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図書館内乱
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図書館内乱の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.27pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全75件 61~75 4/4ページ
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五つの章からなるが、最初の「両親攪乱作戦」は、前作「図書館戦争」でも登場した話題の決着で、前作の続きという感じがします。 それ以降の四章は、それぞれの登場人物のエピソードを描きながら、最終的にすべてが繋がって「内乱」を構成しています。小牧、柴崎、手塚の三人のキャラクターとその出所、隠された役どころなども徐々に明らかになってきます。そして、準主人公の堂上も・・・。 更には、笠原が「王子様」の正体を知って大ショック。その結果は「図書館危機」でということになるのでしょう。 それにしても、楽しいシリーズです。さあ、最新作「図書館危機」を読もう。 | ||||
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ライトノベル感覚で誰でも楽しめる作品だと思います。 前作同様、半ば強引にぐいぐいひっぱる話の展開はあっぱれです。 ただ、前作と違い連作短編という形をとってるためか若干尻切れっぽいのと、次回作につなげようという意図が見え見えなのが少し残念でした。 | ||||
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前作は明瞭な力作長編だったが、今回はシリーズのキャラを使った連作短編小説のような仕上がりになっている。この点、ちょっと期待はずれ。ただし、それぞれの短編は前作同様、充分楽しめる。 ところで、シリーズ化するつもりなら、例のネタはもっと後で分かった方が良いのでは???(ネタばれになるので、詳しくは書かないが・・・)3〜4作で打ち止めにするつもりなのかな? | ||||
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図書館戦争のつづきで、一冊目が楽しめた人なら、今回もOK!ライトな感じがいいです。続き物になるならなお楽しみ。シリーズ化して欲しい。子供達にも安心して読ませられますよ。 | ||||
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前作「図書館戦争」は、図書館を舞台とする戦争という設定が冴え、なかなかの出来でした。 期待して、「内乱」を読んだのですが。。。 はっきり言ってついていけませんでした。もともと有川浩の作品には必ず「べたアマ」のセリフが 出てくるのですが、前作までは、それがアクセントになってました。でもこの作品のように、初めから 最後まで、ベタあまが続くとさすがに食傷します。 私のようなオジサンには結構読むのが辛かったです。 また今後連作になるようですが、それでもこういう中途半端な終わり方は反則だと思います。 この作者の「空の中」は本当に傑作でした。最初の作品が、最高作にならないように願ってます。 | ||||
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前作『戦争』よりも肉体的なドンパチは少ないです。 その代わりキャラたちの内面や部隊内部での人間関係の掘り下げ がメインとなっております。 精神的にイタイ箇所もありますが、そこは図書隊。 笑わせてくれることを忘れません(笑) シリーズ化ということで、次回作も楽しみです。 早く読みたい! だってこんな終わり方されたら…ね? | ||||
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前作は「図書館」対「メディア良化委員会」という構図でしたが、今作は判りやすい敵対的な構図ではなく、「政治的」で、諜報活動的な「内乱」。 合わせて主人公が「政治的」「派閥」等に目覚めていきます。そして、脇役の小牧、手塚、柴崎をそれぞれ掘り下げています。主人公も成長するし、脇役のバックボーンも見えていく(どうしてこういうキャラなのかの説明に終始しているといえなくもない)。 楽しくは読めました。 ただし、明らかにシリーズ物としての展開を意識しているし、次作にひっぱる意図丸見え。また違う自著「レインツリーの国」にひっぱる。表紙にまで書いてあるのはやりすぎだと思います。 | ||||
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それぞれが短編のように独立した話かと思いきや、だ。 どれもこれも全てが最終章へと続いていた。 これがここに、これは、ここぉ?!みたいな。 今回の新キャラ達はなかなか立ってますね。 個人的には悪役?であるはずの手塚兄が好きでした。 悪役だけど、惹かれてしまう。そんな良い味出してる悪役はひさしぶりに見ました。 まぁ、一概には悪役なんて言えないんだけども。。。 人によって信念は違いますから。 というか、最後、本当に最後の方は、あれれ〜残りページ少ないのに、 これからどうやって展開するんかいな。と思いきや、続く…と来たよ。 一番いいところで切るってどうゆうこと〜?と半狂乱に。 前の巻から二巻はほぼ半年。あ〜あと半年待つんかいなぁ。。。と逆算して 苦しい日々を送っています。 にしても、二巻じゃ堂上教官、郁の頭さわりすぎちゃう? 郁の言葉借りれば、セクハラセクハラ!! ま、いいやぁ。面白いから。 この本を読んでる時は、なんとなく自分が小牧教官のような気分で読んでしまう…。 特に堂上と郁しかいないときのシーンは。笑 | ||||
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いつの間にやらシリーズ化が決まっていたんですね。前作図書館戦争から数えてもかなりのスピード出版。しかしながら内容はしっかりとしているので安心ござれ。 前作からの続き物としてストーリーは展開しているので、かならず前作を読んでから読むことをお勧めします。 本書でも引き続き、図書を守る図書隊とメディア良化委員会の対立は続いている。そして、図書を守る立場にも様々な派閥が存在し自他は複雑になりつつある。 図書館は公共のサービスを提供するところ。本のよしあしを図書館が判断し観覧の有無を左右することは望ましくない。しかしながら公序良俗に反する場合はどうするかなど難しいテーマも扱っている。 今後もまだ続いていくのだろうが、キャラクター勝負に出るかストーリー勝負に出るか。楽しみである。 | ||||
