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五輪の薔薇
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【この小説が収録されている参考書籍】
五輪の薔薇の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.80pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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この本は、読む際に注意が必要となります。 もし、あなたがネタバレを良しとしない正確なのならば *のついた注釈に目を一切通してはなりません。 なぜかと言いますと、その中のいくつかに 物語の結末部分にかかわるネタバレが 存在してしまうからです。 それをうっかり目にしてしまいますと 読む気が一気にスポイルされる恐れがあります。 絶体絶命の場所から脱出してもジョンには 様々な困難が降ってかかります。 どうやら敵は彼を「異常者」として遺産を受け取れないように 仕向けようとしているようなのです… その後も敵たちの襲撃は何度も行われます。 そして、ハッファムの家には ある悲しい秘密が隠されていたのです。 陰ひなたでしかいることのできない、悲しき家系が… もともとははるか前の時代の放蕩が起こした惨事。 日向ものからなんとか戻ろうとあがくジョン。 しかし突き付けられた事実はあまりにも残酷なものでした。 そして、隠されていたであろう事実も 見え隠れしてくるのです。 ですが…読んでいて正直退屈する代物です。 楽しませようと努力しているのは認めますが 展開のグラフが同じパターンが延々なんですよね。 だから飽きてきてしまいます。 そしてハッファム家の残念さ。 それが読む気力をことごとく奪います。 まあひどいですよ。 文庫分冊版の方が心はえぐられずに済むはず。 上下巻で出すのが間違いだったかも? 3分冊ぐらいが適切だったのでは。 | ||||
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サラウオーターズの半身、荊の城、などが楽しめれば、これもまた、一緒に読むことで、どっぷりイギリスの、特に下層階級の生活に浸ることができます。主人公を襲う不幸はあまりに多すぎます。最初は主人公とその母に肩入れしていたのですが、だんだんに不幸疲れとでもいうべき感覚になります。一時は、あなたがぼんやりしているから、そうなるよの!と主人公を責める側に回ってしまったくらい。でも、それでも、読み終えたあとの満足感は、かかった時間に見合う、あるいはそれ以上です。ミステリープラスイギリス時代小説が好きな方にお薦めです。 | ||||
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サラウオーターズの半身、荊の城、などが楽しめれば、これもまた、一緒に読むことで、どっぷりイギリスの、特に下層階級の生活に浸ることができます。主人公を襲う不幸はあまりに多すぎます。最初は主人公とその母に肩入れしていたのですが、だんだんに不幸疲れとでもいうべき感覚になります。一時は、あなたがぼんやりしているから、そうなるよの!と主人公を責める側に回ってしまったくらい。でも、それでも、読み終えたあとの満足感は、かかった時間に見合う、あるいはそれ以上です。ミステリープラスイギリス時代小説が好きな方にお薦めです。 | ||||
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物心ついた主人公ジョンは自分が屋敷から外に出して貰えない軟禁状態であることを不思議に思う。母の言いつけを破った外出によって屋敷にまつわる遺産相続の争いに巻き込まれ、ロンドンでの逃亡生活を余儀なくされる。出生のなぞ、母の死、裏切り、生活苦、遺産相続に絡む骨肉の争いと二転三転。物語は読者をぐいぐい引っ張っていく。特に興味を引くのはロンドンの描写。ジョンが手を染めることになる遺体窃盗(ボディスナッチャー、埋葬された遺体を掘り起こし解剖用として医者に売る)や下水漁り(ショア・ハンター、ロンドンの地下下水路に入り込み、泥のなかから金品を漁る)など19世紀ロンドン下層民の生活が強く臭ってくる。5つの家系、5世代、登場人物149人。執筆に12年の歳月をかけたという満腹のイギリス物語。 | ||||
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物心ついた主人公ジョンは自分が屋敷から外に出して貰えない軟禁状態であることを不思議に思う。母の言いつけを破った外出によって屋敷にまつわる遺産相続の争いに巻き込まれ、ロンドンでの逃亡生活を余儀なくされる。出生のなぞ、母の死、裏切り、生活苦、遺産相続に絡む骨肉の争いと二転三転。物語は読者をぐいぐい引っ張っていく。特に興味を引くのはロンドンの描写。ジョンが手を染めることになる遺体窃盗(ボディスナッチャー、埋葬された遺体を掘り起こし解剖用として医者に売る)や下水漁り(ショア・ハンター、ロンドンの地下下水路に入り込み、泥のなかから金品を漁る)など19世紀ロンドン下層民の生活が強く臭ってくる。5つの家系、5世代、登場人物149人。執筆に12年の歳月をかけたという満腹のイギリス物語。 | ||||
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数年前にミステリランキングでベスト10入りしていた作品。厚い(上下1200ページ強)。なかなか読み始めるのにパワーがいるので、積んどく状態になっていた本ですが、やっと読みました。零落した貴族の後裔ジョンが、数代前の所領の相続・売買の謎に、命を付け狙われるなかで、挑んでいく話。謎の核心にせまると、肝心なところで「後は次の機会に」と話を引き延ばしていくため、こんなに長い話になってしまった。最後まで読ませる筋立てのうまさや、複雑な登場人物が解きほぐされていく過程の面白さはあるが、いかにも冗長。 | ||||
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数年前にミステリランキングでベスト10入りしていた作品。厚い(上下1200ページ強)。なかなか読み始めるのにパワーがいるので、積んどく状態になっていた本ですが、やっと読みました。 零落した貴族の後裔ジョンが、数代前の所領の相続・売買の謎に、命を付け狙われるなかで、挑んでいく話。謎の核心にせまると、肝心なところで「後は次の機会に」と話を引き延ばしていくため、こんなに長い話になってしまった。最後まで読ませる筋立てのうまさや、複雑な登場人物が解きほぐされていく過程の面白さはあるが、いかにも冗長。 | ||||
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