■スポンサードリンク
金春屋ゴメス
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
金春屋ゴメスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.92pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全30件 1~20 1/2ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
日本の中に独立して江戸があるという想定がユニークですね。大きさは東京神奈川千葉を合わせたくらいで場所は北関東と東北の一部とのこと。幕府があり侍がいて町場は商人職人がおり、田舎には百姓が田んぼを作っている。人々の生活様式から文化はまったくの江戸時代後半という設定。最初、この設定を思いついた段階で何を題材にしようが一風変わった物語が展開しそうだ。その中にとんでもない長崎奉行のゴメスがいるのだから尚面白い。単なる時代小説ではなく、今が絡んでくるのでちょっとややこしい。このお題目のゴメスでびっくりして、物語の主人公の少年はあまりぱっとしないのが若干の残念さが残った。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この作者のことをすごく気に入っていて、何冊も読んだが、デビュー作をまだ読んでいなかったので手に取ると、わお! デビューの時点ですでに、非常に実力派のプロ作家であった。 発想そのものが面白いし、特に、、疫病問題なので、コロナ禍に読むと、その面白さが増す。 私は通常、小説はどんどん読み進んで、読み捨てなのだが、この本に限っては、2度読んでしまったし、2度とも面白く感じた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ただ面白い! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
地球の神秘・江戸 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります 近未来の日本に,当時を模した江戸が独立国家として存在するパラレルワールドで, 日本から三人の男女が『入国』,物語は江戸の側で進み,軽めの時代小説という印象. そこで起こるのが謎の流行病で,ファンタジに捕物帖,さらには医療ミステリもと, このやや異色な組み合わせと,デビュー作とは思えない筆致に引き込まれていきます. また,江戸のみの展開に,序盤はパラレルワールド設定への違和感を覚えましたが, 騒動が解決へと向かうにつれて,空気だった日本がうまく活かされていることを実感, 江戸の描写がもう少し欲しかったですが,成り立ちも絡め,うまくまとめられています. ただ,『ゴメス』の由来については期待はずれで,そこはちょっと残念に感じました. | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
現代日本に江戸国を独立させるという発想が面白かった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
昔の 東映の時代劇や、 最初の頃のTVの 水戸黄門等々に 出演されてた 往年の女優、 清川虹子さんに ゴメス こと すずさんを 彷彿した。登場人物 かくかくいろいろ 多すぎません?どんどん 果てしもなく広がっていくと 想像して読み進みましたが、意外とそうでも…‥。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ゴメスも西條さんも好きです。続編読んだらまたレビュー書きます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
なんなんですか、このぶっとんだ設定は? このグロテスクな絵は? 金未来の日本のなかに、独立した江戸国ができる! ありえない!けど、ありえなくもない!というSF。 イタリアのなかにだって、バチカン市国や、サンマリーノ共和国がありますからね。 とにかくクレイジーな設定の物語で、おもしろかったです。 日本ファンタジー大賞受賞作なんですね。これ。 筆力も確かで、異常な設定なんだけど、説得力がある。 ぐいぐい引き込まれてあっという間に読みました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
