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シャイロックの子供たち
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シャイロックの子供たちの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.16pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全236件 201~220 11/12ページ
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半沢直樹シリーズを読んで、池井戸さんの作品にハマリました。 この作品も銀行業務についてわかりやすく書いてあり、またミステリー要素もあって 大変楽しくよませていただきました。 | ||||
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東京第一銀行 長原支店に勤める様々なバンカーの姿を描く短編集です。 いや、10の短編という形を取った長編です。 この支店の面倒な人間関係、有能な人材、無能な人材、誰が頼りになって、誰が頼りにならないか。 これは実社会でも必ずあるものなのでとても感情移入しやすい作品となっています。 まさに、この銀行に勤めているかのような・・。 それぞれの人間に「家族」は存在し、様々な人生模様が浮かび上がります。 第9章の主人公は、どう考えても悪い奴ですが、自宅に帰った後の家庭での描写は正直残酷です。 この10編の各バンカーの人生は、それぞれ大小のトラブルを巻き起こし、それがつながり、 長原支店という店舗内で大きな渦となり、そして大きな事件に発展します。 最後の最後で大きな「謎」を投げかけた状態でこの作品は終わります。 この最後の「謎」は読者への池井戸氏からの挑戦ではないでしょうか? 「あなたなら、どう考えますか?11章はあなた次第です。」・・と。 | ||||
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東京第一銀行 長原支店に勤める様々なバンカーの姿を描く短編集です。 いや、10の短編という形を取った長編です。 この支店の面倒な人間関係、有能な人材、無能な人材、誰が頼りになって、誰が頼りにならないか。 これは実社会でも必ずあるものなのでとても感情移入しやすい作品となっています。 まさに、この銀行に勤めているかのような・・。 それぞれの人間に「家族」は存在し、様々な人生模様が浮かび上がります。 第9章の主人公は、どう考えても悪い奴ですが、自宅に帰った後の家庭での描写は正直残酷です。 この10編の各バンカーの人生は、それぞれ大小のトラブルを巻き起こし、それがつながり、 長原支店という店舗内で大きな渦となり、そして大きな事件に発展します。 最後の最後で大きな「謎」を投げかけた状態でこの作品は終わります。 この最後の「謎」は読者への池井戸氏からの挑戦ではないでしょうか? 「あなたなら、どう考えますか?11章はあなた次第です。」・・と。 | ||||
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東京第一銀行 長原支店に勤める様々なバンカーの姿を描く短編集です。 いや、10の短編という形を取った長編です。 この支店の面倒な人間関係、有能な人材、無能な人材、誰が頼りになって、誰が頼りにならないか。 これは実社会でも必ずあるものなのでとても感情移入しやすい作品となっています。 まさに、この銀行に勤めているかのような・・。 それぞれの人間に「家族」は存在し、様々な人生模様が浮かび上がります。 第9章の主人公は、どう考えても悪い奴ですが、自宅に帰った後の家庭での描写は正直残酷です。 この10編の各バンカーの人生は、それぞれ大小のトラブルを巻き起こし、それがつながり、 長原支店という店舗内で大きな渦となり、そして大きな事件に発展します。 最後の最後で大きな「謎」を投げかけた状態でこの作品は終わります。 この最後の「謎」は読者への池井戸氏からの挑戦ではないでしょうか? 「あなたなら、どう考えますか?11章はあなた次第です。」・・と。 | ||||
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銀行を舞台にした短編集として読み始め、短編としての面白さは中々のものと思っていたが、後半からうまい具合に話が繋がりすごい作品であることに気が付いた。 銀行員の日常や職場の不祥事件の描き方が巧く、あくまでフィクションながら現実と大きくかけ離れている感じがなく、三菱銀行の行員だった経歴を存分に活かしている。 銀行でしか使用しないような用語も少し使用するなど、読者が銀行員であればかなり面白い作品であると思う。 エンターテイメント性の強い半沢直樹シリーズよりもシリアスで現実味があり一気に読了する面白さであった。 | ||||
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短編集といいながらも、一冊の中で繋がっており、面白い描き方でした。 同じ銀行の同じ支店で働く人物を一人一人描きながら、 一冊の中で展開して行く手法に感心しました。 もっと、池井戸潤さんの作品を読んでみたくなりました。 | ||||
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ひとつの銀行の支店を舞台にした物語。1話毎にひとりの主人公が主観で語っていて10話で構成されてます。ひとりひとりの他人からの見られ方とその内実が絶妙に交差していてリアリティが高い様に思いました。 池井戸氏の小説は、半沢直樹がドラマで話題になってから「オレたちバブル入行組」「オレたち花のバブル組」と読んできましたが、この「シャイロックの子供たち」が一番印象に残る言葉が多かった様に感じます。 例えばこんな言葉が印象に残りました。 「部下の悪口イコール自らの保身。こういう管理職が、一番質が悪い。そして、こういう管理職が、銀行には最も多い。いや、銀行だけでなく、どんな会社でも同じかも知れないが。」 | ||||
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最初にお断りしたいのですが本書についてはamazon ではなく町の書店で購入しました。しかし読後どうしてもひっかかるものがあったのでレビューを書かせていただきました。1つ1つの物語はとても興味ぶかいものでした。銀行員の仕事や生活ぶりが手に取るようにわかります。ただ全体的に少しエピソードを詰め込みすぎの感じがしました。また最後のどんでん返しは無理があるように思いました。技巧的過ぎると思いました。また主犯と思われる人物の家庭での様子はもう少し前に説明しておいたほうが伏線としてはよかったのではないでしょうか。終わり近くまで緊張しながら読み進んできましたが、最後のところですっきりしないもやもやを気持ちにかかえこむ結果となってなんだか読後感がさわやかとは言い切れないものがありました。銀行内の物語もまた謎解きのおもしろさもたっぷり味わわせてもらえましたが体操競技でいうところのフィニッシュがぴたっと決まったとはいえないものを感じました。しかし優れた作品には違いないと思います。 | ||||
