的な態度をとられたことを皮切りに月火→先生とクラスメイト→とどめにひたぎ、と連鎖的に人間関係を崩壊させていくあたりで、 千石の抱える弱さは自分にも思い当たる節があるだけに、ここは読んでいてかなり痛々しかった・・・ 「思えば撫子は一度だって、誰のことだって、知ろうとはしませんでした。そっか。だからこんなことに・・・なったんですね」 自分のキャラの内側に閉じこもってひたすらその承認を求めるか、外に出て他者との関係を意思的に築くか。 その態度の違いで、救済される羽川と解体される千石との差が、残酷なまでにはっきりと出てしまいます。 神社で暦と対峙した千石が、暦の隣に立つ忍に嫉妬を覚えるシーンから連想するのは『傾物語』に登場するパラレルワールドのキスショットです。 暦との関係性の構築に失敗し、 「儂とうぬが、そのように寄り添いあえる可能性も、ちゃんとあったのか」 と泣き笑いした彼女に滅びの道しか残されていなかったように、千石にももはや救済の可能性は残されていないのでしょうか? いや、しかし次の『恋物語』はひたぎが語り手とのことなので、そのあたりの問題はあっさり放り出されてしまう可能性も・・・? なんにしても、「次はどうなる!」と固唾をのんで新作を待ちわびるという経験は久しぶりで、そういう作品に出会えたことに感謝です。 ここからは完全に妄想。 『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の黒猫のキャラづけって、人間関係がヘタとかそれでも周囲の人と関係を築く意思があるかどうかとか、 共通点と相違点の両面でかなり千石と対応関係にあるような気がするのです。 というか『俺妹』のアニメ以降、千石のキャラがかなり黒猫の反転バージョン(闇猫!?)っぽくなってきている気がするんですが。 まさか関連性あり?アニメのCVつながりで・・・(笑) | ||||
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ラスボス登場です。少女の心情を執拗に書き続けていく手腕はさすが。鬼物語 (講談社BOX)は読んでないですが、このあとの展開が楽しみ。 | ||||
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新章第4作目。千石撫子編。 千石撫子というキャラクターの性格を考えたら、こういう方向というのは十分にあり得ると思うが、正直最後の方に関しては予想外だった。どういう展開であれ、この巻でキレイに解決すると思っていたので全く想定していなかった。 『猫(黒)』までの第1シーズンがある種のパターンがあったのに対して、『猫(白)』以降の第2シーズンは必ずしも決まった形を取らないので、その分、色々バリエーションがあって前シーズンとはまた違った読み方が出来るのでこれはこれで面白いと思う。また、あとがきでちらっと次の第3シーズンにも触れている所も読む側としては嬉しい。 | ||||
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これも化物語第2シーズンの特徴であるヒロイン視点のお話。 (例外はあるけれども) 「なでこスネイク」のヒロイン千石撫子が語り部となっています。 化物語のヒロイン中でも屈指の「可愛さ」で人気の撫子ですが 一人称の語りも妙な愛嬌があり可愛いのです。 が、前述のヒロイン達の物語が少女の青春卒業ものとして完結 していたのに対してかなり残酷な結末になっています。 完結ではなく結末。 弱さを、可愛さを武器にして怠惰に処世してきた女の子の哀れな結末。 自業自得なのがより救われない。 でも終わったワケではない。 大きな流れでは第2シーズン完結に向けての助走の位置付けでしょうが、 撫子の物語は終わってはいない。 果たして彼女は救われるのか楽しみですね。 いや、、そもそも救われるワケがない。神様になった彼女は誰も救えない。 「神は自ら助くる者を助く」と言う。 自業自得の彼女を救うのは神(自分)となった自分(神) しかないのではないだろうか。誰かに助けて貰うのではなく自分で。 そうなってこそ少女の成長物語として撫子の物語も 完結するのではないかな〜と思ってみたり。 | ||||
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今後撫子には一切触れずに完結する恐れがあります もしくは2行ほど、闘って勝った旨書かれるとか | ||||
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所謂第二シーズンに入ってからの不安定さが目につく。傾物語はSFだと言われるかもしれないが,案外綺麗にまとまっていて好印象だったのだが、今作はなんとも言い難い。 思わせぶりな書き方は、そういう手法として存分にやって頂いて構わないが、手法とは内容を昇華させるツマであり、腐った大根では刺身は活きない。 全巻通して言いたいことがあるのは何となくわかる。しかし、一巻一巻にきちんとオチらしいオチをつけてほしい。あえてオチないのが手法と言われればそれまでだが、そうなるとそれを手法と呼べるのかどうかも、疑わしい。 one of them であっていい。しかし、そのoneは同時に only one でもある one であってほしいと思うのは、自分だけだろうか。 | ||||