近未来の日本に建国された《江戸》。 そこには電気もガスもない、最新の科学や医療技術もない。 しかし《江戸》に住みたがる人は後を経たず、競争率は何と300倍という高さ! 時代小説を読んでいるような、でもやはりファンタジーでもあり、ミステリーでもある。 そして最後には時代小説っぽく、人情も絡んでくる。 物語は《江戸》で発生した『鬼赤痢』という致死率100%の恐ろしい伝染病の謎を探るというものだが、私はむしろ何故人がこれほど《江戸》に惹かれるのかということに興味を持った。 入国の理由は様々。 時代劇マニア、海外旅行気分、心の傷を癒しに…。 読み進めていくにつれ、人が《江戸》に惹かれる理由が何となく分かってくる。 文明は必ずしも人を豊かにするものではないのかも。 これは日本の将来の姿か? 強烈キャラの『ゴメス』の過去、《江戸》に来た理由が続編で明らかになるのだろうか? 読んでみたい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この小説は【鬼赤痢】という原因不明の奇病を中心に展開していく物語である。どちらかと言うとミステリーに属するようにも思えた。 日本の中に独立国家が存在すると言う形式は、六法全書なみにぶ厚い『吉里吉里人』という小説を彷彿とさせたが、江戸国、つまり江戸時代を忠実に再現し、しかしかつての江戸時代とは一線を画す点においてスタンスは微かに似るが全く違った小説に仕上がっている。 全体としては大変楽しめる小説なのだが、タイトルにもある、ゴメスという人物像が余りにも人間離れしており、そのせいでせっかくのリアルな小説が、漫画的な一面を見せてしまう点が私は少し残念に思えた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この小説は【鬼赤痢】という原因不明の奇病を中心に展開していく物語である。どちらかと言うとミステリーに属するようにも思えた。 日本の中に独立国家が存在すると言う形式は、六法全書なみにぶ厚い『吉里吉里人』という小説を彷彿とさせたが、江戸国、つまり江戸時代を忠実に再現し、しかしかつての江戸時代とは一線を画す点においてスタンスは微かに似るが全く違った小説に仕上がっている。 全体としては大変楽しめる小説なのだが、タイトルにもある、ゴメスという人物像が余りにも人間離れしており、そのせいでせっかくのリアルな小説が、漫画的な一面を見せてしまう点が私は少し残念に思えた。 なおこの作品は 【第17回(2005年)日本ファンタジーノベル大賞】受賞作。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この表紙はちょっと残念。 おっとこ前の豪傑ゴメスが実は、すんげぇ女傑! それがほんのり表紙からわかってしまったのが、ものすごく残念。 この表紙でなければ最初にガツンと、Gを受けられたものを・・ 日本から独立した「江戸」に、入国を許された3人の若者。 うちの一人、辰次郎は実は、江戸の生まれだった。 裏金春屋に配置される辰次郎は、自分は昔流行った鬼赤痢の、唯一の生き残りであると聞かされる。 記憶のまったくない辰次郎にゴメス親分から、とにかく思い出せ、の指令が。 仲間とともになんとか記憶を手繰ろうとする辰次郎、しかし怪しい男に襲われ、身代りで刺される事件が起こる。 そしてなんと、また鬼赤痢が流行始めてしまった。 はたして辰次郎は無事に、記憶を取り戻し、鬼赤痢を止められるのか? 江戸を書きながらも鎖国とすることで、無理なく箱庭の江戸を切り取ったおかげで、現代とのずれもなく、物語に無理がない。 安心して江戸情緒を楽しめるのも面白い。 いや、できのいい小説! 何度もいうけど、この表紙さえなければなぁ・・・・ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この表紙はちょっと残念。 おっとこ前の豪傑ゴメスが実は、すんげぇ女傑! それがほんのり表紙からわかってしまったのが、ものすごく残念。 この表紙でなければ最初にガツンと、Gを受けられたものを・・ 日本から独立した「江戸」に、入国を許された3人の若者。 うちの一人、辰次郎は実は、江戸の生まれだった。 裏金春屋に配置される辰次郎は、自分は昔流行った鬼赤痢の、唯一の生き残りであると聞かされる。 記憶のまったくない辰次郎にゴメス親分から、とにかく思い出せ、の指令が。 仲間とともになんとか記憶を手繰ろうとする辰次郎、しかし怪しい男に襲われ、身代りで刺される事件が起こる。 そしてなんと、また鬼赤痢が流行始めてしまった。 はたして辰次郎は無事に、記憶を取り戻し、鬼赤痢を止められるのか? 江戸を書きながらも鎖国とすることで、無理なく箱庭の江戸を切り取ったおかげで、現代とのずれもなく、物語に無理がない。 安心して江戸情緒を楽しめるのも面白い。 いや、できのいい小説! 何度もいうけど、この表紙さえなければなぁ・・・・ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
