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日本シリーズ殺人事件
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【この小説が収録されている参考書籍】
日本シリーズ殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.74pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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『このミステリーがひどい!』の中で著者の小谷野敦さんが西村作品を傑作だと褒めていたので『天使の傷痕』『終着駅殺人事件』と本書を読んでみました。不思議なのが、どの作品も簡単に人を殺しえしまうところです。ただ目撃されたということだけでなんの罪もない人を殺します。本書でも人がたくさん死にますがイマイチその動機が分かりません。また、犯人が被害者のことを殺されても仕方のない卑劣な人間だと非難するのですが、同じ穴の狢です。また最後まで読んでも「なぜ電車の中で人を殺さなければならばならないのか」「なぜ〇〇を用意して死体を〇〇しなければならなかったのか〔ネタバレになるので詳しく書けませんが)」「なぜ雑誌記者に対するややこしい工作が必要だったのか」等がよくわかりません。なんだか犯人が色々とやり過ぎて墓穴を掘ったようにしか見えません。最後は雑誌に〇〇まで出して被害者を糾弾し(なにやってんだか。あなたにその資格はないですよ)、そして十津川警部に都合よく&くどくどと自白します。 これは余計なことかもしれませんが、十津川警部みたいな上司がいたら少し嫌だなと思いました。九州での犯人の足取りを部下に調べさせたあと、部下からの報告を聞いた時の会話。「〇日と〇日には、間違いなく宿泊しています」「やっぱりな」「わかっておられたのですか?」「泊まっているだろうと思っていたよ」「それなら、なぜ、私を九州に寄越したのですか」……。そして、犯人が次に宿泊した旅館については調べなくてもいいと断言します。わざわざ九州まで来て宿帳まで調べた部下がかわいそうです。せめて「分かっていたなら最初から言えよ」と言いたくなります。そして十津川が「これは勘だが……」「……な気がするんだ」と言うことは大抵当たっていて、部下が言うことは大抵がはずれます。すぐに否定されることもあるし。自分が部下だったらこんな上司は嫌だなと思います。 | ||||
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職業としての作家という点からいうと、この人はこのレベルの作品を量産するんだから天才といってもいい。しかしこれについて言うと「天使の傷痕」などからは落ちる。共犯者が多すぎるし、寝台特急でやる必然性も分からない。はじめにトリックありき、みたいな小説。 | ||||
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日本シリーズを舞台に、野球賭博の実態を巡り、元プロ野球選手:梶と元刑事:橋本 がコンビを組む。 多くのスポーツは、勝敗を巡って賭けの対象になることが多い。それがイカサマでないのなら まだ分かるが、本書のように「仕組まれた試合」が毎日のように行われているとなると、馬鹿らしくて 見ていられなくなる。試合を見ても感動など誰も覚えないだろう。 そんな闇の部分に梶と橋本が挑む本書。野球ファンならずとも、お勧め。 | ||||
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北海道の海岸からカップルが消える?この失踪の真実とは。 宇宙人にさらわれたのでなければ、誰かがさらっているはず。狙いは何なのか?最後までまったく予想できなかった。 また、本書では十津川警部の新婚が描かれる。妻の直子は自由奔放な感じ。お幸せに。 「イブが死んだ夜」は本書より先に読んでほしい。そのほうが本書をより楽しめる。 | ||||
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