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13羽の怒れるフラミンゴ



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【この小説が収録されている参考書籍】
13羽の怒れるフラミンゴ (ハヤカワ・ミステリ文庫)

13羽の怒れるフラミンゴの評価: 4.13/5点 レビュー 8件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.12pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

さらに推理小説らしくなってきました

悪人面した奴が犯人又は被害者、というお約束は守りつつ、今作では、悪人面した犯人候補者を複数揃えることで、より推理小説らしい作品になっている。
相変わらず、最後にバタバタと、どんでん返しを入れているので、序盤・中盤と終盤とでバランスが悪いようにも感じるが、(日本人には馴染みのない)歴史ネタを中心に据えることで、読者の注意を引いている。

前2作より面白い作品ではある。
面白い作品ではあるが、いまいちストーリーに乗りきれない。

まず、原作の問題として、会話が多くて場面描写が少ない。
場面ごとに、今どこにいて誰が一緒にいるのかか、はっきりしない。
2人で会話していると思ったら、横から3人目が口を挟んできて、さらに4人目が・・・となると、読むのに疲れてくる。
登場人物についても、(アイリーン + アマンダ) と (フィービ + フェニマン) が重なって、どっちがどっちか混乱する。

そして、訳文の問題として、直訳しすぎ。
『「○○○。」わたしはいった。「×××。」』式の文章は、英語では主語が全部「I」に固定されるから、誰が話しているかはっきりさせるために、話者の説明が必要だが、日本語では一人称や話し方で書き分けができる。
長い発言で一呼吸置くならともかく、話者の確認まで訳文が付き合う必要はない。
また、「ウェズリーは英国軍陣地にいるはずだが、彼はいるはずのところにいることで有名ではない。」に至っては、直訳というより、ほとんど誤訳だ。
マイケルがマイクルでも、イベントがイヴェントでも構わないが、文の構造まで英語に引きずられては、小説の翻訳にならないと思う。
13羽の怒れるフラミンゴ (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:13羽の怒れるフラミンゴ (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151724532
No.1:
(3pt)

13羽の怒れるフラミンゴ

お馴染の鳥の名前シリーズ鍛冶職人のメグ・ラングスロー登場の第三弾。今回は恋人マイクルの母が初のお目見えです。それも記念祭の鬼実行委員長として。この祭典は植民地時代の再現をするという嗜好なので、今の時代の物は全部、ご法度。PCはもちろんのことながら、メガネもダメとう徹底ぶり。この祭典の中、メグのブースで殺人が発生。今回はメグ自身に殺人の嫌疑がかかり、否応なし探偵の命をあずかることになります。恋人マイクルとの恋の行方も読者の気になるところですが、マイクルの母がかなり強敵になりそうな予感。はたしてメグとマイクルは結ばれるのか・・・・それも今後の楽しみの一つです。
13羽の怒れるフラミンゴ (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:13羽の怒れるフラミンゴ (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
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