パラサイト・イヴ

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評判

パラサイト・イヴの評価:

3.29/5点 レビュー 78件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.29pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全235件 61〜80 4/12ページ
No.175
(3pt)

後半から一気に面白くなる

術語のたたみかけ(職業モノの味)は僕も大好きだけれど、さすがに多いのでしばしば斜め読みになった。

緻密というより堅牢。
前半と後半のボリューム感・スピード感のバランスが良くない気がする。
あと、「細胞」の描写は非常に細かいのに対して、「女性の美しさ」とかの表現は平板、というバランスの悪さも感じた。

再移植を拒否する理由となったエピソードが弱くて、納得しがたい。
パラサイト・イヴ (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: パラサイト・イヴ (角川ホラー文庫)より
4043405014
No.174
(3pt)

後半から一気に面白くなる

術語のたたみかけ(職業モノの味)は僕も大好きだけれど、さすがに多いのでしばしば斜め読みになった。

緻密というより堅牢。
前半と後半のボリューム感・スピード感のバランスが良くない気がする。
あと、「細胞」の描写は非常に細かいのに対して、「女性の美しさ」とかの表現は平板、というバランスの悪さも感じた。

再移植を拒否する理由となったエピソードが弱くて、納得しがたい。
パラサイト・イヴ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: パラサイト・イヴ (新潮文庫)より
4101214344
No.173
(3pt)

後半から一気に面白くなる

術語のたたみかけ(職業モノの味)は僕も大好きだけれど、さすがに多いのでしばしば斜め読みになった。

緻密というより堅牢。
前半と後半のボリューム感・スピード感のバランスが良くない気がする。
あと、「細胞」の描写は非常に細かいのに対して、「女性の美しさ」とかの表現は平板、というバランスの悪さも感じた。

再移植を拒否する理由となったエピソードが弱くて、納得しがたい。
パラサイト・イヴ Amazon書評・レビュー: パラサイト・イヴより
4048728628
No.172
(3pt)

恋愛小説

映画を見てから読みました。
映画より深いところまで描かれているのでいろいろ納得。
ホラーというより恋愛もの?
パラサイト・イヴ (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: パラサイト・イヴ (角川ホラー文庫)より
4043405014
No.171
(3pt)

恋愛小説

映画を見てから読みました。
映画より深いところまで描かれているのでいろいろ納得。
ホラーというより恋愛もの?
パラサイト・イヴ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: パラサイト・イヴ (新潮文庫)より
4101214344
No.170
(3pt)

恋愛小説

映画を見てから読みました。
映画より深いところまで描かれているのでいろいろ納得。
ホラーというより恋愛もの?
パラサイト・イヴ Amazon書評・レビュー: パラサイト・イヴより
4048728628
No.169
(4pt)

今更ながら楽しませて頂きました

プロローグは良いとして、その後の書き出しは何だろう。小学生の作文かと思うひどさ。まあそれが徐々にこなれていくのでここから小説家への道を歩み始めたのだろうか。ただ、やはり専門用語のオンパレードにはなかなか馴染めない。あとがきで著者の挙げる作家が皆外国人で、わからずとも読み進めることに慣れ過ぎているのではないか。翻訳物はひどいし、原著を明確に理解できるほどでもないと勝手に思ってしまうのだが。

それでも面白い。腎臓とミトコンドリアをパラレルで考えたり、そもそも透析患者の在り方を投影する社会問題を考えたり、と。学会会場で彼女が弁をぶった後は一気だ。ただ、その後の新世界への飛躍が面白そうだというのは残念ながら達成せず。起承転結と言えばそうなのだが、どうも急に終わらした感がなくもない。ただ、紙数がかなりあったのでエピローグが長いのかなと期待を伸ばすがそうではなかった。参考文献やら用語解説やらあとがきだ。特にあとがきは長かった。