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半沢シリーズや、狂い咲きの爽快感を求めて、レビューも高評価で買っては見たものの、最初であれ? 涙無くては読めないという、ヒーローの食卓 ????????????泣けない。ぜんぜん 不快感。 読めば読むほど、重くて暗くて、楽しくない、ワクワクしない。失敗でした。 | ||||
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恐ろしい世界と思いました。 現金を扱う職場の厳しさとストレスを受けている銀行員達、給料安いけど製造業にしておいて良かった。 | ||||
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東京第一銀行長原視点で働く様々な年齢や職種の行員たちの姿を描く短編連作の長編ミステリー。バラエティ豊かな短編が連なって「銀行」という職場のありようと、そこで働く人たちの姿をリアルに浮かびあがらせる、元銀行マンの池井戸さんならではの描写。でも、暗かったかな。面白いよりも、読むのが辛かった。自分は銀行に就職しなくて良かったとつくづく感じさせられる小説だった。 | ||||
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池井戸氏の著作のすべてがお堅いだけの経済小説だと思い、これまでずっと避けてきた。 しかし、これは全くの間違い、杞憂に過ぎなかった。 本書を一読、 苦手意識が一気に晴れ渡った。 文章平明。ミステリーとしての完成度も高い。 どこか、奥田英朗氏の読後感にも通じる。 ような気がする。 | ||||
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池井戸氏の本を読むと毎度のことながら銀行って怖いなと思ってしまう。 組織の論理、大企業の論理が遺憾なく発揮され、それが地震の将来にも大きな影響を思す最大の業界が銀行だと思うが、そんな世界にあこがれてた自分を本書は冷静にさせてくれる。 銀行は特に日本の高度経済成長を急速に推し進めた地盤であり、経済の強固な地盤としての社会性と利益を追求しなければならないという私的性を同時に持たざるを得ないのだが、そこにこの業界の難しさを感じる。 本書では、昨今の日本の銀行が強く持つ私的性が前面に押し出されており、そこで働く多様な人間の葛藤が強く押し出されているため、働く場所としての銀行というものを考えさせられる。 また、銀行で働くという以前に働くというものそのものについて考えさせられ、儚さを感じる。 | ||||
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各章毎に中心人物を変え、銀行に勤める人々の内面にスポットを当てていく 短編集なのかと思っていたが、終盤で事件を解決するミステリー物に変化した。 すごく意外性があっておもしろい構成だが、これまでの著者の作品に比較すると、 問題解決に向うプロセスが粗い印象があり、モヤモヤ感が残りました。 期待値が大きいだけに、後半部分にもっとページを割いてスッキリさせて 欲しかったと思いました。 | ||||
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銀行に勤務する人々に焦点を当てた群像劇でありながら、 途中から謎解きミステリー色が濃厚に。 光の中にいると思われた人の影が描かれる瞬間は、どれも 鮮やかです。 「正義は勝つ」の大団円とはいきませんが、含みのあるラストに わずかにほっとしました。 | ||||
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昭和の頃の銀行の話かと思った。暗いし..。 この世界観は今の時代に当てはまるのだろうか? 第一話. 高卒のたたき上げVS有名大卒の若手、 この設定も昭和のステレオタイプ。 鉄拳制裁、今どきこんなことしたら大変な問題になるだろう。 がっかりの一冊。 | ||||
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これは、最近読んだ池井戸潤の話の中ではもっとも良かったかもです。 江戸川乱歩賞と直木賞を受賞を受賞している両方の力が満載です。 全く予備知識無しに読み始めたので、ただの短編集かと思いきや、精巧に紡がれた連作でした。流石の直木賞の実力で、一貫した人間像とその行動が生々しく書かれる一方で、読みながら安易にする予想を、乱歩賞の実力であざ笑うかの如く裏切ってゆきます。 あまり書くとネタバレになるので、この辺で。。。 | ||||
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正直なところ、もうこの卑近な世界観は十分堪能しました。 先生の力量をもっと大きな世界に解放して、大きな人物を描いてください。楽しみにしています。 | ||||
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舞台は、東京都大田区にあるメガバンク。そこの支店長からパートまでを主人公とした10話の短編を通じて、銀行レース(出世、地方転勤、社内恋愛、ノルマ達成など)を描いています。 各話は、微妙に関連しており、良い味付けとなっています。 小説なので、脚色している部分があるとは思いますが、つくづく、メガバンクに就職しなくて良かったと感じさせられる一冊です。 | ||||
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池井戸氏の作品が好きで読みあさっています。この本、タイトルがわかりにくいのであんまり惹かれていませんでしたがお勧めする人も多いのでなんとなく手にしてみました。 で、おもしろくてあっと言う間に読めてしまった。下町ロケットや、空飛ぶタイヤのような、読後の爽快感はないですが、一見ばらんばらに見えた話がすべてつながっていたんだ!と最後の最後で「やられた」と思いました。計算しつくされてる。脱帽でした。 | ||||
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