博士の愛した数式

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博士の愛した数式の評価:

4.32/5点 レビュー 849件。 A ランク

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平均点4.32pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1,769件 1,681〜1,700 85/89ページ
No.89
(5pt)

キラキラ、それでいて儚くて……。

全編を通してキラキラとした情景が感じられるのは、ボクだけであろうか?80分しか記憶が持たない天才数学者の”博士”と家政婦の”私”、そして阪神タイガースファンで10歳の”私”の息子・ルートが繰り広げていく素敵な刻が、やがて……。この儚い愛は、切なすぎる。読んでいる間、何度も感極まってしまった。久しぶりに素晴らしい物語に出逢えて満足だ。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.88
(5pt)

純粋で、強く儚い

泣きました…!!読み終えた後、明日も早いから寝なきゃと思ってすぐ布団に入ったのですが、涙が止められなくて、暫く嗚咽が続いていました。決してバッドエンディングじゃ無いと思います。でも、全体を通してとにかく悲しくて、些細な場面で何度も何度も泣いてしまいました。もともと、私が『おじいちゃん』にとても弱いので、こんなに泣いてしまうのだろうなと思うのですが。いつ壊れてしまうかわからない暖かさにずっと脅えながら読んでいました。何も起こらないでいて、せめてずっと今のままでいて欲しいと願っていました。それでなくても悲しみは、ずっとそこにあって消えることはありえ無かったからです。でも、そんな臆病な私より、博士はずっと強かったです。毎日、必ず自分の力に絶望して憤りを感じるでしょうに、博士はいざという時は非常に強くありました。思い出すだけで涙が止まりません。
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X
No.87
(5pt)

キラキラ、それでいて儚くて……。

全編を通してキラキラとした情景が感じられるのは、ボクだけであろうか?80分しか記憶が持たない天才数学者の”博士”と家政婦の”私”、そして阪神タイガースファンで10歳の”私”の息子・ルートが繰り広げていく素敵な刻が、やがて……。この儚い愛は、切なすぎる。読んでいる間、何度も感極まってしまった。久しぶりに素晴らしい物語に出逢えて満足だ。
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X
No.86
(5pt)

非常に面白い

非常に面白く、読んでいて飽きない設定だった。時折登場する数学的な事柄が、ストーリーのスパイスになっている。設定も、非常に現実味を帯びていて、現代の社会情勢を反映するものとなっている。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.85
(5pt)

非常に面白い

非常に面白く、読んでいて飽きない設定だった。時折登場する数学的な事柄が、ストーリーのスパイスになっている。設定も、非常に現実味を帯びていて、現代の社会情勢を反映するものとなっている。
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X
No.84
(4pt)

話の静謐感、透明感に惹かれました

記憶を失い、80分の記憶しかストックできなくなった数学者。彼の許に家政婦として派遣された女性。その女性の、阪神タイガースファンの10歳の息子。三人が時間を共有する中で、語り手である女性は、博士が心から愛する数字や数式の美しさに目を開かれて行く……。数と数式に潜む美しさ。潔く、声高にならない静かな美しさ。それが胸に沁みました。普段意識したことがなかった数の個性と性格。ハッとさせられました。数学は苦手なのですが、そんな私でも、数と数とを結ぶ不思議な関係と調和、数式の無駄のない美しさには目を奪われました。小川洋子さんの作品、初めて読みました。話の静謐感、静かな透明感が素敵でした。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.83
(4pt)

話の静謐感、透明感に惹かれました

記憶を失い、80分の記憶しかストックできなくなった数学者。彼の許に家政婦として派遣された女性。その女性の、阪神タイガースファンの10歳の息子。三人が時間を共有する中で、語り手である女性は、博士が心から愛する数字や数式の美しさに目を開かれて行く……。数と数式に潜む美しさ。潔く、声高にならない静かな美しさ。それが胸に沁みました。普段意識したことがなかった数の個性と性格。ハッとさせられました。数学は苦手なのですが、そんな私でも、数と数とを結ぶ不思議な関係と調和、数式の無駄のない美しさには目を奪われました。小川洋子さんの作品、初めて読みました。話の静謐感、静かな透明感が素敵でした。
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X
No.82
(5pt)

6回は、涙を流しました。

いや、6回も、涙を流すような場面はないだろう、と、言われるかも知れませんが、確かに、6回ぐらいは(数えた訳ではありませんが)涙を流しました。 『博士』とは、交通事故によって、脳に損傷を受け、ものごとを記憶する能力が失われた、天才数学者のことです。 1975年までの記憶と、直前80分間の記憶しかない。1975年以降、80分前までの記憶は、脳の中に、保持できないのです。 そんな博士と、博士の世話をすることになった家政婦『私』と、その息子『ルート』の3人が、主な登場人物です。 1975年以前の知り合いでない家政婦の私は、博士とは、何度会っても、間隔が80分以上開いてしまうと、初対面になってしまいます。 初対面の挨拶代わりに、博士は、数字の質問をします。 「君の電話番号は何番かね」 「576の1455です」 「5761455だって? 素晴らしいじゃないか。1億までの間に存在する素数の個数に等しいとは」 ≪記憶が80分しかもたない≫博士の頭には、しかし莫大な数字が入っています。豊富な知識によって、素晴らしい数の世界が広がります。 毎朝、目覚めると、記憶は1975年に戻っている。しかし、自分がいるのは、1992年(小説の中では1992年です)。 そんな博士の気持ちを想像し、博士の愛したきれいな数式を見るだけでも、また涙が出てしまいます。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.81
(5pt)