近未来の日本に存在する鎖国状態の「江戸」。 昔の江戸の生活を模した「江戸」は、日本からの移民も受け入れているが その競争率は非常に厳しく、一度「江戸」から出れば再入国はできない。 そんな中、「江戸」生まれの日本の大学生・辰次郎は、 父のたっての願いをききいれ、「江戸」へ入国することになった。 受け入れ先は、圧倒するように大きく、冷酷無比の「金春屋ゴメス」。 ゴメスの下、奉行所の下働きとして働く辰次郎が命じられたのは 100パーセントの致死率の病の正体をつきとめることで。。。 近未来・和風ファンタジー。 近未来に「江戸」が出現!というお話は、ちょくちょく見かけますが このお話ほど徹底して「江戸」が再現されており しかもその設定が全体としてのストーリーにうまく影響しているお話は なかなか見ないと思います。 お話の中での「江戸」に住む人々は、外の世界は月に移住するくらい さまざまなものが便利にできていることを知っており、 なおかつ外へいくことはできる状態にあります。 けれどそれでも「江戸」に住みたいとやってくる人もあり、 「江戸」の素朴な生活に心をいやされる人もあり。 けれどその代償もあり、人の命や医療という分野で、「江戸」人の心もゆれ。。 そんな不思議な世界のかけはしを近未来人の辰次郎と、 彼と同時に「江戸」に入国した二人がすんなりとやってくれています。 近寄りやすい「江戸」時代ものとしても、和風ファンタジーとしても 秀逸なお話でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
近未来の日本に存在する鎖国状態の「江戸」。 昔の江戸の生活を模した「江戸」は、日本からの移民も受け入れているが その競争率は非常に厳しく、一度「江戸」から出れば再入国はできない。 そんな中、「江戸」生まれの日本の大学生・辰次郎は、 父のたっての願いをききいれ、「江戸」へ入国することになった。 受け入れ先は、圧倒するように大きく、冷酷無比の「金春屋ゴメス」。 ゴメスの下、奉行所の下働きとして働く辰次郎が命じられたのは 100パーセントの致死率の病の正体をつきとめることで。。。 近未来・和風ファンタジー。 近未来に「江戸」が出現!というお話は、ちょくちょく見かけますが このお話ほど徹底して「江戸」が再現されており しかもその設定が全体としてのストーリーにうまく影響しているお話は なかなか見ないと思います。 お話の中での「江戸」に住む人々は、外の世界は月に移住するくらい さまざまなものが便利にできていることを知っており、 なおかつ外へいくことはできる状態にあります。 けれどそれでも「江戸」に住みたいとやってくる人もあり、 「江戸」の素朴な生活に心をいやされる人もあり。 けれどその代償もあり、人の命や医療という分野で、「江戸」人の心もゆれ。。 そんな不思議な世界のかけはしを近未来人の辰次郎と、 彼と同時に「江戸」に入国した二人がすんなりとやってくれています。 近寄りやすい「江戸」時代ものとしても、和風ファンタジーとしても 秀逸なお話でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「金春屋ゴメス」はSF作品です。 なんていうと、この表紙と和服でいなせなお兄ぃさんのイラストとの両面攻撃で、頭が???となると思いますが、この「金春屋ゴメス」はSFであることに違い間違いありません。近未来の「独立国家」江戸を舞台にした物語です。ではあるものの、SFであると同時に、ミステリであり、時代劇であります。 近未来の日本の中に出来た、独立国家「江戸」。すべての科学文明的なテクノロジーを放棄して、石と木と紙で江戸城を造り、士農工商を造り、地理的には無茶苦茶ながら諸外国との唯一の窓口として長崎の出島を造りあげた江戸は、徳川将軍が統治してすでに三代目となったれっきとした国家としてこの世界に存在します。一応は日本とは外交窓口があり、希望者の中から抽選で江戸の民になることはできるものの、入ったら半年は出られず、その江戸から日本に戻ったものは二度と入ることが出来ない「江戸」。そこでは タイムスリップしたような不思議なファンタジックな、まさに時代劇で見たような江戸があります。