席を並べて同じ釜の飯を食っていたかもしれない、とか思うと今更ながらに読んだことになる。刊行時で工学部に席を有しておられるようだが、内容からして医療関係では難しかったのかなと穿った見方をしたりもする。それでも両方面での活躍、「死都日本」を思い浮かべたりした。
パラサイト・イヴ (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: パラサイト・イヴ (角川ホラー文庫)より
4043405014
No.168
(4pt)

今更ながら楽しませて頂きました

プロローグは良いとして、その後の書き出しは何だろう。小学生の作文かと思うひどさ。まあそれが徐々にこなれていくのでここから小説家への道を歩み始めたのだろうか。ただ、やはり専門用語のオンパレードにはなかなか馴染めない。あとがきで著者の挙げる作家が皆外国人で、わからずとも読み進めることに慣れ過ぎているのではないか。翻訳物はひどいし、原著を明確に理解できるほどでもないと勝手に思ってしまうのだが。

それでも面白い。腎臓とミトコンドリアをパラレルで考えたり、そもそも透析患者の在り方を投影する社会問題を考えたり、と。学会会場で彼女が弁をぶった後は一気だ。ただ、その後の新世界への飛躍が面白そうだというのは残念ながら達成せず。起承転結と言えばそうなのだが、どうも急に終わらした感がなくもない。ただ、紙数がかなりあったのでエピローグが長いのかなと期待を伸ばすがそうではなかった。参考文献やら用語解説やらあとがきだ。特にあとがきは長かった。

席を並べて同じ釜の飯を食っていたかもしれない、とか思うと今更ながらに読んだことになる。刊行時で工学部に席を有しておられるようだが、内容からして医療関係では難しかったのかなと穿った見方をしたりもする。それでも両方面での活躍、「死都日本」を思い浮かべたりした。
パラサイト・イヴ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: パラサイト・イヴ (新潮文庫)より
4101214344
No.167
(4pt)

今更ながら楽しませて頂きました

プロローグは良いとして、その後の書き出しは何だろう。小学生の作文かと思うひどさ。まあそれが徐々にこなれていくのでここから小説家への道を歩み始めたのだろうか。ただ、やはり専門用語のオンパレードにはなかなか馴染めない。あとがきで著者の挙げる作家が皆外国人で、わからずとも読み進めることに慣れ過ぎているのではないか。翻訳物はひどいし、原著を明確に理解できるほどでもないと勝手に思ってしまうのだが。

それでも面白い。腎臓とミトコンドリアをパラレルで考えたり、そもそも透析患者の在り方を投影する社会問題を考えたり、と。学会会場で彼女が弁をぶった後は一気だ。ただ、その後の新世界への飛躍が面白そうだというのは残念ながら達成せず。起承転結と言えばそうなのだが、どうも急に終わらした感がなくもない。ただ、紙数がかなりあったのでエピローグが長いのかなと期待を伸ばすがそうではなかった。参考文献やら用語解説やらあとがきだ。特にあとがきは長かった。

席を並べて同じ釜の飯を食っていたかもしれない、とか思うと今更ながらに読んだことになる。刊行時で工学部に席を有しておられるようだが、内容からして医療関係では難しかったのかなと穿った見方をしたりもする。それでも両方面での活躍、「死都日本」を思い浮かべたりした。
パラサイト・イヴ Amazon書評・レビュー: パラサイト・イヴより
4048728628
No.166
(4pt)

ホラー小説などに括れなければ良かったのに…。

読むことにした動機は、日本人のルーツについての興味から知った「ミトコンドリア・イヴ」というワードから。

純粋に生物学や進化論的な興味から読んでもその専門性は高く、知的欲求をある程度満たしてくれる内容である。
少なくとも前半は…。

ミトコンドリア自身が生命の起源の太古から現代まで絶えることなく意志を継続し続け、ついには人間という最終進化生物に反乱を起こすという荒唐無稽な発想は、単にSF的な超フイクションとして読めば許せる内容だし、物語の構成そのものもよく出来ていると思うし、なにせ現役薬学博士が在学中に書いた力作である。その専門的な内容の充実度は見事である。

しかし、後半から結末まではいかんなぁ。
ミトコンドリアが「彼女」として内に潜んで画策しているうちはよかったが、巨大化して姿を現したあたりから一気に漫画チックに落ちてしまう。

そもそも作者は、本当にこの物語をホラー小説として描きたかったのであろうか?

