五輪の薔薇
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
五輪の薔薇の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この本は、読む際に注意が必要となります。 もし、あなたがネタバレを良しとしない正確なのならば *のついた注釈に目を一切通してはなりません。 なぜかと言いますと、その中のいくつかに 物語の結末部分にかかわるネタバレが 存在してしまうからです。 それをうっかり目にしてしまいますと 読む気が一気にスポイルされる恐れがあります。 絶体絶命の場所から脱出してもジョンには 様々な困難が降ってかかります。 どうやら敵は彼を「異常者」として遺産を受け取れないように 仕向けようとしているようなのです… その後も敵たちの襲撃は何度も行われます。 そして、ハッファムの家には ある悲しい秘密が隠されていたのです。 陰ひなたでしかいることのできない、悲しき家系が… もともとははるか前の時代の放蕩が起こした惨事。 日向ものからなんとか戻ろうとあがくジョン。 しかし突き付けられた事実はあまりにも残酷なものでした。 そして、隠されていたであろう事実も 見え隠れしてくるのです。 ですが…読んでいて正直退屈する代物です。 楽しませようと努力しているのは認めますが 展開のグラフが同じパターンが延々なんですよね。 だから飽きてきてしまいます。 そしてハッファム家の残念さ。 それが読む気力をことごとく奪います。 まあひどいですよ。 文庫分冊版の方が心はえぐられずに済むはず。 上下巻で出すのが間違いだったかも? 3分冊ぐらいが適切だったのでは。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
19世紀の倫敦で色々な謎を抱えた少年が様々な事件に巻き込まれ・・・というお話。 と、書きかましたがこの邦訳にして二段組み1300ページに及ぶ大長編小説の要約にはとてもなりません。ここには歴史小説を構成するに当たって必要とされるものすべてが総動員され凝縮され濾過され、豪華絢爛たる物語絵巻が展開されております。まるで、本当に19世紀に生きた人が書いたのではないかと錯覚するほどの擬古典調に物語られる旧家にまつわる年代記には眩暈さえしそうになりました。執筆を始めてから完成まで12年かけたのも納得の超大作。長いけれど二読三読したくなる企みに満ちた歴史ミステリ。 長くて値段も高いですが、一読の価値あり。是非ご一読を。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この著者の他の作品については読んだことがないのでわからないが、この作品についてはディケンズの「オリバー・ツイスト」の枠組みをそのまま拝借して、それをより陰湿で絶望的にしたような小説。 「オリバー・ツイスト」は逆境でも美しい心を失わないオリバー少年がどのようになっていくのか、先がもどかしくてぐんぐんと読み進んでいったのだが、こちらの作品は不幸がだらだらと際限なく続いてテンポも悪く、読んでいて非常に疲れる。 ディケンズの悪役は躍動的で魅力的でさえあるのだが、本書の悪役はあくまで陰湿・陰険そのものであり、その陰湿さが小説全体を救いのないものにしている。 「オリバー・ツイスト」を読んで日が浅いうちに本書を読んでしまったため、その酷似点ばかり目立ってしまい、オリジナル性は全く感じられなかった。 逆に言えば、「オリバー・ツイスト」を知らないで読めば、重厚で複雑な歴史物のパズルとして評価できるのかも知れない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
内容については他の方が書かれているので、本書を楽しむための注意点をひとつ。『注釈を読んではいけない』ネタバレてんこ盛りです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
内容については他の方が書かれているので、本書を楽しむための注意点をひとつ。 『注釈を読んではいけない』 ネタバレてんこ盛りです。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 20件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|