囮物語
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普通は花澤香菜に、あざとい撫子と、本性をあらわしつつある撫子の対比を、朗読劇の手法で?演じてもらうのが定石と思ったら、まさかの三木眞一郎さんである。一流どころだけあって、たんたんと朗読しているだけなのに、ところどころ狂気がにじみ出ているのはさすがである。高いけど、一巻三千円でシリーズ全部集めるのも一興か。 | ||||
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『囮物語』の語り部は千石撫子です。このシリーズは語り部が誰であるかによって趣が大きく異なります。 千石撫子が語る『囮物語』は少女漫画的だと言えるでしょう。『化物語(下)』のレビューでは西尾維新さんが少女漫画から大きな影響を受けつつも、内面をあまり描かず怪異に委ねていると論じました。『囮物語』では内面や会話が密に描かれています。特にpp.150-183で繰り広げられる撫子と月火の会話は圧倒的です。 この場面は羽海野チカさんのお気に入りでもあります(西尾維新他『本題』(講談社、2014)pp.117-124)。上記の対談で西尾維新さんは、少女漫画では内面と発言のズレを絵で表現することが可能なのが羨ましいという趣旨の発言をしています。 羽川翼の『猫物語(白)』、神原駿河の『花物語』、千石撫子の『囮物語』と、女の子が語り部の作品は、揺れ動く気持ちをいかに整合させるかという側面が強いように思われます。(N.A.) | ||||
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ファンであれば今回も大満足の一冊で間違いないです アニメ版を見た人も勧められる原作です。 | ||||
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私はSM好きでネット上に駄作を書き散らかしている素人SM小説書きである。なのでそうゆう18禁SM的視線で書かせて貰うとすれば、千石撫子と言う美少女を完璧に堕とした本作は素晴らしい出来。皆が認めるかわいらしい外見で大人しい性格の「大和撫子」を体現したような彼女は、おまけに性的にはかなりエッチでアブない子のように描かれており、ロリコン性癖の男にとっては天使のような女の子である。だがそんな彼女が心の弱さを「怪異」に付け込まれて隠していた本性を徹底的に暴かれ、言わば堕天使としてラスボス的存在に堕ちてゆくのである。個人的にはこの構造だけでゾクゾクと鳥肌が立つくらいに興奮した。 ロリロリのビジュアルクイーンのM女が豹変して酷薄な女王様と化したようなものである。彼女に嬲り殺されるのなら男として本望だと思えるくらい魅力的だ。こんなSM的妄想をこよなく膨らませてくれた二西尾維新に感謝である。あとがきの「千石撫子ちゃんがとことん可愛いだけの小説」はその通りだった。 | ||||
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本文で一度だけ囮が出て来たが、意味をつかめず。 かなり深いメッセージを感じるも終わらない話し。 一人称で話す人。「先生は、、、」という先生の見方が変わったりして。 | ||||
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