ホラー小説大賞なるものを受賞したことは大いなる勲章であり、その後の作者の作家的位置を形造るためには重要だったのかもしれないが、このテーマをホラー小説のようなジャンルでなく、高度な正統派SF小説に仕立て上げることが出来たら、世界にも通ずる名作に仕上がったように思う。

そういう意味では非常に残念である。
とにかく背景にある専門的知識とテーマの発想自体が素晴らしかっただけに…。

ちなみに、映画化された同名の作品のほうも読後すぐに観てみたが、こちらはまったく残念の極み的な出来。
原作を読んでなければそもそものテーマが何であったかは映画だけでは理解できないであろうし、原作を読んだ人ならば誰しもが落胆すること請け合いの裏切り映画化。(葉月里緒奈の美しさだけが救い?)

これだけの発想から生まれた作品ゆえ、小説の方にはとにかく★4つくらいは付けておきたいと思う。
パラサイト・イヴ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: パラサイト・イヴ (新潮文庫)より
4101214344
No.165
(4pt)

ホラー小説などに括れなければ良かったのに…。

読むことにした動機は、日本人のルーツについての興味から知った「ミトコンドリア・イヴ」というワードから。

純粋に生物学や進化論的な興味から読んでもその専門性は高く、知的欲求をある程度満たしてくれる内容である。
少なくとも前半は…。

ミトコンドリア自身が生命の起源の太古から現代まで絶えることなく意志を継続し続け、ついには人間という最終進化生物に反乱を起こすという荒唐無稽な発想は、単にSF的な超フイクションとして読めば許せる内容だし、物語の構成そのものもよく出来ていると思うし、なにせ現役薬学博士が在学中に書いた力作である。その専門的な内容の充実度は見事である。

しかし、後半から結末まではいかんなぁ。
ミトコンドリアが「彼女」として内に潜んで画策しているうちはよかったが、巨大化して姿を現したあたりから一気に漫画チックに落ちてしまう。

そもそも作者は、本当にこの物語をホラー小説として描きたかったのであろうか?

ホラー小説大賞なるものを受賞したことは大いなる勲章であり、その後の作者の作家的位置を形造るためには重要だったのかもしれないが、このテーマをホラー小説のようなジャンルでなく、高度な正統派SF小説に仕立て上げることが出来たら、世界にも通ずる名作に仕上がったように思う。

そういう意味では非常に残念である。
とにかく背景にある専門的知識とテーマの発想自体が素晴らしかっただけに…。

ちなみに、映画化された同名の作品のほうも読後すぐに観てみたが、こちらはまったく残念の極み的な出来。
原作を読んでなければそもそものテーマが何であったかは映画だけでは理解できないであろうし、原作を読んだ人ならば誰しもが落胆すること請け合いの裏切り映画化。(葉月里緒奈の美しさだけが救い?)

これだけの発想から生まれた作品ゆえ、小説の方にはとにかく★4つくらいは付けておきたいと思う。
パラサイト・イヴ (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: パラサイト・イヴ (角川ホラー文庫)より
4043405014
No.164
(4pt)

ホラー小説などに括れなければ良かったのに…。

読むことにした動機は、日本人のルーツについての興味から知った「ミトコンドリア・イヴ」というワードから。

純粋に生物学や進化論的な興味から読んでもその専門性は高く、知的欲求をある程度満たしてくれる内容である。
少なくとも前半は…。

ミトコンドリア自身が生命の起源の太古から現代まで絶えることなく意志を継続し続け、ついには人間という最終進化生物に反乱を起こすという荒唐無稽な発想は、単にSF的な超フイクションとして読めば許せる内容だし、物語の構成そのものもよく出来ていると思うし、なにせ現役薬学博士が在学中に書いた力作である。その専門的な内容の充実度は見事である。

しかし、後半から結末まではいかんなぁ。
ミトコンドリアが「彼女」として内に潜んで画策しているうちはよかったが、巨大化して姿を現したあたりから一気に漫画チックに落ちてしまう。

そもそも作者は、本当にこの物語をホラー小説として描きたかったのであろうか?

