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悪の教典
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悪の教典の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全133件 61~80 4/7ページ
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1日でさっくりと読みきってしまいました。 上巻では、身近にある恐怖がジワジワと感じられる内容になっていましたが、下巻では一転してポップな殺戮ショーに変わってしまった印象です。 ホラーやサスペンスではなく、”蓮見教諭vs生徒たち”というバトル物として認識すると、なかなか面白く読めました。 どちらが勝利するのか、途中で先が見えてしまったのですが、そのカギとなるアイテムの使い方は良かったと思います。 読後感も、まあ悪くはなかったです。 退場したと思っていた意外な人物も出てきたり。 ただ、最後の「アクノキョウテン」はいただけない。ブログか何かでネタにすれば良かったのに、なんでアレを本書に入れてしまったのか。 読んだあと無性に腹が立ったので、その点において☆マイナス3です。 | ||||
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映画を先に観てしまったうえに、映画の内容が全く良くなかったので、 読んでいない。 | ||||
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映画を先に観てしまったうえに、映画の内容が全く良くなかったので 読んでいない。 | ||||
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はっきり言って、サイコパスを描写しきれていないと思います。 主人公のやっていることは犯罪で、それをやすやすとこなすことは恐ろしいですが、 なんだかそれを誇っているみたいで犯罪を自慢しているだけの人のように感じられます。 良心がなく、冷徹、というわけでもなく妙に性欲が強い感じで、いくらイケメンという設定でも ちょっと気持ち悪いと感じる人もいるのではないでしょうか。 よくてサイコパスを気取った犯罪自慢の痛い人だと思います。 「黒い家」などの傑作に比べて、身に迫る恐怖がありません。 ライトノベルなどでよくある、「最強系主人公」を見るようなそんな感じがします。 文章自体も以前と比べてクオリティが下がったように感じられます。 高校生の会話とかがなんだかおかしいし、世界観が妙に歪で現実感がありません。 私個人は、この世界観に入り込めず主人公にも共感(サイコパスなのでしてはいけないんでしょうが) できませんでした。映画化などもされましたが、人を選ぶ作品だと思います。 | ||||
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一気に読み進むことはできるが、虐殺に至るまでの展開があまりにもドタバタで、その後の虐殺もやっていることの恐ろしさに比して、怖さがあまり感じられない。 | ||||
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日本では、未成年に対しての性の交渉を持った時に 国の法律が甘すぎると思う。はっきり言って途中で読むのを断念したくなるほど 気分が悪くなった。チャイルドマレスターの存在が正当化されたように 錯覚してしまう。この本自体、誰にでも推薦できるとはいいがたい。 未成年との性交渉の場面、今思い返しても気分が悪くなる。 | ||||
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前作に比べて、今回は子供たちを殺す場面が続いていきます。 人一人の命の尊さを叫ばれる昨今、人の命のはかなさを 延々と書かれています。読んでいる私の方がマヒしてしまうような錯覚に なります。本当にベストセラーまたは映画化されたと言う事で この本は、次の世代へ行くのかが疑問である。 | ||||
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読み進めるにつれてつっこみどころが累積されていくので、それにしたがって蓮実に対する恐怖も薄れていきました。 なぜ、医師の息子でこんだけ頭のいい男が、コンドームや避妊薬を使わずに「安全日」なんかで避妊できると信じているのか…そこから先は、なんか冷めてしまいました。 もちろん、殺戮シーンはスリルがあっておもしろかったですけどね。 | ||||
