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サイレント・ゲーム
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サイレント・ゲームの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.15pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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旧作『サイレント・スクリーン』に、トニーが出ているとは、あとがきで知ったが、R.N.パタースンお得意のスピンオフものであったか(この後、本作での敵役ステラ・マース検事は、「ダークレディー」で主人公となる)。タイトル通りの感想。最後の落ちが、意外でなく(「最後の審判」と同じどんでん返しを予想していたが、逆の意味で予想を裏切られた・・・)、人物描写も、クリス・パジェット物(「罪の段階」「子供の眼」)に比べると類型的で、心にヒリヒリするような感情移入ができない。ということで、著者としては凡作と言わざるを得ないが、それなりには楽しめる(長いけど)。 | ||||
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旧作『サイレント・スクリーン』に、トニーが出ているとは、あとがきで知ったが、R.N.パタースンお得意のスピンオフものであったか(この後、本作での敵役ステラ・マース検事は、「ダークレディー」で主人公となる)。 タイトル通りの感想。最後の落ちが、意外でなく(「最後の審判」と同じどんでん返しを予想していたが、逆の意味で予想を裏切られた・・・)、人物描写も、クリス・パジェット物(「罪の段階」「子供の眼」)に比べると類型的で、心にヒリヒリするような感情移入ができない。 ということで、著者としては凡作と言わざるを得ないが、それなりには楽しめる(長いけど)。 | ||||
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ガールフレンドを殺した犯人と疑われた過去をもつエリート弁護士が、女子高生殺しの疑いをかけられている高校時代の親友の弁護人になる話です。このミスで選ばれていたので読みました。人物の心情・日常の細かい出来事などを細かく描写し、徐々に盛り上げていくという手法ですが、私にはややくどかったです。最後の最後に真実が明らかとなりますが、あっけない幕切れです。主人公も悲劇的な過去以外はハーバード卒、女優の奥さんなど恵まれた境遇にあっていまいち感情移入できませんでした。しかし、作者は元弁護士だけあって法廷シーンはリアリティがあります。弁護士がほんのちょっとした質問を積み重ねることによって、有力な証拠を価値のないものにしてしまうやり口を見ると、陪審員制に対する疑惑がわきます。しかも、この小説では弁護士自身も被告の無罪を確信できない…この小説には弁護士の倫理観に対する批判もこめられているように思いました。 | ||||
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