野鳥の会、死体の怪
- コージー・ミステリ (155)
- メグ・ラングスローシリーズ (4)
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どこが推理小説なのか理解に苦しむ所のあった前作に比べ、今作では推理小説らしい形になっている。 それが面白いかどうかは別にして。 「コージー・ミステリー」というジャンルはこの作者が初めてなので、どこまでがこの種の作品の特徴なのかは知らない。 しかし、いくらなんでも、主人公がずっと出突っ張りで、あちこち引っ張りまわされては、画面が固定されて飽きてくる。 途中から船越英一郎と渡辺えりの2時間ドラマとして読んでいた。 父にかかった容疑を晴らすために島中を歩きまわる主人公であったはずが、疑われている父自身がそれを苦にするでもなく、周囲から罵声が飛んで来るわけでもなく、「行方不明→主人公と再会→寝に帰る」では、何のために捜査をしているのか、目的がわからなくなる。 前作ではいろいろとエキセントリックだった母も、今作では、主人公を精神的に追い詰めるだけのヒステリー婆さんになってしまった。 作者は、毎年のようにこのシリーズを出版しているが、邦訳されたのは、最初の4冊のみのようである。 原作に高評価のレビューが大量にあるのに比べ、日本語版の人気のなさは、訳文に問題があると思う。 | ||||
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「庭に孔雀 裏には死体」が面白かったので、購入。 気分よく楽しもうと読み始めたのに、苦々しい気持ちになってしまった。 ギャグは滑るし、ドタバタも空回り。推理ものとしてはどうってことない作品なので、うりのコメディが不調だと、ほとんど読むに堪えない。 前作では楽しめたとっぴな登場人物たちが、この作品では不快に感じられる。この辺はセンスとさじ加減の問題で、作者の人格と力量が問われるところだろう。 | ||||
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前作に続き、悪意の無いミステリでちゃんと楽しめました。 ツノメドリを初めとする鳥話がもうやたらめったら出てきて、作者自体がバードウォッチャーを人だと思ってないんじゃないかってくらいバードウォッチャーたちがさんざんな書かれよう。 登場人物は多いのだけれど結局面白いのは主人公メグの身内の話。彼ら身内パワーに匹敵する脇役が欲しいところ。 メグが、スパイク(犬)が波にのまれてしまったと思って涙ぐむところとか、見つかったら見つかったで別にしらっとしてるとことか、大爆笑じゃないじわじわユーモアにじわじわロマンスがこのシリーズの味だと思います。トリック自体もじわじわだし@ | ||||
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前作にして第1作目、『庭に死体、裏には孔雀』から比べると多少パワーダウンか・・・。 読み始め3分の1ほどまではそんな観が拭えず、 ページをめくるにもさほど熱がこもらなかったものの、 いざ事件が起こってみればこっちのもの。(?) 後半は一気に読みきってしまった。 しかし、甘い時間と静けさを求めに出向いた島で待ち受けていたのは、 いたるところに出没するバードウォッチャー、 いるはずのない家族たちとハリケーン、さらには殺人まで・・・ と、状況こそ悲惨さを極めているものの、 今回はそれほど無理な注文をこなすことにはならなかった主人公メグ。 彼女のパワーは、こなさなければならないことが 無理であればあるほど発揮されるものなのでは・・・と思ってしまうのは私だけだろうか。 | ||||
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