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あなたの呼吸が止まるまで



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あなたの呼吸が止まるまでの評価: 3.59/5点 レビュー 22件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.59pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全22件 21~22 2/2ページ
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No.2:
(2pt)

あまり好きではない。

読み進めているうちに、この展開になると嫌だなという方向にいったので
がっかり。

テーマとしてはありがちだし、特に新しい試みは見当たらず。
舞踏家の父というのが変わっているといえばそうだけれど。

暗い話苦手な人は読まなくてもいい作品だと思います。。
あなたの呼吸が止まるまで (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:あなたの呼吸が止まるまで (新潮文庫)より
4101314829
No.1:
(3pt)

少女の日常が壊れる瞬間。

舞踏家の父と暮らす少女・朔。大人びたクラスの女友達や
少し話せる男の子もいるけれど、父親やその周囲の
アクの強い大人たちと一緒にいる時間が長いこともあって、
どこか、小学校6年生にしては、落ち着いてしまっている部分もある。
そんな朔なりのスピードで思春期の入り口に向かって成長していく日々。
その、ほかとは少し違っているが健やかに成長していく彼女を襲う
突然の暴力。朔は、ある復讐の方法を思いついた…

この「突然の暴力」というフレーズは、帯のあおりにも
書いてあったし、島本さんの代表的長編「ナラタージュ」の
脇役のエピソードを思い出すと、こういう感じなのかな、と
予想が読む前からついてしまったのだが、そのせいで
いつ、その「突然」が来るんだろう、と、それを気にしつつ
読み進めてしまった。しかし、その瞬間が来てしまうまでの
少女の心の動き、小学校での日常生活、親や周囲の大人たちとの
やりとり、など、12才の少女のナイーブさ、したたかさが
丁寧に描きこまれているので、それを堪能するほうがより
深くじっくり読めると思う。なので、帯のあおりやあらすじなどの
「暴力」にこだわらず、ある少女の思春期直前のお話、と思って
手にとってみてください。
あなたの呼吸が止まるまで (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:あなたの呼吸が止まるまで (新潮文庫)より
4101314829

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