ホラー小説大賞なるものを受賞したことは大いなる勲章であり、その後の作者の作家的位置を形造るためには重要だったのかもしれないが、このテーマをホラー小説のようなジャンルでなく、高度な正統派SF小説に仕立て上げることが出来たら、世界にも通ずる名作に仕上がったように思う。

そういう意味では非常に残念である。
とにかく背景にある専門的知識とテーマの発想自体が素晴らしかっただけに…。

ちなみに、映画化された同名の作品のほうも読後すぐに観てみたが、こちらはまったく残念の極み的な出来。
原作を読んでなければそもそものテーマが何であったかは映画だけでは理解できないであろうし、原作を読んだ人ならば誰しもが落胆すること請け合いの裏切り映画化。(葉月里緒奈の美しさだけが救い?)

これだけの発想から生まれた作品ゆえ、小説の方にはとにかく★4つくらいは付けておきたいと思う。
パラサイト・イヴ Amazon書評・レビュー: パラサイト・イヴより
4048728628
No.163
(4pt)

怖くなかった・・・

涼しくなりたくて読んだのだが、あまり怖くなかった・・・。

これが著者のデビュー作だからだろうか、物語の畳み方が雑な感じがした。

読者が待ちに待ったイヴの出現のあと、物語から急速に
リアリティー(もしくはリアルっぽさ)が失われ、ファンタジーっぽくなっていく。
イヴの10億年の忍耐とはなんだったのか、もしくは聖美を操り始めてからの数年の
慎重で精緻な戦略はなんだったのかと読者が呆然としてしまうほど、イヴの最後はあっけない。
あれほど強く賢い生命体が、悪手を立て続けに打った挙句、自滅してしまうなんて
ちょっと納得いかない。
著者にしても、イヴにしてもツメの戦略が甘すぎる。

でもミトコンドリアの薀蓄や、年端の行かない少女の心理描写など出色の出来だなと
思える部分もあり、終盤までは一気に引き込まれたので星は4つ。
パラサイト・イヴ (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: パラサイト・イヴ (角川ホラー文庫)より
4043405014
No.162
(4pt)

怖くなかった・・・

涼しくなりたくて読んだのだが、あまり怖くなかった・・・。

これが著者のデビュー作だからだろうか、物語の畳み方が雑な感じがした。

読者が待ちに待ったイヴの出現のあと、物語から急速に
リアリティー(もしくはリアルっぽさ)が失われ、ファンタジーっぽくなっていく。
イヴの10億年の忍耐とはなんだったのか、もしくは聖美を操り始めてからの数年の
慎重で精緻な戦略はなんだったのかと読者が呆然としてしまうほど、イヴの最後はあっけない。
あれほど強く賢い生命体が、悪手を立て続けに打った挙句、自滅してしまうなんて
ちょっと納得いかない。
著者にしても、イヴにしてもツメの戦略が甘すぎる。

でもミトコンドリアの薀蓄や、年端の行かない少女の心理描写など出色の出来だなと
思える部分もあり、終盤までは一気に引き込まれたので星は4つ。
パラサイト・イヴ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: パラサイト・イヴ (新潮文庫)より
4101214344
No.161
(4pt)