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個性的なキャラに、グイグイいく展開、絡み合う各々の話もきちんとまとまっています。 そして偶然が重なって実際に問題となっている<実名報道された新聞などの取り扱い>についても面白い。 この著者の作品はどれも高いレベルでまとまっているので読んだことがない、という人は是非とも手にとって貰いたい本です。 | ||||
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同著者『図書館戦争』の純粋なる続編。 『図書館戦争』では火花散る外部との抗争が描かれたが、今回はぶすぶすと煙立つ内部抗争の物語。 前作を舞台像の披露をしながら郁(と堂上)を中心に展開した一連の物語と位置づければ、今作はさながら、その舞台に生きる各人物を追究した小さな物語の集まりであり、これぞまさに「全員が主役」 一章で郁のおとんとおかんを──(おとんえぇ人や…) 二章で小牧さんを──(有川さんって男女の年齢が男>女─しかも結構離れてる─になる組み合わせとことん好きですね・笑) 三章で柴崎──(自称クールビューティの本音が垣間見れます) と、ショートストーリーを重ねつつこのまま時間経過していくのかと思いきや! 四章以降で来たよきたきたの猛烈ラッシュです。 それはもう、一章の時点から伏線は張られてあるわ郁・堂上以外への人物へも感情移入度は高まってるわでこちらもただ事ではないわけでして…。 「突入だー!」「断固阻止だー!わぁぁぁーー」とかやってた前回より静かながら、それでいて押し寄せてくるうねりの大きさはそれ以上。 読む手の興奮と先読みや期待もますます高められてしまう寸法です。 そして単純直情猪突猛進、愛すべきバカこと郁にもますます愛着が湧いて湧いて…。 作中の人物が母性愛にも似た放っておけない感を抱いてしまうのも無理なし。 正式にシリーズ化も決定しており、あと何冊か続くようなのでまだまだこの世界を楽しみましょう。 次巻へ向けて一言で言うならば「火種は撒かれた…さぁ、次は発火ダヨ!ははははは。」でしょうか。 ちなみに、作中に『レインツリーの木』という架空の小説が登場しますが、新潮社から今月下旬に出版…フィクションをリアルが追いかける形で架空ではなく現実のものとなるというすばらしく粋なコトをやってくれます。 | ||||
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個人の感情、組織の思惑。 その二つを巧く絡めて、物語は展開する。しかも、その「個人」が郁だけでなく、彼女を取り巻くキャラクターたちに満遍なく振り分けられている。一人ひとりを1巻よりも掘り下げて、次巻への伏線を張っていくやり方が実に巧妙。派手なバトルのシーンがないかわりに、心理面の戦いが見事。最初からシリーズ化の構想だったのでは、と思わせる。 新しいキャラも登場し、続きが楽しみで仕方がない。 図書館関係者として言いたいことがないわけではないけれど、それは本書を読む上ではなんら支障のないことなので、ここには書かないことにする。 ただし、初めて読まれる場合は必ず前作「図書館戦争」を読了してからにしてください。でないと、本当の面白さは伝わらないと思うので。 | ||||
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前回よりはバトルシーンが減っているけれど、物語的にはパワーアップ。物語の自然な連続性もバッチリ。肉親との確執、秘めたる恋心。前回は郁と堂上が物語の軸だったけれど、今回は他の面々も主役。 図書館のあり方について真剣に考え、それぞれの人生を織り成していく人々がとても魅力的だ。柴崎の葛藤、小牧と毬江の微妙な関係、手塚と兄の確執…。これだけ色々ストーリーを盛り込むと発散しそうになると思うのに、それぞれが絡み合いながら、柴崎を軸にして収束していくところがにくい。 実は読みながら、各所で出てくる豆知識風の発言に一人ニンマリしていた。どこかで聞いたような話だなと思ったら、やはり巻末に参考文献として一冊の本が載っていた。自分が読んだ本が元ネタとして使われていると、何か嬉しい。 物語は手塚兄の爆弾発言で終了。あまりに露骨な引きに、続編が楽しみでしょうがない。…とりあえず、出版される作中小説でもよも。 | ||||
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前作に続き、個性が強くて魅力的な登場人物に、ポンポンと歯切れのよい会話と物語の展開で、あっという間に読みきってしまいます。 今回は主要キャラの内面、過去も語られていて前作よりもキャラに深みが増した感じで、ちょっと嬉しくなりました。 面白いので人前では読めません。にやにや笑っちゃいます、私は。 ただ、この1冊だけで物語が楽しめるのかと言うと、やっぱり前作がなければ成り立たないと思われるので、前作を未読の方には是非、前作読了後にこちらを手にとっていただきたいと思います。 これからシリーズとして続くということなので、今後の展開がとても楽しみです。シリーズであることで更に面白くなることを期待します。 まだまだ、この魅力的な作品を読むことが出来、彼ら図書隊員の成長と活躍を本で読めるということはとても嬉しいことです。 この本を娯楽作品として自分の手にとれる今の社会は、きっと平和なのでしょう。 | ||||
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前作「図書館戦争」の面白さに本作にも期待していたのだが裏切られた。 個別のエピソードは消化しているものの、最後には「to be continued」とありこの1冊では完結していない。 全体的に観れば新たな登場人物や勢力を含めた人物相関図&勢力図の説明と伏線を張るのに終始した感じで、話が大きく動くのは次巻以降だろう。 続き物にするのであればそういう情報はあらかじめ示しておいて欲しかった。 | ||||
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