■スポンサードリンク
尾道・倉敷殺人ルート
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
尾道・倉敷殺人ルートの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
西村京太郎は、物語のテーマが決まっているようだ。 そこに、集中して、細部にこだわらない。 十津川警部も意外と、とぼけた人である。 バスジャックされた。 そのために、1億円の身代金を払うことに。 でも、バスは 3日後に こつ然と現れる。 この設定が、携帯電話が発達していない 1993年の作品にしても、まったく 滑稽だ。 皆生温泉で遊んでいた というが 予定が変更されたことを 警察が まったく調べれなかった というのは、ありえないのである。 そこに、このバスジャックトリックのよわさがある。 老人のなけなしのお金をサギをする悪党。 その悪党を 成敗するという方法論に、 読者に共感を持たせようとするのが 西村京太郎の手法なんですね。 しかし、ルポライター、観光会社の添乗員を 殺す理由までは、明らかにされない。 そこに、よわさを感じる。 殺しちゃったのよという感じ。 ミステリーとしては、破れがある。 殺人者の恋人にもなれない刑事というジレンマに悩む日下。 それを痛烈に批判される。 日下刑事が どうやって 立ち直るのか 知りたいな。 西村京太郎って、旅をテーマにあつかうにしては、 情景の描き方が あまり丁寧ではないね。 書き飛ばしている感じがある。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!