怖くなかった・・・

涼しくなりたくて読んだのだが、あまり怖くなかった・・・。

これが著者のデビュー作だからだろうか、物語の畳み方が雑な感じがした。

読者が待ちに待ったイヴの出現のあと、物語から急速に
リアリティー(もしくはリアルっぽさ)が失われ、ファンタジーっぽくなっていく。
イヴの10億年の忍耐とはなんだったのか、もしくは聖美を操り始めてからの数年の
慎重で精緻な戦略はなんだったのかと読者が呆然としてしまうほど、イヴの最後はあっけない。
あれほど強く賢い生命体が、悪手を立て続けに打った挙句、自滅してしまうなんて
ちょっと納得いかない。
著者にしても、イヴにしてもツメの戦略が甘すぎる。

でもミトコンドリアの薀蓄や、年端の行かない少女の心理描写など出色の出来だなと
思える部分もあり、終盤までは一気に引き込まれたので星は4つ。
パラサイト・イヴ Amazon書評・レビュー: パラサイト・イヴより
4048728628
No.160
(3pt)

専門性は高いが、ホラーとしてはもう一つ

あまりにも有名なタイトルですがゲームの印象が強く、つい最近まで原作があったとは知りませんでした。ホラー大賞受賞作でもあるとのことで手に取りました。
一言で言えばミトコンドリアの反乱を描いた作品。こう書くとミトコンドリア?(笑)となりそうですが、人体におけるミトコンドリアの役割については作中でじっくり解説してくれるのでその方面に疎い方でも問題ないでしょう。心霊系の話ではありませんが、SF色が強いです。そして人類誕生以前まで話は遡るのでけっこう壮大な内容でした。
進行は非常にゆっくり。ところどころ奇怪な現象は起こるものの、物語が本格的に動き出すのは全体の2/3を過ぎてから。それまで延々と登場人物紹介みたいなものが続きます。終盤は引き込まれてどんどん読めますが序盤・中盤は正直めちゃくちゃ退屈です。関連する知識はすべて書かないと気の済まない作家なのか、移植手術や細胞に関してのあれこれなど小説として省いても問題ない部分まできっちり書くので読んでいてやや疲れる。それを踏まえて読むことをお勧めします。
著者は学者の方ということで、それも頷ける専門性の高い文章を書かれます。かといって読みにくいということもなく正直好きな文体なのですが、これは実用書ではなく小説なのだから省略するところは省略してテンポよくしてくれれば☆4相当でした。ストーリーは大味で決着のつけ方もなるほどと思わせられる分そこが本当に惜しかったです。少し暗雲を残す終わり方はこれぞホラーという感じで好き。総括して☆3かな。
パラサイト・イヴ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: パラサイト・イヴ (新潮文庫)より
4101214344
No.159
(3pt)

専門性は高いが、ホラーとしてはもう一つ

あまりにも有名なタイトルですがゲームの印象が強く、つい最近まで原作があったとは知りませんでした。ホラー大賞受賞作でもあるとのことで手に取りました。
一言で言えばミトコンドリアの反乱を描いた作品。こう書くとミトコンドリア?(笑)となりそうですが、人体におけるミトコンドリアの役割については作中でじっくり解説してくれるのでその方面に疎い方でも問題ないでしょう。心霊系の話ではありませんが、SF色が強いです。そして人類誕生以前まで話は遡るのでけっこう壮大な内容でした。
進行は非常にゆっくり。ところどころ奇怪な現象は起こるものの、物語が本格的に動き出すのは全体の2/3を過ぎてから。それまで延々と登場人物紹介みたいなものが続きます。終盤は引き込まれてどんどん読めますが序盤・中盤は正直めちゃくちゃ退屈です。関連する知識はすべて書かないと気の済まない作家なのか、移植手術や細胞に関してのあれこれなど小説として省いても問題ない部分まできっちり書くので読んでいてやや疲れる。それを踏まえて読むことをお勧めします。
著者は学者の方ということで、それも頷ける専門性の高い文章を書かれます。かといって読みにくいということもなく正直好きな文体なのですが、これは実用書ではなく小説なのだから省略するところは省略してテンポよくしてくれれば☆4相当でした。ストーリーは大味で決着のつけ方もなるほどと思わせられる分そこが本当に惜しかったです。少し暗雲を残す終わり方はこれぞホラーという感じで好き。総括して☆3かな。
パラサイト・イヴ (角川ホラー文庫) Amazon書評・レビュー: パラサイト・イヴ (角川ホラー文庫)より
4043405014
No.158
(3pt)

