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(短編集)
無花果の実のなるころに
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無花果の実のなるころにの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.88pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全17件 1~17 1/1ページ
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自身の子供時代を振り返り中学生ってどんなだったかな?と。望くんのようではなかったな笑 | ||||
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見た目が良い=幸せ そんな訳がない。 そんな当たり前と 実例を教えてくれた エピソードが、 印象的だった。 自分なりの 永遠の迷題の答えに 少しだけ光がさして 心華やぐ。 人とひととが 織りなすドラマにワクワク させてもらえる本。 本を閉じたら、 サボっていた料理もしたくなった。 | ||||
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ここのところ西條奈加さんの物を立て続けに読みましたが、今までと毛色の変わったのがあったので買ってみました。私には違和感が先行して「ちょっとな~」という印象です。頭脳明晰、感が鋭く想像力抜群、人の心を読み、周りの人を利用して先行手配、等々、警察や国家権力にもできない事を難なくこなして、結果には威張ったりしない理想的な人格。気持ちが良いと言えばそれまでですが、やっぱり出来過ぎ感があって私には納得できませんでした。「こんなスーパーばあちゃんが周りにいたらなー」という声が聞こえてきそうです。 | ||||
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神楽坂情話七転八倒 | ||||
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なし | ||||
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この作家さんのシリーズものですね。楽しんで読んでます。無花果の季節ですね。 | ||||
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短編連作ミステリである。西條作品は初読。 吉川英治文学新人賞を受賞したとの帯紙が躍るのを書店店頭で見て購入。 語り手の中学3年生の僕と、同居人の祖母、お蔦さんは、二人が住まう東京は神楽坂界隈で起きるあれやこれやの事件を、ばっさばっさと解決するのだ、という話。表紙絵はだいぶほのぼのした雰囲気を醸し出しているのでいわゆる日常の謎系のミステリ連作集なのかと思いきや、どの短編も案外シビアな犯罪がからむストーリー展開でちょっと驚いたというのが本音だ。 お話自体は、基本的に上記の二人の日常を発端としており、そこから近所の面々やら、かつてお蔦さんと交友があった人々やらが事件に巻き込まれ、それを見かねたお蔦さんが・・・そして事件はめでたく解決し、というのがメイン。副菜的なネタとして、「僕」が腕を振るう旨そうな料理の数々や、中3にありがちな色恋沙汰、お蔦さんのやたらめったら広い過去の交友関係、などなどがそれなりに厚く描かれる。 一読しての感想だが、登場人物のキャラクタ描写に対して事件の中身が重すぎる気がしたのと、その割には(連作短編という縛りはあるにしても)サブの登場人物がずいぶん固定化しているとか、状況の展開がだいぶご都合主義であったりとか、ミステリをミステリとして楽しもうという読者にはちょっと物足りなさを感じさせるような気がする。 一方で、人情話もからめたストーリー展開はなかなか面白く、読んでいてニヤニヤしてしまうだけでなく、数回は吹き出しそうになった。読者を楽しませるストーリーテラーとしてはかなりの腕と見た。 なので、重たい話もあるとはいえ、ミステリだよと肩ひじ張らずに楽しんで読むのが良いのかもです。 もとい、サッカーボールって小学生と中学生でボールの径が違っていて、互いになかなか足元の取り回しに苦労するのですよ。そこはちょっと気になりました。 | ||||
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身近に起きたちょっとした問題を解決する、軽~い素人探偵物、といったところでしょうか。 多分、読み返すことはないと思うので、友人にあげました。 | ||||
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粋でキップが良いお蔦さんのキャラと、美味しそうで手抜きなしの料理描写が楽しい。 リズムに乗って軽快に読めて、読後楽しかった~、と自然に思える本です | ||||