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映画を見てきっと原作はおもしろいんだろうなとおもって 期待して読んだら残念だから映画と同じ駄作でした。 映画は前半がおもしろかったので邦画だから無能代表の三池監督が後半描ききれなくて ただ駆け足で生徒殺す駄作になったのかな思ったんですが、原作も同じで 後半しりつぼみの駄作でした。まあ、さすがに邦画映画よりはなんぼかマシですが 読む価値はないです。 | ||||
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黒い家とクリムゾンの迷宮だけが自分のなかではまあまあな作家です。 両方とも女性(ヒロイン)が致命的に非リアルですが。 日本の作家は現実的な女性を描くのがとことん下手で、妙にエロを結びつけたりするのも嫌いです。 赤川次郎を筆頭におそるべきステレオタイプ。 評価でスティーブン・キングと比べている方がいましたが…いや、足元にも及ばない。確かに駄作はありますが、名作の人物描写たるや…読めば違いはわかります。これと一緒にするのは侮辱です。サイコパスを読むならミザリー、ゴールデンボーイを二回読んだ方がいい。大量にやれば怖いわけではない。 正直、本当にこれはつまらない。 全く怖さも、なんらかの感情のゆさぶりもないです。 時間の無駄でした。 | ||||
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この本の内容に、この上下巻が必要か疑問を感じつつ、 半日もあれば読了させてしまうのは、読みやすさを 創り出す力量は否定できない。 薄口のチャーハンが物足りなさから塩を求めて大量に食べられるのにも似てる。 読みやすさとお色気描写もあって高校生の時読んだ赤川次郎を思い出したよ。 この本がミステリーと言えるか疑問だが、一定の時間を 潰してくれた娯楽作品ではある。 | ||||
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親戚がゴリ推ししてくるので読んでみたが、他のレビューでも書かれている通り、後半に入って一気に駄作へと変貌している。 「天才」を題材とした小説にまま見られる欠点をこの作品も内包している。 作者の想像力・知性が「天才」を描くには不十分であるため、主人公が天才になりきれず、読者が知的興奮を覚えるような驚きが提供できていない。 不合理な展開には天才の精神的欠陥という逃げ道を用意している点も、ストーリーの練り込み不足を際立たせる結果となっている。 伏線の回収に至っては、多少この類の小説を読み慣れた読者であれば容易に想像がつく展開に留まる。 貴志祐介の作品はこれ以外に読んだことが無いため、筆力を断定はできないものの、同作品から受けた印象は「二流作家」である。 一定の文章力はあるので、山田悠介などの似非作家とは一線を画すが、後半だけを見れば五十歩百歩。 評価の高い初期の作品を読んでから、同作家に対する最終的な判断を下したいと思う。 | ||||
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秋の夜長に一気に読んでしまいました. 設定もテーマも私の好みですが,展開がわかりやすすぎて, いまいちのめりこむことができませんでした. 貴志さん特有の緻密さはあまり感じず,最後に期待したどんでんがえしも結局なく. 下巻後半からクライマックスに向かっての展開もそれ自体はいいのですが, なんとか尺におさめようという雑さを感じてしまいました. どうせやるなら綾辻行人の「殺人鬼」くらいやってくれるとよかったのですが. | ||||
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これまで捜査の手をすり抜けてきた用意周到な“秀才”サイコパスなのにポイント・オブ・ノー・リターンを決意するのが短絡的すぎる。それまであった伏線を捨てて暴走したように感じる。生き残りのカラスはいつか攻撃してくると思ってたし、せっかくいいキャラの釣井教諭があっさり消えてしまうし…。そしてなにより最後のあのセリフでいろんなものが台なしに。つーかあそこの後書きのようなものが丸ごと要らない気がする。勢いで読めてしまうが読後はイヤな感覚が残った。どうせなら皆殺しを成功させてほしかった。 | ||||
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バトル.ロワイヤル、アナザ-など、学校を舞台にしたパニックホラ-をミックスしたような作品で、新鮮味はない。 さらに、物語途中で、スト-リ-(動機)が破綻していて、なぜ、教師が生徒を皆殺しにする必要があるのかが、曖昧になってしまっている。 結構、ご都合主義な展開で、飽きないけれども、何にも残らない作品になっている。 綾辻氏のような、筆力もないので、雰囲気も出てない。 まぁ、時間つぶしには長さも有るし、いいかも。 | ||||