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面白いんだけど、文調がくどい、遊び過ぎで、結構読むのに苦労します。(個人的意見) 結構人気はあるものの、ファン以外の方は要注意です。 | ||||
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これまでの物語シリーズは全て読んでいますが、 その中でも一番意外な展開でしょう。 冒頭を読むと、「は?何でこうなってんの?え?」となると思います。 読んでいけば分かるのですが・・・ 今回は無口な撫子の気持ちが表現されています。 他の方も言うように、続編になるようで、しかも次に出る巻は鬼物語のため恋物語は半年後。 かなり続きが気になります。やはり西尾維新さんは裏切りません。 今回はふざけた場面(キャラ同士の掛け合いなど)よりも真面目な場面のほうが多い感じでした。 | ||||
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何がなんだかわからないまま壮絶な展開が始まる そしてどうしてこうなってしまったのかという経緯が物語のメイン どうやら物語のクライマックスは次回作へということになりそうです 普通に面白かったのですがどうしても府に落ちない部分があるので原点 例えばみなさんは気にいらないことがあったからといって毒を飲みますか? 飲まないでしょう ちゃんと理由が書かれていれば満点でした | ||||
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そう思わせる一作でした。まあ、月火ちゃんのことについては偽物語でしっかり語られており、そのときも思ったのですが、蝋燭沢くん、あの月火ちゃんを彼女にできるとは只者ではないな。 まあ、このシリーズはいわゆる普通の人というのは出てこないのですけれども、蝋燭沢くんを主人公にしていずれは書いてくれることを期待します。 本刊は、登場人物の中でも一番普通にいそうな人(可愛さは別にして)であった撫子ちゃんがひどい目にあうお話です。周りの人がパワフル変人ばかりなので、特徴の少ない普通人はすごくひどい目にあわないとお話が盛り上がらないのですごくひどい目にあいます。撫子好きな人は気をつけて読むように。 | ||||
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今回のお話、おもしろくはあったんですけど、撫子の話ということなのに、最終回へ繋ぐ話みたいな感じになってしまったのが残念でした。 終わりも落ちきってない感じですし。 最後のガハラさんとの会話はよかったです。 まず理由が笑えましたし、なんだかんだ理由をつけて言って、阿良々木くんをどうにか生かそうと、生きていて欲しいという想いも伝わりました。 最後はハッピーエンドで終わって欲しいですけど、撫子はどうなっちゃいんですかね。 普通ならどうにかこうにか助けられるんでしょうけど、西尾さんですから。戯言のあのキャラとか、いきなり死んじゃって・・・ 早く続きがよみたいです。 | ||||
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読んで後悔はしない…と思います。ただ次がものすご〜く気になる話でした。まぁ他の人がネタバレしてるから、僕自身特に書くことはないんですけど、個人的な意見としては、月火ちゃんが一番よかったな〜。 | ||||
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化物語は神作品!びっくりするほど面白かった。 怪異という日常であって非日常、どこにでもあってどこにもない。 そんな胡散臭いモノをテーマにして、とどのつまりは人間ドラマを楽しませる作品だったんですが、 二期からの作風は、怪異と云う存在が明確になってしまい、 極端な言い方をすれば悪と戦うヒーローモノのようなありふれた作品になってしまった気がする。 化物語が面白すぎたのでそれを5つ☆で評価して基準にしたなら、 どうしても他の作品は、せいぜい2つ☆か3つ☆程度の評価、、。 しかし文章の書き方、言葉選びなどのセンスはシリーズを通して秀逸で それにはいつも感心させられています。 そして今回の作品はといえば少しだけですが化物語の本来のテーマ に近づいた気がするので最近の一連の作品の中ではマシなのでは無いでしょうか? (雄弁にしゃべる怪異、クラスメートや担任の先生などの主要キャラ以外の登場は化物語らしくありませんが) ただやっぱり化物語を読んでから続編への期待で購入したならば、 期待に答える作品とは言えないでしょう。 3つ☆の評価とさせて頂きます。 | ||||
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