専門性は高いが、ホラーとしてはもう一つ

あまりにも有名なタイトルですがゲームの印象が強く、つい最近まで原作があったとは知りませんでした。ホラー大賞受賞作でもあるとのことで手に取りました。
一言で言えばミトコンドリアの反乱を描いた作品。こう書くとミトコンドリア?(笑)となりそうですが、人体におけるミトコンドリアの役割については作中でじっくり解説してくれるのでその方面に疎い方でも問題ないでしょう。心霊系の話ではありませんが、SF色が強いです。そして人類誕生以前まで話は遡るのでけっこう壮大な内容でした。
進行は非常にゆっくり。ところどころ奇怪な現象は起こるものの、物語が本格的に動き出すのは全体の2/3を過ぎてから。それまで延々と登場人物紹介みたいなものが続きます。終盤は引き込まれてどんどん読めますが序盤・中盤は正直めちゃくちゃ退屈です。関連する知識はすべて書かないと気の済まない作家なのか、移植手術や細胞に関してのあれこれなど小説として省いても問題ない部分まできっちり書くので読んでいてやや疲れる。それを踏まえて読むことをお勧めします。
著者は学者の方ということで、それも頷ける専門性の高い文章を書かれます。かといって読みにくいということもなく正直好きな文体なのですが、これは実用書ではなく小説なのだから省略するところは省略してテンポよくしてくれれば☆4相当でした。ストーリーは大味で決着のつけ方もなるほどと思わせられる分そこが本当に惜しかったです。少し暗雲を残す終わり方はこれぞホラーという感じで好き。総括して☆3かな。
パラサイト・イヴ Amazon書評・レビュー: パラサイト・イヴより
4048728628
No.157
(3pt)

後半の展開が馴染めなかった

瀬名秀明氏の小説は初めて読みました。何人かの方も言及されていますが、ミトコンドリアが正体を現し始めたところから、展開が突飛すぎて感情移入できなくなったの残念です。
私は薬学科ではなく、かつ大学院にも進学しませんでしたが、学科は生物化学でしたので、In situ hybridization などの基本的な実験は行ったことがあり、小説に出てくる実験プロトコルや器具の名前には馴染みがあり、懐かしく感じました。
ミトコンドリアに関しての科学的説明は純粋に面白く、小説中の聖美と同じように楽しめました。小説のテーマとしては非常に興味深いと思います。
類似作品として、鈴木光司氏のリングシリーズ(「らせん」で遺伝暗号が出てきます)が思い浮かびました。私としてはリングシリーズの方が好みですが。他の方のレビューで言及されている「天使の囀り」も読んでみようと思います。
パラサイト・イヴ Amazon書評・レビュー: パラサイト・イヴより
4048728628
No.156
(3pt)

後半の展開が馴染めなかった

瀬名秀明氏の小説は初めて読みました。何人かの方も言及されていますが、ミトコンドリアが正体を現し始めたところから、展開が突飛すぎて感情移入できなくなったの残念です。
私は薬学科ではなく、かつ大学院にも進学しませんでしたが、学科は生物化学でしたので、In situ hybridization などの基本的な実験は行ったことがあり、小説に出てくる実験プロトコルや器具の名前には馴染みがあり、懐かしく感じました。
ミトコンドリアに関しての科学的説明は純粋に面白く、小説中の聖美と同じように楽しめました。小説のテーマとしては非常に興味深いと思います。
類似作品として、鈴木光司氏のリングシリーズ(「らせん」で遺伝暗号が出てきます)が思い浮かびました。私としてはリングシリーズの方が好みですが。他の方のレビューで言及されている「天使の囀り」も読んでみようと思います。
パラサイト・イヴ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: パラサイト・イヴ (新潮文庫)より
4101214344