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主人公は、殺人マニアでも異常性格者でもなく、他人に感情移入できないという精神障害者。 生き残った2人は、もし主人公が死刑にならなければ必ずいつか自分たちの元にやってきて 殺されるだろう、と思う。で、怖さの余韻がじわじわと・・・ってあるわけないでしょ。別 に主人公は「殺人」にこだわってるわけではないんだから。自分の利益にならない行為をす るわけがない。ああ、そうでしたか、で終わってしまう小説だった。 しかしまあ、読みやすいこと。2人が生き残るポイントや主人公が犯人だとバレるポイントも 伏線がバレバレで、ホラーというよりは軽い読み物としてはなかなkいいんじゃないでしょう か(苦笑)。 | ||||
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貴志さんの作品は初読。 「黒い家」などは知ってはいましたが、なんとなくスルーしてました。 今回、いろいろと話題になっていましたので読んでみましたが。。。 上巻はサイコ教師が策を弄しながら、日常に溶け込む様子が書かれており どうなっていくのだろう、というワクワク感がありました。 ところが、下巻になるとまるで作者が変わったかのように大味に なっていきます。 ひたすら、ショットガン→殺害の流ればかり。 上巻はミステリー、下巻はサバイバルアクション。 これにはちょっとドン引きでした。 主人公の謎に迫っていた数学教師や、カウンセラー、刑事など 何の絡みもなく、殺されたり、フェードアウトしたり 事件の感想を述べるだけだったり。 途中から、これらを絡ませていくのが面倒くさくなったんですかね。 また、クラスの大半が殺されてしまいますが、 1人1人に思い入れを感じるようなストーリーも無いので 死んでしまっても、「ああそうなの。。。で誰だっけ」という感覚しか 得られません。 あと、気になったのが、どの生徒もフルネームで書かれていること。 特に意味の無い人物なら「女生徒」と表せばいいものを フルネームで書かれているので主要な人物と、そうでない人物との区別がつきません。 このあたりはかなり読みづらいと感じました。 貴志さんのファンによれば、この作品は過去作に遠く及ばないとの事。 この作品だけでは安易に批判はできませんので、過去作も読んでみようと思います。 | ||||
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クライマックスシーンが書きたくて、それ以外の部分を考えたというようなことを映画化にあたってのインタビューで答えていた。 本当に? クライマックス(らしき)シーンなんて、もうほとんど読み飛ばし。 最後のおまけも全然面白くない。 主人公が大変な天才のように書かれているが、行動はそれほどでもないというのがなかせる。 | ||||
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頭のおかしい奴が、たくさんの人を殺していく、ただそれだけの話。 登場人物が無駄に多い。話も無駄に長い。 いくら上手く殺っても、あんなに主人公の周りで人が死んだら、主人公が犯人だって、気づくんじゃないかなとか思うし。 その他無理がある。 ラストも微妙。 読み終わっても、何とも思わない作品。 | ||||
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まず私は、貴志作品は本作の他に「十三番目の人格ISOLA」を読んだのみと申し上げておきます。ですから純粋に、本作が作品として良いと感じたかについて述べます。 残念ながら本作は他者に勧められるものではありませんでした。致命的なことは、主人公である蓮実聖司に魅力を感じられないことです。リアリティの有無は別として、描写に説得力を感じるのは幼少期の一部のみで、あとはどこか白々がまとわりついて腑に落ちない。精神病質と言うには行動規準が子供じみていて、主人公となるべき異常性や恐怖感が感じられません。また、天才と言うには行動が迂闊で、今まで普通の社会に潜伏してこられたのが逆に不思議です。 さらに物語に張られた伏線が露骨で直接的で、「いよいよここで伏線を回収しますよ」という流れが予めわかってしまうことも、主人公の描写と同様に稚拙さを感じさせます。 映像化されればまた別なのでしょうが、文庫巻末の三池崇史氏の解説(?)での主人公への心酔ぶりを見ると不安感しかありません。 | ||||
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