その江戸に生まれたものの、小さいときに病気にかかりその治療のために、家族と日本へと出国したまま青年となった辰二郎が本作の主人公です。 辰二郎は、末期がんの父のたっての頼みと、父親が江戸に住んでいた時の知り合いの強い引きで江戸に入国します。同時期に日本国に入った男女とともに、まずは江戸での身元引き受け人のところへと行きますが、そこに待ち受けていたものこそが本作タイトルの人物、金春屋のゴメス。金春屋にして、ゴメス。そのすさまじい通り名をもつ人物は、名前も凄いものの風体人相体躯からして尋常の「人」の範疇をこえるとんでもない人物なのです。 故あって、金春屋ゴメスのもとで働くことになった辰二郎は、そこで自分が江戸に呼ばれたのには重大事件の解決のためであったことを知ります。。。 あらすじ的にはこんな感じの幕開けから始まりますが、いやぁ、面白かったです。一気に読み終わってしまいました。歴史もの、SFもの、ミステリもの、青春もの、すべての要素が渾然一体となって詰まっていますし、なによりもこのゴメスという人物造詣のふてぶてしく力強いこと。これをその名前から読むのを敬遠していたのは勿体なかったです。一風変わった物語を求めるならば、間違いなくこれはその希望をかなえてくれることでしょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「金春屋ゴメス」はSF作品です。 なんていうと、この表紙と和服でいなせなお兄ぃさんのイラストとの両面攻撃で、頭が???となると思いますが、この「金春屋ゴメス」はSFであることに違い間違いありません。近未来の「独立国家」江戸を舞台にした物語です。ではあるものの、SFであると同時に、ミステリであり、時代劇であります。 近未来の日本の中に出来た、独立国家「江戸」。すべての科学文明的なテクノロジーを放棄して、石と木と紙で江戸城を造り、士農工商を造り、地理的には無茶苦茶ながら諸外国との唯一の窓口として長崎の出島を造りあげた江戸は、徳川将軍が統治してすでに三代目となったれっきとした国家としてこの世界に存在します。一応は日本とは外交窓口があり、希望者の中から抽選で江戸の民になることはできるものの、入ったら半年は出られず、その江戸から日本に戻ったものは二度と入ることが出来ない「江戸」。そこでは タイムスリップしたような不思議なファンタジックな、まさに時代劇で見たような江戸があります。その江戸に生まれたものの、小さいときに病気にかかりその治療のために、家族と日本へと出国したまま青年となった辰二郎が本作の主人公です。 辰二郎は、末期がんの父のたっての頼みと、父親が江戸に住んでいた時の知り合いの強い引きで江戸に入国します。同時期に日本国に入った男女とともに、まずは江戸での身元引き受け人のところへと行きますが、そこに待ち受けていたものこそが本作タイトルの人物、金春屋のゴメス。金春屋にして、ゴメス。そのすさまじい通り名をもつ人物は、名前も凄いものの風体人相体躯からして尋常の「人」の範疇をこえるとんでもない人物なのです。 故あって、金春屋ゴメスのもとで働くことになった辰二郎は、そこで自分が江戸に呼ばれたのには重大事件の解決のためであったことを知ります。。。 あらすじ的にはこんな感じの幕開けから始まりますが、いやぁ、面白かったです。一気に読み終わってしまいました。歴史もの、SFもの、ミステリもの、青春もの、すべての要素が渾然一体となって詰まっていますし、なによりもこのゴメスという人物造詣のふてぶてしく力強いこと。これをその名前から読むのを敬遠していたのは勿体なかったです。一風変わった物語を求めるならば、間違いなくこれはその希望をかなえてくれることでしょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
このネタなら、もっと面白くなったのでは? 鬼赤痢?でしたっけ。この病気の原因を探るっていうのは、謎として弱いのでは? そこまでしか読めなかったので、ラストがわからないのですが、どうなんでしょ? 見当違いな書評だったらごめんなさい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
このネタなら、もっと面白くなったのでは? 鬼赤痢?でしたっけ。この病気の原因を探るっていうのは、謎として弱いのでは? そこまでしか読めなかったので、ラストがわからないのですが、どうなんでしょ? 見当違いな書評だったらごめんなさい。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!