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13羽の怒れるフラミンゴ
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13羽の怒れるフラミンゴの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.12pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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毎回それぞれタイプの違う小説となっており、小説として最もまとまっているのは、訳本四冊中、この作が1番かと思います。 1作目の衝撃的な面白さがハードルを上げてしまってますが、 ミステリーとしての要素やストーリーの追い易さは本作がベスト。 鼻につくドタバタ観も少なく、 設定の無理矢理観も程よく、 ただ、作者がIT要素に何かこだわりを持っているらしき傾向を考えると、続作の訳本化が遅れると、持ち味だったはずの「作中、最新IT使ってます」が、スマホ世代には理解不能の「昔の話」になっちゃうんではないかと。 | ||||
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悪人面した奴が犯人又は被害者、というお約束は守りつつ、今作では、悪人面した犯人候補者を複数揃えることで、より推理小説らしい作品になっている。 相変わらず、最後にバタバタと、どんでん返しを入れているので、序盤・中盤と終盤とでバランスが悪いようにも感じるが、(日本人には馴染みのない)歴史ネタを中心に据えることで、読者の注意を引いている。 前2作より面白い作品ではある。 面白い作品ではあるが、いまいちストーリーに乗りきれない。 まず、原作の問題として、会話が多くて場面描写が少ない。 場面ごとに、今どこにいて誰が一緒にいるのかか、はっきりしない。 2人で会話していると思ったら、横から3人目が口を挟んできて、さらに4人目が・・・となると、読むのに疲れてくる。 登場人物についても、(アイリーン + アマンダ) と (フィービ + フェニマン) が重なって、どっちがどっちか混乱する。 そして、訳文の問題として、直訳しすぎ。 『「○○○。」わたしはいった。「×××。」』式の文章は、英語では主語が全部「I」に固定されるから、誰が話しているかはっきりさせるために、話者の説明が必要だが、日本語では一人称や話し方で書き分けができる。 長い発言で一呼吸置くならともかく、話者の確認まで訳文が付き合う必要はない。 また、「ウェズリーは英国軍陣地にいるはずだが、彼はいるはずのところにいることで有名ではない。」に至っては、直訳というより、ほとんど誤訳だ。 マイケルがマイクルでも、イベントがイヴェントでも構わないが、文の構造まで英語に引きずられては、小説の翻訳にならないと思う。 | ||||
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鳥シリーズなのですが、よくも話のタネが尽きないものだとおもいます。 | ||||
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今までで一番面白かったです。そういえばヒロインは鍛冶職人だった…と思いました。設定が面白く、相変わらずさくさく読めて後味の良いミステリ。とにかくこの作者は善人を殺さない。 | ||||
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やっぱり、メグはこうでなくっちゃね・・・。2作目でやや不満だったパワフルさが、見事に復活。それもそれ、ここまで徹底して無理難題を押し付けられ、遠い遠い親戚の記者にはつきまとわれ、事件を担当した新入りの保安官に軽くあしらわれ・・・では、メグのパワーも爆発するはず。前作、全然作ではひたすらクールに徹していたメグも、ところどころで怒りを表に出すシーンが。それもますます好感が持てる一因になったかも。ストーリーの背景となる時代考証も凝っていて、思い浮かべるとそのなんと壮観なことか!それにしても1作目といい、作者は結構仮装好きだったりして。 | ||||
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お馴染の鳥の名前シリーズ鍛冶職人のメグ・ラングスロー登場の第三弾。今回は恋人マイクルの母が初のお目見えです。それも記念祭の鬼実行委員長として。この祭典は植民地時代の再現をするという嗜好なので、今の時代の物は全部、ご法度。PCはもちろんのことながら、メガネもダメとう徹底ぶり。この祭典の中、メグのブースで殺人が発生。今回はメグ自身に殺人の嫌疑がかかり、否応なし探偵の命をあずかることになります。恋人マイクルとの恋の行方も読者の気になるところですが、マイクルの母がかなり強敵になりそうな予感。はたしてメグとマイクルは結ばれるのか・・・・それも今後の楽しみの一つです。 | ||||
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「庭には~」で「なんじゃこりゃ」と笑いまくってはまったドナ=アンドリューズ。2作目の「野鳥の~」は登場人物のお決まりの「なんじゃそりゃ」と思わずにいられない破天荒な言動こそ楽しかったものの、今ひとつ消化不良。このままどんどんつまらなくなってしまうのか、と思っていたら、この本は面白かった。 1、3作目と2作目の違いといえば舞台ですが、ほとんどの住民が変人ホリングワース家の血縁であるヨークタウンはやっぱり無敵ではないでしょうか。今回のバックグラウンドである歴史の再現イヴェントとやらへの常軌を逸した取り組みも、ヨークタウンだからこそ。メグのお父さんやミセス=フェニマンの愛すべき奇人ぶりもヨークタウンファンにはたまりません。 前2冊の既読者は勿論、まだ読んだことがなくても、リリアン=J=ブラウン、マクラウド、J=チャーチル系のコージーミステリがお好みの方は、是非どうぞ。ただ、心置きなく笑うにはやっぱりシリーズ第1作から手にとられることをお勧めします。 | ||||
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メグのホームタウンにて、開かれた工芸フェア。今年の企画は凝りに凝って、テーマはアメリカ開拓時代。時代考証に沿った華やかなコスチュームプレイが繰り広げられる。コンピュータや腕時計はご法度、時を告げるのはなんと...。波乱万丈、(読者にとっては)抱腹絶倒のフェアの中、参加者メグが持ち込んだのは、超モダンなピンクのフラミンゴ。このフラミンゴが事件に火をつけた?ミステリィとしても楽しめる上、開拓時代の雰囲気があるため映画を見た気分にもなれる一作です。わたしはこれが一番笑えました。メグの父、弟、彼、おなじみのメグファミリィが勢揃いし大活躍する中、今まで脇役の脇に甘んじていた方が今回パワフルに活躍します。これだけでも一読の価値あり。 | ||||
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