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でも、神楽坂界隈の 人々からはノゾミちゃん。曽祖父の時から 男が料理を作るという家風?とはいえ 料理が好きなので苦でもなく、なんだか 中学生にして 主夫なノゾミちゃん(笑)でも 美味しそうで 厳密なレシピなくても 作れそうな 家庭でできる 料理がたくさん出てきて、作ってみようかなと思ってしまいます。ラストの焼きおにぎりも おぉ!そんなアレンジもいいね!て(^^) ノゾミちゃん 身長が低いのが コンプレックスですが、心底 怒りがわくと 頭が冷えて かなり冷静になるタイプらしく。ラストのエピソードでは「カッコいいじゃん!」活躍しまくります。が、締めは 祖母である「お蔦さん」が持っていきます♪お蔦さん 元芸者であり、映画などにも女優として出演していた人で、ちゃきちゃきの江戸っ子です。言葉遣いもね。なので小気味よく ビシッと啖呵もきりすが、情はかなり深いので 言葉の厳しさの裏には 本当に その人のためになる事を 一番に考えてます。連作短編集なので 伏線はラストで 一応 解決してます。ノゾミちゃん、実は 大切な人達を守るという時には 腹をくくります!墓場まで持っていくのも迷いなく決めてます。お蔦さんの 教育というか 、お蔦さんの行き方を見てるからかな。 きっともっとカッコいい男になるでしょうね。本作では 料理上手で女友達は多いけど、モテててはいません(笑)続巻あるなら 楓ちゃんとの その後が読みたいですね。 とはいえ、楓ちゃんとの関係は 複雑で困難が多々あり 望くんが 選んだ 厳しい道とはなりそうですが。きっと乗り越えていけるでしょう。身長も伸びてるに違いない♪ | ||||
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2011年に出た単行本の文庫化。 6本を収めた短編集。 著者は時代小説家で、本書が初めての現代もの、ミステリになるらしい。 遺産相続にからむもめごと、振り込め詐欺、絵の損壊、少年たちの抗争などがテーマとなっている。トリックというか、謎の部分はそれなり。悪くはないが、あっと驚くようなものでもない。 むしろ、人情を描いた部分が長く余韻として残る。そのあたり、時代小説家の作品なのだなあと強く感じた。 | ||||
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主人公の造形、脇のキャラ、背景設定等々、作家も大変だ。本作は、まずまず無理なく読める。デビューが鮮烈だったので、そのイメージが抜けないが、アイデアの奇抜さだけではない、物語り作りの才もあるのだろうから、量産できずとも、続けて欲しい。 | ||||
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お蔦さんの着物姿や職業経歴、勘が良く、粋でサバサバした性格、そこに集まる下町の人々、 息子夫婦が仕事で遠くに転勤になった為に中学生で料理の上手な孫、望と2人暮らし。 神楽坂と言う場所設定。 何もかも私の好みの設定なのに、なぜかあまりスラスラ読めませんでした。 物事の描写が少しイメージしにくかったり、 会話の部分が誰が言ってる言葉なのか、分かりにくかったりして 何回か読み返さなければいけなかった箇所がいくつかありました。 私の読解力の問題かも知れないので気になる方は是非読んでみて下さい。 損はないと思います。 はじめの数話はミステリーも不自然で、すっきり爽快、といった感じではなかったので、 ★は中盤まで辛口に2つにしようかとも思いましたが、最後の2話がなかなか面白かったので3にします。 本の活字もなぜ小さめのものにしたのか、もしかしたらそのせいで読みにくかったのかも? 望の料理がらみの場面はとても面白かったです。 望は彼氏にしたいタイプというよりは、将来夫にしたいタイプの男子、だと思います。 なかなか可愛い子です。 続編があるようなのですが、望の成長が気になるので、望目当てで購入するかもしれません・・・ | ||||
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とても読みたかったのですが、活字が小さくて読みにくそうで、買いましたが読みません。 | ||||
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推理とかミステリーとかが苦手な人でも、人情話が好きなら するする読めちゃうと思います! おばあちゃんのシャキッとしたカッコよさが素敵です! ストーリーのテンポがよくて面白いだけじゃなく、それぞれの人物の魅力もたっぷり詰まっていますよ。 | ||||
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帯に書かれている美味しそうな料理名に惹かれ、読み始めました。 神楽坂に住む中学生の望とその祖母であるお蔦さん。 元芸者で粋なお蔦さんのもとには、小さな事件から物騒な事件まで、相談事が舞い込んできます。 視点は望で、近所の人たちや幼馴染み、学校のクラスメイトに関わる事件をお蔦さんとともに解決し、少しずつ成長していきます。 望が毎日家の包丁を握っているのですが、とにかくそのメニューが美味しそうでたまりません。 その料理の腕もあり、学園祭で頼られている姿は、微笑ましかったです。 厳しいようでいて、いつも周りの人々や孫を見守り続けるお蔦さん。 事件といっても最後には人情を感じさせるものばかりで、読んでいて楽しいです。 望は背が低いことを気にする、素直で料理上手な男の子なので、とても好感が持てました。 続編が是非読みたいです。 | ||||
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父親の転勤で、中学2年生の望は神楽坂に住む祖母の”お蔦さん”と同居している。このお蔦さん、妙に人望がある。家はご近所のたまり場。おかげで望もいろいろと巻き込まれる。お蔦さんが料理はからっきしなので、台所を仕切るのは望。料理がうまいので、あちこちで重宝されている・・ お蔦さんの性格がいい。芸者をやってたせいか、ちゃきちゃきの江戸っ子で小気味がいい。 望もいろいろと青春しているが、ここぞという時の動きはすごい。腹が据わっていて、単に正しいことをするよりも、人を傷つけないように思いやっている。友達にこんな人がいると幸せかも。 自分は一気に読んだけど、短編集なので1話づつ読んでも楽しめます。続きが読みたいと思わせる一冊です。 | ||||
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