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傷だらけの天使 魔都に天使のハンマーを
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傷だらけの天使 魔都に天使のハンマーをの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.04pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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テレビドラマのインパクトが強すぎるような。活字ではおさむちゃんが伝わりにくいような気がします。 | ||||
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最近ではスキャンダラスな噂しか聞こえてこないショーケンが74,5年に主演したドラマ「傷だらけの天使」、当時としてはかなりユニークでコミカルなタッチのハードボイルドとして評判となったものでした。本作はそのドラマの雰囲気をそのまま生かして主人公修の30年後をノベライズしたもの、TVドラマのファンだった方には楽しめるでしょう。当時のショーケンはこの手のスネ者を演じるとなかなかいい味をだしていました。 さて30年後の修は東東京市の公園をネグラとするホームレス、本人にいわせると宿無しなのですが、やはりそれなりの過去があるだけにホームレス仲間からも彼らの社会復帰プログラムを担当している公務員の若者、俗称シャークショからも一目置かれている存在です。根無し暮らしの彼らに大事件がおきます。元芸能人のドーゾさんがヤクザ風の男達に拉致され重傷を負います。いろいろ調べに来たのが30年前、TVドラマで散々、貴子や修を執拗に追い回していた警部の部下であった藤山田警部補。どうやらドーゾさん、修と間違えられたらしい。こうなっては仁義の男修としては真相を解明しなくてはなりません。実は修は風邪で死んでしまった亨の殺人容疑でまだ全国手配中(海外逃亡のため時効になっていない)なのですが、危険をかえりみずもう決して戻ることはないと思っていた新宿の裏世界に戻っていきます。 オリジナルTVドラマの登場人物たちやコミカルなタッチをうまく生かしつつ、全編を通し携帯の使い方もわからない30年前の半裏世界の男修さんとIT文化の申し子のようなシャークショや若者達とのギャップを際立たせ、最新ITテクノロジーに明るい読者ならこんなこともあり得るというIT犯罪ドラマに仕立て上げたこの作者の力量はわかりますが、おふざけが過ぎてオリジナルのTVドラマにあった都会的なハードボイルドなティストが希薄なのが残念といえば残念。 | ||||
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