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陀吉尼の紡ぐ糸
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陀吉尼の紡ぐ糸の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.90pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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バチカンシリーズの作者の過去作品とのことで、以前、何となく購読しました。 シリーズを通しての主人公は、朱雀十五という盲目の天才美青年。 かなりの厭世家で、嫌味な口調です。 彼に振り回される人が多い一方、実はあちこちで一目も二目も置かれている。 今作は、その彼が出てくるまでが、かなり長く、じれったい。 夢と現実が混じったようなオカルトの世界が暫く展開され、いきなり登場となる。 うろ覚えになってしまいますが、彼の目について、どういう表現だったか…ちょっと気になることがありました。 確か、彼の眼が1点を見つめるとか、『眼球(視線)が定まる』表現が何度かあったように思います。 『全盲』でそれはおかしいと思うのですが、これはスルーするべきなのか、『実は見える』という設定の伏線なのか、気になりました。 気味の悪さがよく伝わる文章で好きですが、昔の作品のせいか、物足りない感じがしました。 シリーズ物に不可欠の、キャラクターの魅力が、この作品には感じられなかったせいもあると思います。 主人公がニヒリストすぎて、今のところ共感できません。 あと1冊、すでに手元にあるので、いつか読んでみますが、この作品には、続編をすぐに読みたくなる魅力が無かったです。 | ||||
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