6回は、涙を流しました。

いや、6回も、涙を流すような場面はないだろう、と、言われるかも知れませんが、確かに、6回ぐらいは(数えた訳ではありませんが)涙を流しました。 『博士』とは、交通事故によって、脳に損傷を受け、ものごとを記憶する能力が失われた、天才数学者のことです。 1975年までの記憶と、直前80分間の記憶しかない。1975年以降、80分前までの記憶は、脳の中に、保持できないのです。 そんな博士と、博士の世話をすることになった家政婦『私』と、その息子『ルート』の3人が、主な登場人物です。 1975年以前の知り合いでない家政婦の私は、博士とは、何度会っても、間隔が80分以上開いてしまうと、初対面になってしまいます。 初対面の挨拶代わりに、博士は、数字の質問をします。 「君の電話番号は何番かね」 「576の1455です」 「5761455だって? 素晴らしいじゃないか。1億までの間に存在する素数の個数に等しいとは」 ≪記憶が80分しかもたない≫博士の頭には、しかし莫大な数字が入っています。豊富な知識によって、素晴らしい数の世界が広がります。 毎朝、目覚めると、記憶は1975年に戻っている。しかし、自分がいるのは、1992年(小説の中では1992年です)。 そんな博士の気持ちを想像し、博士の愛したきれいな数式を見るだけでも、また涙が出てしまいます。
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X
No.80
(5pt)

いい!

普通にいい!登場人物の整理、内容のわかりやすさ、深さ。久々にいい本に出会えました!
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.79
(2pt)

テレビドラマ?

まだ映画化されることが公表されていなかった、発売後すぐくらいに読みました。「記憶が80分しか持続しない天才数学者」「通いの家政婦」「阪神タイガースファンの10歳の息子」。これだけの素材を見ただけでおもしろそうだと思いこみ、すごく期待して。そしたら、なんだか、それだけでした。「数式」という非日常的な箇所を読むにあたっては新鮮さや興味深さがありましたが、会うたびに自分の記憶をなくされていることへの失望感や何やかやはとてもさらりと省略されており、心理描写の浅さには驚きました。ご都合主義のテレビドラマを見ているような感じでした。小説?でこんな事が起るなんて、びっくりしました。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.78
(5pt)

いい!

普通にいい!登場人物の整理、内容のわかりやすさ、深さ。久々にいい本に出会えました!
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X
No.77
(2pt)

テレビドラマ?

まだ映画化されることが公表されていなかった、発売後すぐくらいに読みました。「記憶が80分しか持続しない天才数学者」「通いの家政婦」「阪神タイガースファンの10歳の息子」。これだけの素材を見ただけでおもしろそうだと思いこみ、すごく期待して。そしたら、なんだか、それだけでした。「数式」という非日常的な箇所を読むにあたっては新鮮さや興味深さがありましたが、会うたびに自分の記憶をなくされていることへの失望感や何やかやはとてもさらりと省略されており、心理描写の浅さには驚きました。ご都合主義のテレビドラマを見ているような感じでした。小説?でこんな事が起るなんて、びっくりしました。
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X
No.76
(5pt)

まさに最高傑作!

バッハの曲の中に様々な数学的仕掛けが隠されていたり、ドイツ・ロマン主義の詩人ノヴァリスが数学に魅せられていたというエピソードは有名だが、数学には何かしら人を惹きつける神秘的な美しさがある。昔のヨーロッパの人々が数学の法則の中に神の意思をみようとしたのも無理のないことかもしれない。80分しか記憶がもたない老数学者「博士」。「博士」の世話をすることになった家政婦の「私」と、その息子。シングルマザーの主人公は、特に何の精彩もない、不遇と言ってもいい人生を送っているが、数学の美しさを通じて世界を賛嘆する「博士」に接するうちに、次第にその人となりに惹かれていく。博士に「√」(ルート)というニックネームをつけられた息子も。この作品には現代日本文学において最も稀な3つのものがある。愛と驚きと喜びである。「博士」「私」「√」の3人の間に満ちる浄福ともいうべき親密な感情、数学法則に接する中で、この無意味な世界に何かしら意味のようなものを発見する驚きと喜び、著者は幻滅の支配する現代において奇跡のように美しい世界をつくりだした。本書は読売文学賞を受賞したが、純文学業界にとっても本書の存在は福音である。日本文学史に名を留めるであろう傑作、全ての人におすすめしたい。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.75
(5pt)

泣けます。

登場人物と、文体の爽やかさに心地よく読んでいたら最後に泣かされてしまいました。たまたま読んでいたのが電車の中だったのですが、大の男が電車の中でぼろぼろ泣いてしまいました。だって、最後の数頁まで泣けるようなストーリー展開ではなかったのですから。映画のフィールドオブドリームスのラストで泣いた人は、この本のラストでも泣けます。映画グッドウィルハンティングで感動した人は、この本でさらに感動します。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.74
(5pt)

優しさに癒されました

読み始めてすぐ文章自体の流れるような美しさに引き込まれました。外側からだけ見れば、博士も家政婦さんとその息子も恵まれない境遇と思われてしまうでしょうが、目に見えないその内面はとても豊かです。豊かにしているのは愛なんだと感じました。また、博士は病を得ながらも一歩ふみ誤れば迷宮に迷い込んでしまう危うい整数論の世界に飄々と生きている、そんな微妙なバランスがまた面白く気に入りました。以前に様々な脳の障害によって起こる病を扱った「妻を帽子とまちがえた男」という本を読んだことがあり、博士のような記憶障害の人の事例が出てきたことを思い出しました。さぞかし不安なことだろうと思います。それでも懸命に生きようとする博士の姿が思い浮かんできて、読み終わるころには感動の涙が出て来るのでした。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.73
(5pt)

まさに最高傑作!

バッハの曲の中に様々な数学的仕掛けが隠されていたり、ドイツ・ロマン主義の詩人ノヴァリスが数学に魅せられていたというエピソードは有名だが、数学には何かしら人を惹きつける神秘的な美しさがある。昔のヨーロッパの人々が数学の法則の中に神の意思をみようとしたのも無理のないことかもしれない。80分しか記憶がもたない老数学者「博士」。「博士」の世話をすることになった家政婦の「私」と、その息子。シングルマザーの主人公は、特に何の精彩もない、不遇と言ってもいい人生を送っているが、数学の美しさを通じて世界を賛嘆する「博士」に接するうちに、次第にその人となりに惹かれていく。博士に「√」(ルート)というニックネームをつけられた息子も。この作品には現代日本文学において最も稀な3つのものがある。愛と驚きと喜びである。「博士」「私」「√」の3人の間に満ちる浄福ともいうべき親密な感情、数学法則に接する中で、この無意味な世界に何かしら意味のようなものを発見する驚きと喜び、著者は幻滅の支配する現代において奇跡のように美しい世界をつくりだした。本書は読売文学賞を受賞したが、純文学業界にとっても本書の存在は福音である。日本文学史に名を留めるであろう傑作、全ての人におすすめしたい。
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X
No.72
(5pt)

泣けます。

登場人物と、文体の爽やかさに心地よく読んでいたら最後に泣かされてしまいました。たまたま読んでいたのが電車の中だったのですが、大の男が電車の中でぼろぼろ泣いてしまいました。だって、最後の数頁まで泣けるようなストーリー展開ではなかったのですから。映画のフィールドオブドリームスのラストで泣いた人は、この本のラストでも泣けます。映画グッドウィルハンティングで感動した人は、この本でさらに感動します。
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X
No.71
(5pt)

優しさに癒されました

読み始めてすぐ文章自体の流れるような美しさに引き込まれました。外側からだけ見れば、博士も家政婦さんとその息子も恵まれない境遇と思われてしまうでしょうが、目に見えないその内面はとても豊かです。豊かにしているのは愛なんだと感じました。また、博士は病を得ながらも一歩ふみ誤れば迷宮に迷い込んでしまう危うい整数論の世界に飄々と生きている、そんな微妙なバランスがまた面白く気に入りました。以前に様々な脳の障害によって起こる病を扱った「妻を帽子とまちがえた男」という本を読んだことがあり、博士のような記憶障害の人の事例が出てきたことを思い出しました。さぞかし不安なことだろうと思います。それでも懸命に生きようとする博士の姿が思い浮かんできて、読み終わるころには感動の涙が出て来るのでした。
博士の愛した数式 Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式より
410401303X
No.70
(5pt)

心があらわれます。

すばらしい、久々に心が美しくなるような思いでした。日々過ぎていく日常のなかにはささいな幸せが隠れていること、そして数字にはたくさんの美しさがあるような気がする話でした。私は数学が大嫌いでしたが、これをもっと早く読めば違う見方もできたのではないかと思うくらいでした。数字はどんなに美しいか、それとともに日々の生活も・・そして、子供とはいったいどういう存在なのか。守られるべき当然のモノとして描かれているのがいいと思いました。80分の記憶ときくと、切なくなるかもしれませんがそれを日々受け入れて生活している博士をそこに関わる博士を思いやる気持ちをもっている私・息子であるルートの存在は本当に素晴らしく描かれているとおもいました。
博士の愛した数式 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235